注意:ネタバレです
あらすじ
ギャングのボス、ダミアン。
彼は最近、急激に力をつけ自分の組織を急拡大していた。
敵対勢力の情報をいち早く入手して、刃向かう者を排除していた。
彼が本拠地とするビルに謎の女が侵入する。
高度なセキュリティをくぐり抜ける女。
最後の扉を開けようとするがパスワードが変更されていた。
直前にパスワードが変更されていた。
まるで彼女が侵入することが事前に分かっていたように。
警備の屈強な男達が駆けつけ銃を向ける。
彼女は華麗な体術で全員を倒しビルを脱出した
彼女の名前はジーナ。
牙狼<GARO>-VANISHING LINE公式サイトから引用
©「VANISHING LINE」雨宮慶太/東北新社
魔戒法師である。
このミッションは、一人では無理だと悟ったジーナ。
彼女は知り合いの魔戒騎士ソードに助っ人を頼むことにした。
ジーナが侵入しようとしていたビルの最上階の一室。
そこには、一台の古いパソコンが置かれていた
一人の男が、その部屋に連れて来られる。
勝手に電源が入るパソコン。
画面に文字が出る。
「ハラガヘッタ」
男は意味が分からない。
突然、辺りからコードが伸びて来て、男の体を貫いた。
パソコンはホラーだった。
ネットを介してあらゆる情報を得ていた。
ダミアンは、その情報を利用して、のし上がっていたのだ。
彼は、情報を得た見返りとして生きた人間をエサとして与えていた。
ジーナは、そのホラーを討伐するために最上階に侵入しようとしていたのだ。
感想
魔戒法師ジーナ、いいね。
ルパン三世の峰不二子をイメージしたんかな?
なんか感じが似てるわ。
魔戒法師のわりには、魔導筆使っての魔法が全然なかったやん。
どっちかと言うたら、格闘術でボコボコにしてるやん。
ビルに潜入するのもハイテクグッズを使ってた
この人、ほんまに魔戒法師なん?
持ってる道具も魔戒法師の持ってるような魔力を帯びた物と違うやん。
最先端のハイテクな機械みたいやったし。
見た目は、ものスッゴイええ女やけど、中身はものスッゴイ男やね。
乗ってる車もカッコええやん。
逆に目立ちすぎてしまうけどね。
運転も荒いみたい。
助手席に乗ってるソードが、大きい体を縮こまして怖がってたわ。
普段は単独で行動してるんやね。
一人では無理なミッションがあったらソードに手伝ってもらってるんや。
それにしても、ちゃっかりしてるね。
手伝ってもらっておいて最後にバーのツケをソードに払わせとるやん。
恩を仇で返すタイプか?
こんなタイプの女とはお近づきにはなりたくないわ。
でも、見た目がええから男は寄って来るんやろうね。
今回は、パソコンにホラーが憑りついたんや。
人間だけと違って、物にも憑りつくんやね。
パソコンもブラウン管モニターの旧式タイプ
なんか因縁があるからホラー化したんかな?
物も古くなると霊がつくとか言うからね。
これは、ネットを介して情報を集めてたんやね
今や、ネットはどこでも繋がってるから情報を得るには欠かせんもんやから。
この情報を元にダミアンはのし上がったんや。
ギャングの世界も情報は大事。
それをいち早くつかんだ者が勝つことが出来る
ギャングの世界もビジネスの世界も、この辺は一緒やね。
でも、やっぱりホラーやね。
タダでは情報はくれへんのやね。
生贄が必要なんや。
ホラーの事を知ってたら、こんなん常識やから取引なんかせえへんよ。
ダミアンは、ホラーの怖さや狡猾さを知らんのやね。
ダミアンはギャング。
生贄なんか、なんぼでも手に入る。
人が死ぬ事に抵抗もない。
ホラーにとっては最高の取引相手やったんや。
でも、ホラーがそれだけで満足する訳ない。
最終的には、ダミアン自身もホラーに乗っ取らてたんやと思うわ。
結局は、敵対勢力の仕返しで殺されてしまった
ソードがせっかく助けたけど、そこまで面倒みられへんもんね。
今回のホラーはパソコンやからか、不気味さに欠けるね。
モニターが顔になってるけど、手抜きかと思ってしまうわ。
知らん間に黄金騎士になってるやん。
もう、別に黄金騎士にならんでもええんと違うかな?
メッチャ面白いのは間違いない。
でも、牙狼っていう感じは、せえへんわ。
今回までがキャラ紹介の話やね。
次回から本筋の話に入っていくんや。
今まで以上に牙狼らしく面白くなることを期待するで。
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