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【海外ドラマ】フォールアウト【AmzaonPrime】シーズン1第7話「ラジオ」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

第7話「ラジオ」レビュー・感想(ネタバレ

踏みつぶされた足を引きずり博士の頭を届けるためにブラザーフッドとの合流地点を目指すサティアス。足はペチャンコになり指は千切れかかった状態。放っておいていいはずない。自分ではどうする事も出来ないからひたすら合流地点を目指すしかない。偶然なのか必然なのか得体の知れない医者との出会い。こんな医者なんか信用したくないが頼れるものは怪しい医者のみ。外科的処置を始めるのかと思えば汚れた小瓶に入った怪しい薬を調合し始めた。誰がどうみても安全には見えない薬。まともな考えを持っていたら飲んだら死ぬかもという考えが頭をよぎる。交換条件はマキシマスを止めるためにパワーアーマーから抜き取ったフージョンコア。これ以上の取引条件はないでしょう。これがあれば街の電力を永遠に動かし続けることもできるはず。これで殺されたら割りに合わなすぎるがサティアスが交換できるものはこれぐらいしかなかったらしょうがない。医者に言われるままに薬を飲んだサティアス。絶対に死ぬか苦しみでのたうち回ると思っていました。見事に予想は裏切られた。怪しいお医者さん疑ってごめんなさい。みるみるサティアスの変形した足が元通りになっていく。信じられない思いのサティアス。イチかバチかの賭けに勝ったサティアス。しかし、医者の言葉がひっかかる。もう、放射線が高いのも関係ない。どういう意味ですか?おっしゃってる意味がわかりません。でも、気づくべきでした。なんで、足が元通りに治ったのか。サティアス自身の細胞が変化。人間であったものが人間でないものへの変異。首に矢が刺さっても死なない人間なんているはずがない。首に矢が刺さって死なないならその答えはひとつ。それは人間ではないから。怪しい薬を飲んでグールになってしまったサティアス。もう、ブラザーフッドには戻れない。ブラザーフッドにばれたら確実に処分される運命。博士の頭を渡して栄誉を受けようなんて思っている場合でなくなってしまったサティアス。博士の頭をマキシマスに渡して一目散に逃走。

12階に行くなと言われたのに我慢できなくなって行ってしまったルーシー。そんなに簡単に入ることができるのも問題です。居住者に見つかってしまい拘束されたルーシー。冥途の土産なのか親切にも12階の人体実験の真相を教えてくれる監督官たち。どうやら各地のヴォルトでは何らかの実験が秘密裏に行われているよう。当然秘密裏なのでルーシーは実験のことなんか知るはずがない。湖にいたルーシーを食おうとしていた不気味な生物もヴォルト4での実験の産物。一つ目監督官の大叔父なんだとか。居住者たちが気づいて人体実験をやめさせた事実。12階の生命維持装置の中にいた人たちは人体実験を受けた被害者たち。現在のヴォルト4の住人たちにはなんの罪もなかった。そんな事情も知らず逃げるために住人の一人の顔に硫酸をかけたルーシー。知らなかったからしょうがないのかもしれないが硫酸かけられた当人からしたらそんな簡単な話ではないはず。連行されるルーシー。言い渡された判決は死刑。親切をあだで返した報い。一つ目監督官の手に握られた大きな刀。振り下ろせばルーシーの首が落ちるのは確実。刀を振り下ろしたかのような一つ目監督官。しかし、ルーシーの首はつながったまま。血飛沫も出ないし。痛みも衝撃もない。手に巻き付けられた手錠変わりの皮ひもから小さな振動が伝わってくる。皮ひもに大きな刀の刃を当てて必死に前後させる一つ目監督官。刀が重いので息を切らしながら必死になっている。死刑のはずなのにルーシーが逃げられるようにするって一つ目監督官は何を考えているのか?優しすぎるヴォルト4の居住者たち。この人たちの考えはお花畑状態。死刑=ヴォルト4からの追放。危険が待ち受ける地上への追放がルーシーに言い渡された死刑の意味。地上から来たんですけど。危険なのは承知なんですけど。追放されなくても地上に戻って父を捜すつもりだったんですけど。そんなことは一切考えていないヴォルト4の監督官たち。そんな事情を知らないマキシマスがヴォルト4のフージョンコアを盗んでパワーアーマーを装着して殴り込んで来た。ルーシーの声なんか聞こえるはずがない。助けないとルーシーが殺されると思い込んでいるマキシマス。次々とヴォルト4のセキュリティを力任せに投げまくるマキシマス。落ち着きを取り戻しルーシーから事情を聞いたマキシマス。罪のない人たちに危害を加えてしまった事を申しわけなく後悔するマキシマス。地上に出た後もヴォルト4のことを考える優しいルーシー。フージョンコアが無ければ非常電源だけになり3日ほどしかもちません。ぬるま湯につかっていたヴォルト4の人たちが地上に出て生きていけるかは疑問です。恩を恩で返すにはフージョンコアは持ち去るべきではない。パワーアーマーはあった方がいいに越したことはないですけどヴォルト4の居住者たちを見捨てることはできません。パワーアーマーをあきらめフージョンコアをヴォルト4に返すルーシー。盗んだものを返しただけなので当然のことやね。

会合に参加したクーパー。理想ばかり並べたてられても共感はできません。リーダーの女性は妻との知り合い。そんなことを聞かされては何も聞かずに去るわけにはいかない。彼女の会社はヴォルトテック社に買収された。エネルギー革命を起こすかもしれない低温核融合の技術。実用化されたら燃料補給をする事なく半永久的にエネルギーを産生し続ける。世界の戦争の主な原因は資源の奪い合い。資源にはエネルギーの元になる石油の存在が大きい。実用化されたら世界から戦争がなくなる画期的な技術。夢の完全平和な世界が待っている。しかし、世界が平和になる事を良く思わない連中も存在する。そのひとつがヴォルトテック社。世界から戦争がなくなってしまえば建設中のヴォルトも無用の長物。ハリウッドスターのクーパーを起用してまでコマーシャルしてるのに採算とれなくなってしまう。倒産するかもしれない非常事態。画期的な技術を世間から抹殺するために買収したのかもしれない。一向に製品化されないことに疑問を感じた女性。モルディバーに似た女性。クーパーに妻を盗聴する事を依頼する。気乗りしないクーパー。しかし、女性は妻の裏の顔を知っていると意味深発言。ヴォルトには愛犬を連れて行く事はできない。クーパーが納得できない事実。一度は捨てた盗聴器をゴミの中から拾い出すクーパー。盗聴することで知ることになるであろう妻の裏の顔。知らなかった方が良かったのかもしれない。知っておいて良かったのかもしれない。どうなるのかはわからない。取り越し苦労なのかショックなのか?なんとなくではあるが悪い予感しかしない印象。

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