いぬやしき 第7話 渡辺しおん レビュー 束の間の幸せやったね



注意:ネタバレです

あらすじ

機械の体になる前、普通の高校生だった獅子神

駅のホームで電車を待っている時、隣のサラリーマンが電車に飛び込んだ。

血まみれで線路に倒れているサラリーマン。

その時、獅子神は生きているという事を実感していた。

自殺した母の事を思い悲しみに暮れる獅子神。

彼を心配したしおんが布団から出てこない獅子神に声をかける。

彼は連続民家襲撃犯が自分自身である事をしおんに打ち明けた。

受け入れがたい事実を聞いてショックを受けるしおんであるが信じようとしない。

獅子神は自分の体が機械である事もしおんに打ち明けた。


いぬやしき公式twitterから引用
© 奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

しおんを連れて外へ出た獅子神はしおんを抱えて飛んだ。

社会に復讐を誓う獅子神。

しかし、しおんは獅子神に

「出て行かないで、置いて行かないで」

と懇願した。

困惑する獅子神。

「みんな誰しも大切な人がいる」

「殺した人達にも大切な人がいるはず」

としおんが獅子神を諭す。

しおんの言葉に心を動かされた獅子神。

彼は、これからは殺した数だけ人を助ける事をしおんに誓った。

末期の癌に侵されたOL。

彼女はツイッターに奇妙な書き込みを見つける

医者に見放された不治の病気を治してくれるらしい。

普通ならこんな事を信じる事はない。

だが、死が迫ってきている。

時間がない。

「生きたいぃぃ~」

彼女は叫ぶ。

藁にもすがる気持ちで指定の場所に向かった。

しかし、そこは何もない広場になっていた。

騙されたと思い帰ろうとする女性に黒いパーカーを着た男が声をかける。

彼は女性の体に手を当てた。

これで終わり。

女性は狐につままれたような気持であった。

翌日、会社に出勤した彼女の顔を見て上司が驚いている。

別人のようにハツラツとした表情。

彼女の体から癌が無くなっていた。

毎日、不治の病に苦しんでいる人たちを助ける獅子神としおん。

ネットで噂が拡散されていく。

次第に明るくなる獅子神としおん。

祖母との夕食でも笑いが起こっている。

今日も人助けをして満足な獅子神としおん。

辺りは真っ暗になり人々が寝静まる時間。

警察の特殊部隊がしおんの家に突入しようとしていた。

レビュー

獅子神は、あんまり想像力がないのかな?

自分のやった事が周りにどんな影響を及ぼすか想像する事が出来ないんやろうね。

だから、自分の家に突然警察がやって来た時も驚いてた。

民家に侵入して家族の命を奪う事を繰り返していた時、命を奪った人たちにも愛され愛していた人がいる事を想像できなかった。

しおんに諭されて人の命を救う事を選んだけど、そんな事をしたら噂になって警察に居場所を特定されると考えへんかったの?

不治の病を治せばネットで噂になって騒然となるのは目に見えてる。

獅子神自身もツイッターで拡散してくれと治した人に頼んでた。

そのうち、誰が奇跡の力を使っているのか特定が始まる。

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ネットの力は偉大。

フードを被っているけど顔はそのまま。

そのうち誰かが指名手配犯と顔が似てると気付きだす。

あれだけ世間を騒がせた事件。

未成年なのに凶悪事件という事で指名手配されテレビで顔写真を晒されている。

通報されるのも時間の問題。

こんな流れになる事は普通の知能があれば想像できると思うけど。

お母さんが自殺して世間を呪った獅子神。

人を殺しまくってやろうとしていた獅子神を止めたしおんの功績は大きい。

しおんも世間に絶望してたみたい。

両親が癌で死んだ。

自分もいずれ癌で死ぬだろう。

長生きはできない。

学校でもいじめられている。

友達もいない。

楽しい事なんて何もない。

そんな時に好意を寄せていた獅子神が家に転がり込んで来た。

機械の体でもいい。

人殺しでもいい。

自分を頼って来た初めての人。

せっかく自分を頼って来たのに、去ってしまうのは悲しすぎる。

だから、獅子神と空を飛んでる時に

「行かないで、置いて行かないで」

と懇願した。

獅子神は自分の事を怖がるどころか、一緒にいて欲しいと言ったしおんに心を動かされたんやろうね。

でも、遅かったね。

無実の人達を殺しまくった事実は何をしても消える事はない。

殺した数だけ人を助けても事実は消えない。

あまりにも他人の命を軽く考えすぎてる獅子神

お母さんの命と同じぐらい、他人の命も大切に思えれば人殺しなんかしなかったのに。

癌になった女性。

病魔は、人を別人にしてしまう。

あの、上司は良い人やね。

女性の変わりようを心配してたみたい。

ハッキリ言って他人に出来る事はない。

他の人達も気付いていたけど、腫れ物に触るように避けてたのかもしれない。

あの上司は、自分に出来る事は無いかと思い切って声をかけたんやね。

もしかしたら、家族や親戚に同じように癌を患っていた人がいたのかもしれない。

獅子神が癌を治した途端に顔つきが別人のように変わってしまった。

元々は綺麗な人やったんや。

病気は怖い。

人を別人に変えてしまう。

束の間の幸せやったね。

しおんとお婆ちゃんと家族のように過ごしていた獅子神。

こうなる事を予測できなかったのか?

警戒する事は出来なかったのか?

獅子神の能力なら警戒していれば察知する事は容易だったはず。

警察の特殊部隊が突入しようとしている。

発砲許可も出てるに違いない。

しおんとお婆ちゃんが巻き込まれてしまう。

二人は獅子神を匿った罪で逮捕されてしまう。

連続民家襲撃事件の犯人を匿っていたと公表されれば釈放されたとしても普通の生活を送る事は出来ない。

獅子神は、どうなってしまうんやろう?

せっかく、しおんの力で善人になったのに、元の殺戮マシーンに戻ってしまう。

彼を救うには犬屋敷と安堂の力が必要。

彼らは、今どうしてるのか?

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