注意:ネタバレです
あらすじ
ボウリング場で戦うポリマーとダミアン。
激しくぶつかり合う二人。
ポリマーが技を使い分身する。
何体ものポリマーがダミアンを攻撃する。
しかし、ダミアンは本体を見抜いて鋭い爪をくり出した。
爪がポリマーの喉をかすめる。
ポリマーの技を盗んだダミアンが分身する。
ダミアンは敵の技を盗む能力を持っていた。
何体ものダミアンがポリマーを攻撃してくる。
ポリマーは巨大なボーリングのピンの下敷きになり身動きできなくなった。
ダミアンが過去の事を語りだす。
なぜ鬼の姿になったのか?
infini-T Force公式サイトより引用
©タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会
彼は元々国際警察のエリート捜査官だった。
日々完璧な捜査官を目指していた。
完璧を求めるがゆえに他の捜査官を寄せ付けなかった。
単独行動が日常となっていた。
彼は、捜査中に失敗をしてある組織に捕らえられてしまう。
仲間がいれば、そんな事にはならなかったのかもしれない。
その組織に人体実験をされ鬼の姿となってしまった。
完璧な捜査官を目指していたダミアン。
組織に拉致され改造された時点で彼は完璧な捜査官ではなくなっていた。
組織に復讐し壊滅させたダミアン。
しかし、国際警察は姿の変わった彼を排除しようとした。
正義の道を閉ざされたダミアン。
正義の裏側にあるもの、すなわち悪。
彼は完璧な悪を目指す事を決意した。
仲間に助けられたポリマー。
笑の家に運ばれて手当てを受ける。
その時、テレビにダミアンが映った。
パフォーマンスをして見せるダミアン。
彼は地球に隕石を呼び寄せた。
隕石が地球に向かってくる。
落下地点は笑の家。
逃げれば逃げたその場所に別の隕石を呼び寄せると脅すダミアン。
ダミアンはケースを手に入れるために持ち主事吹き飛ばすつもりだった。
感想
いいね~。
絵は最新の3DCGで描かれている。
でも、ヒーロー達の根底には昭和の心が流れている。
世界中の人達と友達になる。
こんなん普通は恥ずかしくて言われへんよ。
でも、さらっと言ってしまうのがいいね。
技とは違う、ただの正拳突き。
小手先の技はいらない。
ありったけの思いを込めた正拳突き。
心と心のぶつかり合い。
今のアニメが忘れてしまったヒーロー全盛期の昭和の心。
その時代を生き抜いてきたタツノコプロならではの味付け。
しびれるよ。
「ボルテッカ~!!」
「超破壊光線~!!」
「竜巻ファイタ~!!」
三人のヒーローの必殺技コラボ。
チビリそうになった。
リアルタイムで昭和のタツノコアニメを見ていた当時は考えられなかった豪華なコラボ。
これは、やられたわ。
ダミアンが国際警察の捜査官とは驚き。
悪の組織に人体実験されて鬼になった。
そんな凄い科学力を持った組織とは、どこのどんな組織?
もしかしてシ〇ッカーて言う名前?
他にも改造人間を作ってなかった?
その組織をつぶしてしまうとはダミアンはどれだけ強いの。
自分たちが作った怪物につぶされるとは、その組織はどれだけマヌケなん。
ダミアン、隕石を操るとはそんな能力まで授かったの?
でも、正拳突きには、やられてしまう。
この非論理的な展開も昭和っぽくていいわ。
笑はケースの力で隕石の軌道を変えてしまった
感情が高ぶった時にケースの力が発動されるみたいやね。
自由自在とは、いかんのかな?
ダミアンは完璧主義。
完璧な捜査官を目指した。
でも、悪の組織に改造されて完璧な捜査官ではなくなった。
国際警察が自分を抹殺しようとした。
誤解されたんやね。
その姿を見れば、みんな怖がるよ。
人は、まず見た目で判断するからね。
だから完璧な捜査官に戻る事はあきらめた。
正義がダメなら完璧な悪になる。
それは短絡的すぎる。
完璧主義やから、そうなるのか?
正義の行いをして認めてもらおうとはしなかったのか?
結局は周りはどうでもよくて、完璧な自分に酔っていただけなのかもしれない。
ベル・リンは、何を言うてる?
「あなたの遺伝子が欲しい」
可愛い女の子にそんな事を言われたら、男の考える事は…。
あんな事やこんな事。
想像が膨らむ。
鼻の穴も膨らむ。
〇〇〇も膨らむ。
なんで、Zはそんなに冷静。
冷静にみえるけれど、あんな事やこんな事を考えてるの?
だから、一点を見つめて黙ってるのか。
次回はベル・リンが活躍する予感。
基本的に昭和のヒーローは純情。
ベル・リンのようなタイプは苦手。
どんな展開になるのか楽しみ。
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