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【海外ドラマ】アメリカン・ホラー・ストーリー: ホテル(シーズン5) 第8話「十戒殺人」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用
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第8話「十戒殺人」感想・レビュー(ネタバレ)

全てを思い出したジョン。始まりは5年前の夜。凄惨な殺人事件の現場。そのおぞましい記憶を消すために酒に頼った夜。偶然入ったホテルコルテスのバー。それが全ての始まりだった。酒に頼るからこんな事になった典型。酒に頼らなければホールデンは今も元気に家にいたのかもしれない。マーチのやりかけの仕事をやり遂げるために白羽の矢が立ったジョン。知らない人たちを信じて一緒に飲んだのが悪夢の始まり。そんな簡単に人を信じてはいけません。いかにも怪しい人たちなのに信じてしまったジョン。2日間もマーチと意気投合して語り合う親密ぶり。ジョンを取り込むために仕組まれたホールデンの誘拐。すべてはマーチがジョンを手に入れるための計画。身近にいた十戒殺人の真犯人。それはジョン自身だった。捜査をしている主任捜査官が真犯人。捕まるはずがありません。自分自身を追っていたジョン。正気の時には殺人を犯した記憶はごっそり抜け落ちている。

かわいそうな相棒。いつもジョンのことを心配してくれていたのに。ジョンのことを心配してかばってくれていた相棒。ジョンが自分が犯人だと告白しても信じられない様子の相棒。どこまでもジョンを信じてくれていた相棒なのに。レンを逃がした事も見逃してくれるとまでいってくれていた相棒。ジョンの奥さんも夫のことを心配して相棒に相談をしていた。ジョンのスイッチが入る瞬間。自分の事は棚に上げて妻が相棒と浮気をしていると思い込んでしまったジョン。「汝姦淫するなかれ」。聖書の十戒のひとつが頭に浮かぶ。やらなければならない。使命を果たさなければならない。いつの間にか手に持ったナイフを相棒の腹に突き立てるジョン。あんなにジョンのことを思ってくれていた相棒に執拗にナイフを突き立てるジョン。気の毒な相棒。頭のおかしい奴に友情は通じない。おかしくなってしまったら助けようなんてしない方がいい。自分を守るために適当に距離をとる方がいいのかもしれない。

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