注意:ネタバレ
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第7話:「ヴォレス・メイア」レビュー
これは酷すぎる。
待望のエルフの赤ちゃん。
希望にあふれるエルフたち。
その希望を断ち切る凄惨な出来事。
喜びから一気に絶望に叩き落とされる残酷さ。
まさか赤ん坊が襲われるとは想像だにしてなかった。
考えが甘すぎた。
魔法が使えるなら侵入者が来た時のために備えることができなかったのか?
夢であってほしいと思うはず。
でも、これは現実。
少し前まで天使のように微笑んでいた赤ん坊。
変わり果てた血まみれの赤ん坊が目の前に。
やっぱり人間とエルフは平和的に共存することはできないのか?
人間への怒りがフツフツと込み上げてくる。
イエネファーの思惑。
魔力と引き換えにヴォレス・メイアにシリを差し出すこと。
何も知らないシリはゲラルトを心配してシントラへ疾走する。
純粋にゲラルトを心配する気持ち。
父親のようにゲラルトを感じるシリ。
どんな危険からも自分を守ってくれる存在。
そんなシリの気持ちを知って罪悪感が芽生えるイエネファー。
魔力を取り戻すためと自分に必死に言い聞かせるイエネファー。
イエネファーの中で罪悪感が大きくなっいく。
ゲラルトとヤスキエルの再会。
相変わらずのヤスキエル節。
ゲラルトに「消えろ」と言われたことを根に持っている。
困った時のヤスキエル。
イエネファーもゲラルトも結局困ればヤスキエルを頼ることになってしまう。
牢の番人も四六時中、大声で歌いまくられたらたまったもんじゃない。
でも、牢の中でする事ないししょうがない。
詩人で歌う事を生業にしてるから自然に歌が出てしまう。
ゲラルトが来なければ痛い目に遭わされていたに違いない。
それを考えたらいいタイミングでのゲラルトの登場。
脱いだら凄いヤスキエル。
詩人だから細いひ弱な身体を想像してたのに、筋肉質のマッチョ状態。
これは意外。
意外と身体能力高いのかも。
フリンギラの本領発揮。
このままでは将軍にはめられてエルフ共々命を奪われてしまう。
やられる前にやらなければ。
体が麻痺したまま殺される恐怖。
麻痺した身体は一切動かないけど意識ははっきりしていて何が起こっているかは全て把握できている。
意識のない状態で殺されるよりもとんでもない恐怖が襲ってくる。
目に近づいて来るナイフの切っ先。
それが目の中に入ってくる感覚もハッキリわかっている。
動きたくても一ミリたりとも動く事ができない。
想像しただけでも怖すぎる。
さすがのカヒルも怖かったに違いない。
次は自分の番かと冷や冷やしたに違いない。
でも、フリンギラもそこまでバカじゃなかった。
この状況を弁護する証人が必要。
自分の事をエルヒム皇帝に口添えする者が必要。
その役割を与えられたカヒル。
心臓止まりそうになってたはず。
なんとか命拾いした。
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