注意:ネタバレ
第3話:「一撃」レビュー
ストリゴイに大打撃。
2000体のストリゴイを抹殺。
食料である血液に毒を混入させる作戦。
でも、単発では意味がない。
これでこちらの手口は知られてしまった。
次はタンクローリーの血液に毒を混入するのは難しいだろう。
警備も厳重になるはず。
もっと毒を大量生産して仲間を集めて一斉にやり多くのストリゴイを抹殺する方が効果的だった。
でもしょうがない。
仲間もいないし、これから大幅に増える希望も持てない。
大半の人々はストリゴイに利用される事に慣れてしまっている。
おとなしくしてる限り住居と食料は支給される。
ある意味平穏な生活から命の危険を冒す状況に乗り換える人は少ない。
それを考えたらエフのやったように単発的なある意味テロを繰り返して抵抗するのが精いっぱいなのか?
ザックも思春期の少年。
同年代の女の子に興味を持つのは自然の流れ。
ストリゴイでは気持ち悪すぎる。
やっぱり人間の女の子の方がいいに決まっている。
マスターもそれはお見通し。
はっきりしないのはザックに何をさせようとしているのか?
今や地球はストリゴイの天下。
あえて人間に協力を求めなくても思いのままになるはず。
その気になればザックの代わりなんていくらでもいるはず。
代わりどころかザックよりも優秀な少年なんかいくらでもいるはず。
そこまでしてザックに執着する意味が分からない。
マスターなりにザックに価値を見いだしているのか?
ミサイル基地の兵士が可哀そう。
たったひとり生き残ったらああなるのも理解できる。
疑心暗鬼になるのは普通の反応。
ストリゴイに協力する人間もいるのだから人間だからと安心もできない。
ましてクインランの姿を見て信用しろという方が難しい。
どこから見てもストリゴイ。
話をするより撃つのは自然な反応。
でも、クインランにしたらとんだ災難。
これだけ人間に協力してるのにこの仕打ちは酷すぎる。
人間でなければ死んでいた。
クインランだからあれだけの高さから落下しても足の骨折で済んでいた。
死ぬところだったから怒りまくるのも理解できる。
でも殺してしまっては話を聞くこともできない。
もっと冷静だと思っていたけれど意外と感情に流されるタイプなのかも。
やっとの思いで手に入れた核弾頭が使い物にならない。
抜かりのないマスター。
プルトニュウムを抜き取っていた。
しかし抜き取って元に戻しておく意味も分からない。
抜き取ったなら核弾頭も外したままにしておけばいいのに。
手間なのに元に戻して復元するのは何のため?
核弾頭を手に入れてストリゴイに一矢報いようとする人間に一泡吹かせるためなのか?
いっそのこと「ハズレ」と書いた紙でも入れとけばいいのに。
そこまで悪趣味ではなかったか。
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