【アニメ】ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第20話「ボスからの最終指令」感想(ネタバレ)




注意:ネタバレ

jojogoldenwind
ジョジョの奇妙な冒険黄金の風公式twitterから引用
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS
集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

レビュー

ついに最終局面。ボス(小西克幸)との対面。どこまでも慎重なボス。自分の正体がバレる事に神経質。トリッシュ(千本木彩花)を連れて行くのはひとり。それには別の意味。護衛がひとりの方が始末しやすい。大人数で来られてひとりでも逃げ出されたら厄介。娘を愛するがために助けたいとボスは指令を出した。ブチャラティ(中村悠一)たちは、そう思っていた。そう思うのが普通。血の繋がった娘を愛さない父親がいるはずない。父親とうまくやっていけるかと心配するトリッシュ。ブチャラティはトリッシュに優しく声をかけた。そんな心配は不要。身分を変えて幸せに暮らす未来が待っている。全ては幻想。冷酷非道なボスの正体を知らない者のたわごと。ギャングのボス。真っ当な事をして成りあがった訳がない。あらゆる犯罪に手を染めてのし上がったボス。そんなボスに普通の考えを当てはめるのが間違い。全ては自分のため。何よりも自分が大事。自分のためなら血の繋がった娘でも始末するのがギャングのボス。ボスの真の目的。自分の正体に繋がる証拠トリッシュを始末する事。トリッシュがこの世からいなくなれば自分の正体を知られるリスクはなくなる。

ブチャラティの壮絶な過去。白い粉を嫌悪する理由。漁師の父親の仕事を手伝い幸せに暮らしていた過去。父と母の離婚の理由。地味な生活に飽き飽きしていた母親。その証拠に離婚した後、都会に出てすぐ再婚。田舎生活が性に合っていなかった。無責任。子供を残して行ってしまった母親。優しく賢いブチャラティ。母はひとりでも大丈夫。でも、父は自分が支えないと生きていく事は不可能。そんな二人の行く末を瞬時に見抜いた眼力。後の仲間を集める時に役に立ったに違いない。子供のころから人の本質を見抜く才能に長けていたブチャラティ。人を束ねるリーダーになる運命。

父について行くと言ったブチャラティの予想外の答え。自分についてくるに違いないと確信していたバカな母親。思いとどまる事なく出て行った。ギャングになったのも自分のためではなかった。全ては人のため。口封じに父を殺しに来たギャングをナイフ一本で撃退する12歳。勇敢な行動。12歳で人を殺し越えてはならない一線を越えてしまった少年。やむなく父を守るためにギャングにならざるを得なかった。表の世界で生きる事を断たれた少年。必死で生き抜いた。頭角を現していくブチャラティ。なるべくしてなった今の地位。

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トリッシュの手を切断して拉致する強引な方法。ブチャラティが手を繋いでいなかったら切断する事も無かったのかもしれない。安心させようとした気遣いが裏目に出た。ブチャラティが気づかぬうちにそんな芸当が出来るボス。ブチャラティの命を一瞬で奪う事が出来たかもしれない。それなのに、なぜブチャラティを生かしおいたのか?自分の指令を忠実にこなした有能な部下。今後も利用価値があると判断した結果なのか?トリッシュには、何の義理もない。ボスのやる事に口出しすることはご法度。見て見ぬ振りをして穏便に済ませれば出世の道が待っている。しかし、そうは出来ない正義の心が許さない。そんな親子の関係を認めるわけにはいかない。不憫な娘を見捨てるわけにはいかない。自分の正体がバレるかもしれないと実の娘を始末しようとする身勝手な父親。それを許してまで出世を選ぶ事は間違い。ブチャラティの中にフツフツと湧き上がる怒り。

ボスのスタンド登場。時間を操るスタンド。敵を未来に飛ばす能力。過去の自分が未来の自分を攻撃する。同じ時間軸に過去と未来の自分が存在する不思議。頭がこんがらがっていまいち理解出来ない。スタープラチナの時間を止める能力なんかは理解しやすかった。それとは違う時間を操る能力。対抗策を考えなければ攻撃する度に自分が傷ついてしまう。携帯電話でジョルノ(小野賢章)に連絡してボスの位置確認。そこは助けを求めるのではないのですか?律儀にも護衛はひとりを守るつもり?ボスと戦闘状態。消されるのは確実。ボスと部下の関係は破綻。仲間を呼んで総攻撃すれば活路を見出せるかもしれない。なぜ、位置確認だけなのか?くそ真面目なブチャラティの意地なのか?意地を張り続けるよりも命が大事。このままではトリッシュと共倒れ。

なんで、こんな回りくどい方法?トリッシュを護衛させて遠路はるばるヴェネツィアまで。最終的な目的はトリシュの命を奪う事。それなら、最初からペリーコロ(辻親八)に暗殺を依頼すれば良かったのではないか?ボスに忠実なペリーコロなら疑いを持つことなく指令を実行したに違いない。それなのにブチャラティのチームに引き継ぎ。道中、暗殺チームに狙われるリスクまで発生。何のためにブチャラティのチームに護衛させて連れて来させたのか理解不能。論理的に考えてもつじつまが合わない。まだ、明るみに出ていない真の目的があるのか?

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