注意:ネタバレです
あらすじ
仕事は休み。待望のゲームを手に入れて準備万端のレオ。
今まさにゲームを始めようとしていた。
ディスクを挿入しようとした、まさにその時ザップから電話が入る。
「あと三十秒!」
指示の通りに窓を開けるレオ。
ザップのバイクがジャンプする。
窓から箱が投げ込まれる。
見事にキャッチするレオ。
気になったレオは箱を開けてみる。
箱の中には人間の生首が入っていた。
©2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会
ビックリするレオ。
さらに彼をビックリさせたのは、その首がしゃべりだしたからだった。
ザップから箱の中身は見るなと電話が入る。
もう見てしまった後。
手遅れだった
ニュースで見た顔。
それはアメリカから派遣された特使フランツ・アッカーマンの生首だった。
フランツをこんな姿にしたのは生首をコレクションしている首無し公デューラー。
デューラーはフランツの首に懸賞金を懸けた。
クラウスからフランツの首を運ぶよう指示されるレオ。
懸賞金目当ての危ない奴らが襲って来る。
仲間の助けを得ながら何とかクラウスのもとまでフランツを運んできたレオ。
しかし、クラウスとスティーブンはデューラーに拘束されていた。
感想
その気持ち分かるわ~。
待ちに待ったゲームを手に入れた。
仕事は休み。
ジュースやお菓子を買い込んでスタンバイOK
これからゲーム三昧。
幸せな時間を過ごせる。
と思ったら急遽仕事に呼び出される。
初期不良でゲーム機が動かない。
親に何かを頼まれる。
誰か死んだ。
様々な邪魔が入った時の喪失感。
レオの落胆が手に取るようにわかる。
そら「エ~ックスッ」て狂ったように叫ぶのも無理ないよ。
ゲームができなくなっただけと違って、部屋ごと爆破されたんやから。
これは気の毒やね。
クラウスのブレングリード流血闘術は無敵やん
冒頭に出て来た怪物。
メッチャ巨大化して、どうなる事かと思ったら
十字架の形に型抜きされるとは、そのために一列に並ばせられたんや。
一列に並んで連携攻撃でもするのかなと思った
でも、それは型抜きした怪物の体がクラウスの周りを走り抜けるから、巻き込まれないように一列になっただけなんや。
レオもビックリするよね。
いきなりザップに託された箱の中身。
開けたら生首が入っているとは。
見るなと言われても遅いよ。
人は、箱があったら開けて中身を確認したくなるのが普通。
見るなと言われても見ます。
生首が普通にしゃべってる。
それもアメリカから派遣された特使フランツ・アッカーマンの生首。
レオは、ゲームできないようになっただけと違って巻き込まれてしまったね。
生首をライブラのアジトまで運ばないといけなくなった。
黒幕の首無し公デューラーが生首に懸賞金を懸けたからややこしくなった。
当然、いろんな奴が狙ってくる。
逃げるだけでも必死やね。
こんな時に限ってバイトのシフト変わってくれって会いたくない先輩に会ってしまう。
そんなもんやね。
ここで絶対に、あいつには会いたくないと思ったら会うんよ。
誰かが見てて、ワザとやってるんかいと思う事が起こるんよ。
そんなこんなで苦労してアジトの前まで来たら吹っ飛ばされた。
振り出しに戻る。
これは凹む。
気力もなくなるよ。
これは、桃太郎電鉄でゴール目前。
「やった~、ゴールや」と思っていたらキングボンビー登場。
思いっきりゴールから離れたところに吹っ飛ばされたような気持ちやろうね。
なんとか気力を振り絞ってクラウスのところまでゴールできた。
クラウスとスティーブンが拘束されている。
ライブラのナンバー1とナンバー2。
この二人が、そんな簡単に拘束されるはずないやん。
そう思ってたら、やっぱり演技やった。
首無し公でューラーも一瞬でやられた。
この人たちの強さは半端ないわ。
結局、アッカーマンの側近のレイチェルが裏切り者やったんやね。
こういう場合は、案外身近に首謀者がおるもんやわ。
レオの頑張りもあってメデタシメデタシ。
と言うわけにはいかんのやろうね。
部屋もゲームも燃えてしまった。
また、事務所で寝るはめになってしまったね。
残念なのはゲーム。
アッカーマンが補償すると言うてたけれど、ちゃんとしてもらったんかな?