注意:ネタバレ
© 2021 Disney and its related entities/ロキ公式サイトから引用
第5話:「未知への旅」レビュー
これはなんで?出会う人、出会う人、出会うワニ、ロキばっかり。たしか剪定棒で送られたのはロキだけではないはず。ロキが最初にTVAに送られた時に剪定棒で送られた男がいたはず。それ以外にも何人かは劇中で送られていたはず。それなのに出会うのはロキの変異体ばかり。なんで?ここはロキの変異体だけが贈られる場所?でも、ラヴォーナは剪定棒で処理された人たちは虚無に送られると言ってた。虚無にもいくつかあるっていうこと?でも、メビウスもここに送られてきている。もしかして、メビウスもロキの変異体とかいうオチ?ロキ同士で覇権争いをしてるんやね。そんなことをしてる場合と違うのに。虚無から脱出する事を考えないといけないのに、のんきに何をしてるのか?ロキらしいのか?ロキらしくないのか?ロキ同士で乱闘なんて笑えない。ムジョルニア持ってる黒人のロキが裏切ったのは笑える。これはロキらしいよ。裏切りはロキの専売特許。それを考えると乱闘するのも理解できる。誰も信用できないから、常に争いが起きるのは必然。
ちょっとロマンスが長すぎる。なんかロキらしくない。シルヴィに恋心を抱くロキ。どっちもロキなのでややこしい。自分自身に恋するロキ。シルヴィもまんざらでもない感じ。ロキの気持ちを感じ取ってるね。抱き寄せたり、キスしたり直接的な行為はないけれど互いに想う気持ちは伝わってくる。それが時間軸の分岐を生み出すのは分かるねんけど、長すぎる。間延びしてしまう。分かり合えたからこそ。協力して怪物の記憶を乗っ取ることにつながっていくんやけど。もっと、テンポよくいってほしい。
ワニロキって。どんな経緯でワニになったの?ワニの姿になって戻れなくなったとか?ちゃんと言葉は理解できるみたい。やっぱり、ただのワニではなさそう。敵と味方も理解できてる。こっちのロキには噛みつかないけど、隠れ家に侵入してきた虚無の世界の王になろうとしていたロキにはしっかり噛みついて手を噛みちぎってる。みんなにトコトコ歩いてついて行く姿が愛くるしい。他にもいるのかな?犬ロキ、猫ロキ、ハエロキとか。お爺ちゃんロキもいいね。サノスから逃げて、ひとりでひっそりと何千年も隠れてたって孤独。だからお爺ちゃんなんや。アスガルド人が長寿といっても年をとらんわけではないから、何千年もたてば老けていく。見た目はお爺ちゃんになっててもおかしくない。魔力で幻影のアスガルドをつくってワンダみたいにその世界で生活を送ってたのかな?ワンダと違うのは誰ひとり自分以外の者がいないこと。本当の孤独。すべては自分のつくりだした幻影。虚しいね。虚無に送られて他のロキと出会って逆に良かったんかもしれへんね。それで孤独から解放された。最後もカッコよすぎるやん。自ら幻影のアスガルドをつくりだして囮になって散って行った。ロキらしくないと言ったらそうやけど。孤独を味わって裏切ることを考え直したのかも。
怪物に飲み込まれたら、どうなるん?剪定棒のこともあるから、ワンチャンあるかもしれへんね。もしかしたら、またどこかに送られるのかも。剪定棒の時も、みんな消滅したと思っていたら虚無に送られて生きてたもんね。だから、その法則から行くと怪物に飲み込まれても生きてるかもしれへん。あかんかな?お爺ちゃんロキの兜が錆びついたようになって転がっていた。あれをみたらあかんかもしれへんと思うけど、どうなんかな?肉体は消滅せずに別の世界に送られたとか希望はありそうやけど。お爺ちゃんロキには生きていて欲しいね。
怪物の記憶を乗っ取ったロキとシルヴィ。記憶の先には怪しい城がそびえている。この城には誰が待ち構えてるのか?その者こそTVAの創設者、真の黒幕なのか?もしかしたら、そこにはロキがいて全てはロキ自身が仕組んだ悪戯とか?あと1話で広げた風呂敷たためるの?謎は次のシーズンで解明されるとかのクリフハンガーになりそうな予感。それとも映画に続いて行くとか?面倒くさい。ある程度は解明してよ。次のシーズンとかになったら忘れるわ。まさか、全ての黒幕はワニロキとかないよね?
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