注意:ネタバレです
七つの大罪 戒めの復活 公式twitterから引用
© 鈴木央・講談社/「七つの大罪 戒めの復活」製作委員会・MBS
レビュー
巨人族の里メガドーザへ里帰り
ディアンヌは、巨人族の里メガドーザで、巨人族の戦士になるために、修行をしてたんやね。
戦士長のマトローナに鍛えてもらってたんや。
マトローナは、強者揃いの巨人族をまとめてるだけあって、情け容赦ないね。
超スパルタ。
でも、しょうがないよね。
遊びやないねんから。
一歩間違えたら、命を落とすかもしれへん世界
甘い事は言ってられない。
巨人族は、金で雇われて戦う事で、生計を立ててる。
巨人族には、それぐらいしか出来る事がない。
だから、昔から受け継がれてきた、生きるための方法なんやね。
でも、ドロレスもディアンヌも優しすぎる
戦いでは、優しさは必要ない。
むしろ、命取りになってしまう。
二人とも巨人族でなかったら、他の選択肢もあったかもしれへん。
でも、巨人族に生まれた限りは、戦う事を宿命づけられてる、あきらめて戦いに身を投じないとしょうがないね。
キング怒りのパンチ
ディアンヌは、ゴウセルに記憶を消されてしまった。
だから、自分がリオネス王国にいてる事が、理解できないんやね。
留まる理由がないから、メガドーザを目指して、一人で出発してしまった。
結構な距離があるけど、体が大きい巨人族なら、徒歩でも行くことが出来るんやね。
さすがに、キングもめっちゃ怒ってるわ。
無理もないよ。
やっと、記憶が戻ったディアンヌと会うのを楽しみに帰って来たのに、最近の事までスッカリ忘れてたんやから。
ゴウセルを思いっきり殴ってるけど、殴られてもしょうがないよ。
ゴウセルは、それだけ酷い事をしたんやから。
でも、感情の無いゴウセルやから、何とも思ってないね。
その態度が火に油を注いで、より一層腹が立ってくるわ。
友達のドロレスが・・・
ショックやね。
マトローナの元で一緒に頑張って修行してたドロレスが、いなくなっていた。
久しぶりに里帰りしたら、いきなりショックな事を告げられるとは酷やわ。
一応は、独り立ち出来るようには、なってたんやね。
用心棒として派遣された鉱山街で、山賊と交戦して命を奪われてしまったんや。
やっぱり、向いてなかったんかもしれない。
でも、巨人族やから、しょうがないんや。
弱い奴は淘汰されていく。
強い奴だけが生き残るのが巨人族。
ドロレスも、それが分かってたからこそ、危険な仕事を引き受けて、全うしようとしたんやろうね。
マトローナの厳しさの意味
マトローナが、厳しくディアンヌを鍛えてたのには、理由があったんやね。
ディアンヌの両親から、一人でも生きて行けるように強く育てて欲しいと、頼まれてたんやね
だからこそ、外の世界で危険な目に遭っても、切り抜ける事が出来るように厳しくしてたんや
ただ単に、ディアンヌに辛く当たってた訳ではなかった。
根底には、ディアンヌを一人前に育てると言う、愛情が流れてたんやね。
だからこそ、兵士の罠にはまった時も、身を挺してディアンヌを守った。
マトローナ一人なら、おかしいと気付いたのかもしれない。
でも、ディアンヌと一緒の作戦。
ディアンヌが危険な目に遭わないように、気を配らなければならない。
注意力が、削がれてしまったのかもしれない。
マトローナ散る
さすがに、巨人族の戦士長マトローナでも、毒矢には勝たれへんかったね。
リオネスの聖騎士ギャノンに、罠に嵌められてしまった。
不穏な空気を察知して、間一髪でディアンヌをかばった。
でも、自分の足に毒矢が刺さってしまった。
ただの矢なら、どうと言う事はないけど、強力な毒を塗られていては、手も足も出ない。
でも、さすがは戦士長マトローナ。
普通の巨人族なら、既に気を失ってるかもしれないのに、必死で気力で持ちこたえてる。
自分が倒れてしまったら、ディアンヌの命が危険に晒されるのが、目に見えてる。
何があっても、自分は倒れるわけにはいかないと、踏ん張ったんやね。
最後の力を振り絞って、兵士たちを串刺しにしてしまった。
恐るべしやね。
でも、力尽きてしまったマトローナ。
ディアンヌをかばって、やられてしまった。
ディアンヌは、ショックやろうね。
自分をかばってマトローナが、命を落としてしまった。
心の底に深い傷が、残ってしまった。
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