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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《カルト》シーズン7第4話「11月9日」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用/©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

第4話「11月9日」感想・レビュー(ネタバレ

カイの不思議な魅力。みんなカイに従ってしまう。誰もが心の奥底に押し込んでいる闇。それを言葉巧みに解放させる。高圧的なハリソンの上司。クビになるわけにいかないからしょうがなく従っている。清掃員がいるのに掃除を命令する上司。明らかな自分への嫌がらせであるのもわかっている。反論してもクビをちらつかせて従わせようとする上司。しょうがないからと諦めていた日々。そんな心の隙間にカイが入り込んできた。我慢することはない。自分の心の声を聞け。なぜかみんなカイの言葉で一線を越えてしまう不思議。それほどカイは人を操る能力に長けていた。メドーが帰宅したら夫は死体の処理。血まみれになってバスルームで死体の解体中。もう何を見ても驚かない。これ以上落ちるところはないだろう。全財産をつぎ込んだ家は抵当に入り追い出された。この先希望も何もない。

投票所へカイが連れてきた手のない男。今しがた切断した腕から血が滴っている。怪我をしている意味不明。病院へ行かずに投票所へ直行。その謎が解けました。始まりは投票所前日のいざこざ。ウィンターもそこまでするつもりはなかったに違いない。懲らしめるのが目的。24時間たったら警察に通報して解放させて終わりとする計画。そこにカイが入り込んできた。拉致した男は熱狂的なトランプ支持者。投票させないわけにはいきません。普通に助けて投票させるだけでは面白くない。この男の本気度を見せてもらいましょう。腕とトランプへの一票、どっちを選びます。歴史的な勝利に立ち会った一人になるのか、それをあきらめて明日負け犬のように悔やんで家に帰るのか?どちらを選ぶのも自分の勝手。カイは選択肢を用意しただけ。男の心の闇が開く。手がなくなっても構わない。歴史的なトランプ勝利に参加しなければならない。投票をあきらめたら一生負け犬として悔やむ人生が待っている。覚悟を決めて腕にのこぎりを当て前後させる男。血しぶきが噴き出してくる。正直あなたの1票がなくても当選していたトランプ大統領。左手の無いあなたの姿を見てもトランプはなんとも思わないと思いますが。

どこにでもある色仕掛け。体を使って出世街道まっしぐら。テレビの世界であるんですね。テレビの世界だからこそあるんかな?実力あっても若くて美人でないと出世が遠のいていく。そんな世界は間違っている。報道姿勢には定評のあるビバリー。真面目過ぎてるのと若くて美人じゃないからスケベ上司からは好かれてない。生中継ではありがちなこと。通行人が邪魔をする。映り込みだけなら大目に見れるが、放送禁止用語の連発はゆるせない。放送を中断せざるを得ないことになる。たまりたまったビバリーの怒り爆発。放送禁止用語絶叫の男をマイクで滅多打ち。全国に放送されてしまった暴力行為。ほとぼりが冷めるまでは休まなければなりません。その間に上司への色仕掛けを加速させていた。ビバリーの報道番組の時間短縮。ビバリーは怒りからナイフを刺して上司の車のタイヤをパンクさせてる真っ最中。そこへやってきたカイがアドバイス。注意されるかと思ったビバリーは拍子抜け。ビバリーに心の闇を感じ取ったカイのスカウト。邪魔者の上司のお気に入りのキャスターをピエロ軍団を使って排除する。心の闇を開放して次々と仲間を増やすカイ。目的は世界征服。一歩一歩近づいて行っているのかな?

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