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【海外ドラマ】スタートレックディスカバリー シーズン2第4話「カロンへ」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2018Netflix.inc

レビュー

ブリッヂと機関室で同時進行の物語。スポックを追うディスカバリー。マイケル(ソネクア・マーティン=グリーン)がスポックにした仕打ち。口では言いあらわせないほどの酷い事。それがきっかけでスポックは変わってしまった。真相を知ったアマンダ(ミア・カーシュナー)がスポックを捜し出すと宣言。意外と勇敢なお母さん。実の息子が窮地に立たされていたら、そうするのが実の母親。怖気づいたマイケル。スポックに会うのが怖くなってしまった。スポックのポッドを追ってワープするディスカバリー。いきなり強力な力でワープを解除される。トラクタービームよりも強力な力。とてつもなく大きな赤い球体。意志を持ってディスカバリーを引き留めた。何が目的か意味不明。

様々な星から集まったクルーたち。種族の数だけ言葉の数も存在する。意志疎通を可能にしている自動翻訳装置。今までは、それが機能していたから普通に会話が成立していた。赤い球体の影響なのか自動翻訳機が暴走。様々な言語が飛び交って統制のとれなくなったブリッヂ。しょっぱなにクリンゴン語がでたのはご愛敬。会議で湯呑でお茶をすするサルー(ダグ・ジョーンズ)。日本人が茶の間でお茶を飲むさまを彷彿とさせる。なんで会議中にそんな事をしているのかと思ったら、体調不良で薬を飲んでいたのね。休ませてあげたいけれど、サルーの力が必要。多種多様な言語が飛び交う中。全てを理解出来るのは94の言語を習得したサルーだけ。しんどそうなサルー。フラフラのサルー。今にも倒れそうだが倒れてもらっては困る。自動翻訳装置がウィルスに侵食されている。何とか装置を復旧させたサルー、今にも倒れそう。かなり深刻なように見えるが、それは本当に人間で言う風邪なのか?

機関室でもひと悶着。赤い球体の影響でエネルギーの暴走。安全装置が働いてドアがロックされ閉じ込められた。メカオタクのリノの登場。やっぱり、レギュラーキャラになっていた。機関室に揃った濃いキャラ3人。スタメッツ(アンソニー・ラップ)、ティリー(メアリー・ワイズマン)、リノ(ティグ・ノタロ)の3人。個性的な機関室。この面子で何も起こらない方がおかしい。爆発の後にティリーの髪の毛も大爆発。まるでドリフのような展開。こんなベタな展開がスタートレックで観れるとは満足。3人3様で得意分野の知識を動員。知恵を出し合い協力して何とか閉じ込められた問題は解決。一難去ってまた一難。ティリーに憑りついていた胞子のおばけ。閉じ込めていたのにドサクサに紛れて脱出。なぜかティリーを気に入ったのか再び憑りついた。

胞子のお化けは何かを訴えたがっている。スタメッツへの苦情。胞子ドライブの弊害。胞子たちの静かな暮らしに土足で踏み込んだ。それに腹を立てた胞子のお化け。苦情を言うためにやって来た。それにしても頭蓋骨にドリルで普通に穴を空けて大丈夫?ティリーの意識はハッキリしたまま。麻酔をかけている描写も無し。スタメッツとリノの連携プレーで手際よく装置を埋め込んだ。苦情を聞いて呆然とするスタメッツ。自分が他の生態系に迷惑かけていたのなんか想像できない。それも胞子ネットワークの中に知的生命体がいたのもビックリ。取りあえずは「ごめんなさい。」。不快にさせたのは事実だから謝罪。これで機嫌を直して帰ってもらえると思ったら甘かった。ティリーを飲み込む胞子のお化け。喰われてしまうのかと心配したけどティリーを繭のように包み込んだだけだった。

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胞子お化けは、何がしたかったのか?真意は不明。スタメッツとリノがティリーを引っ張り出す。ネバネバが付いている以外は変わりないティリー。何のために繭で包み込んだのか不明。スタメッツとリノがおかしくなっていく。マジックマッシュルームの効果。ラリッてハイになる二人。お互いの顔が歪んでアートのよう。早めに気付いてよかったスタメッツ。中和剤を打って正気に生還。助け出したティリーの姿が見当たらない。ラリッていたから幻覚を見ていたのか?繭の中を覗き込んでもティリーの姿は見えず。繭の中は、いったいどこへ繋がっているのか?ティリー、無事なの?スタメッツとリノのデコボココンビが協力して大救出劇の予感。

胞子お化けが何かを訴えようとしている事にヒントを得たマイケル。赤い球体も何かを訴えたいからディスカバリーを捕えたに違いない。それを解読できるのはサルー。瀕死のサルーに事情を訴える。クルーの安全を最優先するパイク船長(アンソン・マウント)と衝突。マイケルの仮説を立証する証拠はない。シールドを下ろした途端に赤い球体は攻撃してくるかもしれない。そんな危険を冒すわけにはいかない。このままではスポックも見失ってしまう。緊迫したブリッヂ。パイク船長の決断。マイケルの仮説を試すしか手段は無い。シールドを下ろすディスカバリー。サルーの中に赤い球体からメッセージが押し寄せる。10万年前からの記録。赤い球体が蓄積してきた記録。生きて来た証として残しておきたかっただけ。たまたま通りかかったディスカバリーにそれを託したかっただけ。急ピッチで記録をダウンロード開始。球体が大爆発。爆発に飲み込まれたらディスカバリーは瞬時に蒸発してしまう。それなのに無傷。赤い球体は自分の記録を守るため、それを託したディスカバリーを爆発から守った。

サルーが、かなり深刻な状態。ケルピアンの宿命。バウアーによる粛清。自分に死期が迫っている事を悟ったサルー。唐突な展開。まさか、サルーが死んでしまうのか?自動翻訳装置の復旧で大活躍したのに死んでしまうなんて悲しすぎる。赤い球体の影響を受けて宿命が作動したのか?こうなったら、どんなことをしても運命に逆らえないことをサルーは知っている。覚悟するサルー。マイケル、涙目。様々な誤解を乗り越えて友人となった仲。サルーが母星を出た時に置いて来た妹。二度と戻らないと決意したのに妹には何も告げる事が出来なかった。船に乗った時から欠かさず記録して来た航海日誌。自分が宇宙艦隊にいた証。それを記録として残して欲しいとマイケルに懇願するサルー。

最後の別れが近づいているのに何も出来ないマイケル。自分のようになるなとサルーがマイケルに諭す。スポックに対するマイケルの気持ちを見透かしたように、何としてでもスポックと会い誤解を解けとマイケルにアドバイス。スポックと二度と会わないと決めていたマイケルの心の殻に亀裂が入って割れて行く。最後の儀式。ナイフでリスク神経を切るようにマイケルに懇願するサルー。サルーの最後の願い。リスク神経に手を懸けようとしたマイケル。不思議な事に何もしていないのにリスク神経が自然に朽ち落ちた。サルー自身も信じられない思い。こんなことは聞いた事が無い。隠されていたケルピアンの真実。バウアーの嘘。みるみる回復するサルー。心配したのが嘘のよう。サルー第2形態。リスク神経が無くなって恐れが無くなったサルー。清々しい気持ち。生まれ変わったサルー。恐怖に震える毎日からの解放。新生サルー、復活。

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