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【アニメ】蒼天の拳REGENESIS 第2期24話<最終話>「霞拳志郎と云う漢」見所(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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蒼天の拳REGENESIS公式twitterから引用
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レビュー

死を覚悟した拳志郎。北斗神拳のけじめをつけるため。拳心との一騎打ち。北斗神拳究極奥義「無想転生」は効果無し。同じ手をくらうほど甘い相手ではない。何といっても拳志郎の兄弟子。その才能は拳志郎をもしのいでいる。北斗神拳と天斗聖陰拳の両方を習得している拳心。狂った運命の歯車。マレーヌさんが戦争の犠牲にならなければ北斗神拳伝承者となっていた逸材。人類に愛想を尽かし、世界を再生する野望に燃える拳心。怒りに燃えて冷静な判断が欠落。真っすぐな性格ゆえの過ち。自分の気持ちを偽ることなど不可能。

最終話でも、ぶっこんで来た。お馴染み田と河のデコボココンビ。もう、温かく見守るしかない。最終話にして思わず笑ってしまった。ジェネシスの拠点を爆破する玉玲たち。田と河もお供する。汚れた頭に気遣いが。さすが玉玲。思いやる気持ちが半端ない。田の願いが成就する。天にも昇る気持ち。いつ死んでも悔いが無い。一生懸命汚れを取る玉玲。気合が入り過ぎて田のカツラのネジ緩む。だんだん緩む。だんだん緩む。気づかぬ田は夢見心地。重いカツラが落下した。カツラの下は、そうなってたのね。醜い傷でもあるのかと思っていたら。ピカッと綺麗なツルッパゲ。そこは一本、波平ワールド。一本だけが生えていた。一本でも嬉しいものはしょうがない。狂喜乱舞の喜びよう。一本でも髪の毛。これでハゲとは言わせない。

命を削った死闘を展開。北斗神拳と天斗聖陰拳の融合技。二つの拳法を操る拳心ならではの奥義。「黒洞天殺」もはや拳法の面影なし。魔術か妖術か?これが拳法とは意味不明。黒い妖気が拳志郎を襲う。妖気に包まれ封印された拳志郎。意識が闇に落ちて行く。このまま死んでしまうのか?ピンチを救うのは朋友。朋友の魂が拳志郎のピンチを救う。ギーズが飛燕がヤサカが手を差し伸べる。これは夢なのか?現実なのか?朋友が菩薩に変身。死を覚悟した拳志郎には何でもあり。菩薩も味方になって援護する。妖気の繭から光が漏れる。奥義「黒洞天殺」破れたり。

zippo

共に修行した少年時代。拳志郎の無心の突きが拳心にヒット。全く効いていないような軽い突き。実はよろけるぐらい効いていた。拳心の素質に追いつけ追い越そう。拳心を目標に精進していた拳志郎。その裏で自分を上回る拳志郎の恐るべし素質に驚愕していた拳心がいた。知らぬは本人。そんな事になっていたとは知らなかった拳志郎。なるべくして第六十二代北斗神拳伝承者になっていた拳志郎。それは決して拳心がいなくなったからではなかった。

少年時代と同じく拳志郎の無心の突きがヒットする。拳心の胸にヒットした突き。たまらず吹っ飛ぶ拳心。あの日と同じ感覚。拳志郎の偉大な素質に驚愕したあの日。やはり拳志郎には勝てない。しかし、勝負は非情。情けを懸けたら一瞬で返り討ちに遭う。最後の拳心の攻撃は拳志郎の命を本当に奪おうとしていたのか?兄弟子として拳志郎に最後の教えを手向けたのか?北斗神拳伝承者として世界を平和に導く使命を託して。静かに息を引き取る拳心。最後まで世界を平和に導くためにミガドルの雷で世界を浄化しようと目論んでいた。真っすぐな拳心。それしか世界を平和にする方法がないと信じた拳心。生まれた時代が悪かった。戦乱の世の中でなければ違う人生が待っていたのかもしれない。

死が迫ってくる。死からは逃げることは出来ない。死兆星が頭上で揺らめいている。体から力が抜けてくる。たまらず横たわる拳志郎。誰にも悲しい姿を見せたくはない。死ぬときは一人。北斗神拳の未来は羅門に託した。考えても仕方がない。北斗神拳伝承者になった時から覚悟していた。最後の一服。こんな時だからこそ神のいたずら。最後の一本。ライター点火不良。最後の一服ぐらいはさせて欲しい。それぐらいのちっぽけな願いは聞いて欲しい。拳志郎の願いが叶ったのかライター点火。満足そうに写真を見つめる拳志郎。あの写真。エンディングで映っていた拳志郎と玉玲とエリカの写るあの写真。写真を見つめていたのは拳志郎。静かに意識が遠のいていく。拳志郎と言う漢の生きざま。それは玉玲の中に宿る小さな命に引き継がれていくであろう。

コメント

  1. 遂に現れた東斗神拳! より:

    やっぱり中途半端なままの最終回だった。

    一服しながら、最後の灰がポロリと落ち、煙草を持つ右手がゆっくりと地面につき、指の間から煙草がすり抜ける。

    と同時に拳志郎の両の瞼がゆっくりと閉じる。

    顔の寄りから全身の引き、そして蒼天にパーンアウト。

    北斗七星が眩しく光る。

    「北斗の文句は俺に言え!」

    こんな感じをイメージしていた。

    北斗の拳の最終回程の感動が無かった事が残念。

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