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【海外ドラマ】ムーンナイト【MARVEL】シーズン1第5話「蘇る過去」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

moonknight
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第5話:「蘇る過去」レビュー

やっぱり死んでいた。
ここは冥界。
死後の世界。
このまま魂が戻っても銃弾を受けた体では生きることはできない。
なんとかコンスを元に戻せばスーツの力で傷は治癒するはず。
そのためには冥界を抜け出さなくてはならない。
天秤を釣り合わせることが第一関門。
過去の自分と向き合う試練。
マークとスティーブンの関係が明らかになっていく。
幼少期にそんな事があったとは気の毒すぎる。
子供は危険な場所に引き寄せられる。
ひとりで行くならまだしも弟を一緒に連れて行ったのはまずかった。
洞窟で流されて行方不明になった弟。
それを知らなかったスティーブン。
それもそのはず。
スティーブンは弟を亡くした悲しみと自責の念からマークが逃げ出すために生み出した別人格。
弟を亡くした責任を責め続ける母親。
でも、これは責められてもしょうがない。
行くなと言われたのに親の注意を無視して洞窟に言ったマークが悪い。
母親の悲しみが怒りに変わりマークに向けられるのは自然な流れ。
でも、来る日も来る日も責められ続けるのは地獄にも等しい。
それにマークも責任を感じてる。
心がつぶされ耐えきれなくなってスティーブンが生まれた。

精神病院のハロウは現実なのか?
それともマークが生み出した幻想?
マークの事を気に掛ける精神科医のハロウ。
現実世界であろうエジプトにいるハロウと同一人物とは思えない。
それともこれはハロウの別人格?
もし、そうならここに存在しているのが理解できない。
そもそもこの精神病院自体が何なのかが分からない。
現実世界なのか?
マークの妄想なのか?
冥界がつくり出したものなのか?

オスカー・アイザックの演技が凄すぎる。
マークとスティーブンがしっかりと別人格に見えている。
話し方や表情、動作が微妙に違っている。
こんな細かく演じ分けることができるとは称賛に値する。
今回は、ほとんどオスカー・アイザックの一人芝居。
ヒーロー物としてはヒーローの活躍シーンが無くて物足りないが、オスカー・アイザックの演技だけでお腹いっぱいになりそう。

船から落ちたスティーブン。
マークの別人格であるスティーブンが船から落ちて固まってしまった。
その瞬間に釣り合う天秤。
現世に戻る第一関門をクリアした。
これはもしかしてスティーブンという人格が消えた事で多重人格を治ったという事なのか?
心の病を抱えていて釣り合う事が無かった天秤が病が治癒したことで釣り合ったということなのか?
もしそうなら、この先はスティーブンが出てこない可能性もある。
それはそれで残念。
あのほっこりキャラを見られなくなると考えると寂しくなってくる。
でも、それが真のムーンナイトとしてマークが覚醒する条件なのかもしれない。
まずは冥界から脱出しなければならないが現世での体を治癒させなければならない。
鍵はレイラ。
なんとかレイラに連絡を取ってコンスを戻さなければならない。
そんな事がレイラに可能なのか?
それよりも次の第6話が最終話。
後1話で全部回収できるの?

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