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【海外ドラマ】アメリカン・ホラー・ストーリー: ホテル(シーズン5) 第7話「銀幕の影」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用
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第7話「銀幕の影」感想・レビュー(ネタバレ)

やることなすこと裏目に出るジョン。十戒殺人の重要参考人。それは少女の姿をしたレン。ジョンの勘違い。見た目だけで判断してはいけない。姿は少女だが伯爵夫人から血を分けられたヴァンパイア。実際の年齢と見た目は違う。誰かにそそのかされたわけではない。自分の意志で殺人のお手伝い。そう言ってるのにしつこく信じてくれないジョン。受け入れられないのかジョンの頭の中ではレンがそそのかされたと思いこんでいる。実行犯の正体を知っているレン。教える代わりに連れ出す事が条件。そんな条件飲めるはずがない。警官のジョンにそんなことができるはずがない。そんなことをすれば復帰は絶望的。ただでさえ崖っぷちなのに復帰どころが刑務所行きになってしまう。そんな考えは微塵もなかったジョン。事件を解決するためには自分のことはどうでもいい様子。レンを外に連れ出したジョン。真犯人はレンの家にいるらしい。父親はとっくに死んでいる。今の家は因縁のホテルコルテス。レンはジョンに好意を持っている様子。ジョンをホテルコルテスに連れて行くのは危険を伴う。ジョンを危険にさらしたくないレン。突然、ジョンに別れを言って車道に飛び出した。タイミングを図っていたのか図っていなかったのか。猛スピードのトラックがレンを跳ね飛ばす。真相に近づく手立てを失い呆然とするジョン。こんなことなら連れ出さなければよかった。今更考えても後の祭り。

伯爵夫人に流れるヴァンパイアの血の系譜。さかのぼっていけば吸血鬼ノスフェラトゥ。物語の舞台になった地を訪れたひとりの男。そこで出会ったヴァンパイア一族。それは醜悪な映画の吸血鬼とは似ても似つかぬ存在。美しい人間の男女の姿。その血液には未知のウィルスが混入していた。彼らの血液をもらいヴァンパイアになった男。その血を継がせるものを物色していた。それは当時のハリウッドスター。ヴァンパイアになれば永遠に老いることはない。不老不死の体を手に入れることができる。ハリウッドスターにはうってつけ。永遠に若さと美しさを維持することが可能となる。夫婦でヴァンパイアとなったハリウッドスター。彼らが目を付けたのがお気に入りの伯爵夫人。伯爵夫人は彼らから血をもらいヴァンパイアになっていた。伯爵夫人がヴァンパイアになる前、ハリウッドスターは死んだと報道されていた。そんな報道に絶望し死を選ぼうとした伯爵夫人を救ったホテルコルテスのオーナーであるマーチ。伯爵夫人はその後マーチと結婚をしていた。死んでなかったハリウッドスター。彼の墓の前で再開する伯爵夫人とハリウッドスター夫婦。真相を知らされてハリウッドスター夫婦への愛情が蘇る伯爵夫人。そんな妻が気に入らないマーチ。残忍なマーチは妻に内緒でハリウッドスター夫婦を生き地獄に送ることを計画した。彼らがヴァンパイアで不死である事を承知のことであったのか?ホテルコルテスの部屋に彼らを連れて行き、その一角を鉄の壁で閉じて監禁してしまった。幽霊のマーチから真実を告げられショックを受ける伯爵夫人。新しいオーナーによる工事のために壊された鉄の壁。真っ暗な通路を進む作業員に襲い掛かる干からびたヴァンパイアの男女。その男女こそマーチによって閉じ込められたハリウッドスター夫婦だった。血を飲めなくても死ぬことのないヴァンパイア。地獄の渇きが絶え間なく襲ってくる。体は醜く干からびていく。ホテルの客を次々に襲い渇きを癒していく。渇きが癒えるにつれて干からびた体も元の美しい体に戻っていった。

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