スポンサーリンク

インシディアス レビュー どこまでも追いかけてくるのは怖いよ

注意:ネタバレです

ジョシュとルネが新居に引っ越してきて間もなく、息子のダルトンが謎の昏睡状態に陥る。病院でも原因が分からず3カ月が過ぎた頃、昏睡状態のまま自宅に帰ってくるダルトン。その頃から数々の怪奇現象が頻発する。家に何らかの原因があると思った夫婦は引っ越しを決意。新たな新居に移るが追いかけるように新居でも怪奇現象が起こる。ジョシュの母は古い知り合いの霊能者エリーズに助けを求める。エリーズの霊視によりダルトンの魂がこの世にはなく、あの世の悪魔に囚われている事が判明する。ジョシュは、エリーズと母から自分の少年時代に封印された能力が関係している事を打ち明けられる。ジョシュは、その能力を使いあの世へダルトンの救出に向かう。

幽体離脱

息子が謎の昏睡状態。

これは、辛いね。

医者もお手上げ。

なんとか助けてあげたいけど自分では、どうしようもない。

幸せやった家族が、いきなりどん底に。

それが肉体的な問題ではなく、霊的な問題やったって。

幽体離脱をすると空になった肉体が霊に狙われるんやね。

子供時代に関わらず誰しもが空を飛んだりする夢を見た事あると思うけど、ひょっとしたら、それが幽体離脱かもしれへん。

なかなか判別が難しいけど、頻回にあるようならその可能性は高いわ。

 

追いかけてくる

怖いね。霊がどこまでも追いかけてくる。

逃げられへん。

これはパニックになるわ。

それに誰も信じてくれへん。

孤独感に襲われる。

どこに助けを求めたらいいのかも分かれへん。

夫のジョシュでさえ、エリーズが悪魔の仕業やと言うた時に怒りだしてたもんね。

これは普通の人の反応やと思うわ。

金儲けで困ってる人を騙してるんやろって。

エリーズは、そんな反応に慣れてるんやろね

説得しても無駄やし、絶対に事態は悪化していって再度助けを求めてくるって経験上分かってたんやわ。

結局、ダルトンの描いた絵を見て幽体離脱を確信してエリーズを呼び戻してるんやけどね。

 絶妙なタイミング

監督のジェームズ・ワンは、怖がらせ方がうまいね。

焦らし方とタイミングが絶妙やわ。

来るぞと思わせて何もない。

ホッとした所でドンッてくるから驚きが増す

この演出がうますぎる。

心臓ドキドキするわ。

冒頭のアルバムにジョシュの子供時代の写真がない理由が終盤で明かされるのも良かった。

ジョシュの肉体を狙う老婆の霊が、いつも写りこんでたから、お母さんが隠してたんやね。

エリーズに幽体離脱に関する記憶は消されてたけど、記憶の奥に老婆に対する恐怖心が刷り込まれてたから写真を写されるのを嫌がってた。

そう思ったけど、どうなんやろ?

ラストでエリーズに写真を撮られてブチ切れたジョシュが、エリーゼの首を絞めて殺すけど、写真には老婆の霊が写ってる。

除霊したはずやけど老婆の霊はずっとジョシュの側におって、写真に撮られるのを嫌がってたのか?

それとも、幽体離脱をしてあの世にいって老婆の霊と対峙した事で呼び戻してしまったのか?

どっちなんやろ?

どっちにしろ、衝撃のラストやったわ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました