注意:ネタバレ
ストレイン公式サイトから引用
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レビュー
久し振りのダッチ(ルタ・ゲドミンタス)の登場。ハッキングは、こんな世の中になったら役に立たない。ネットの使えない状況。電力さえ危うい世の中。ネットよりも食料の方が大事。こんな高層マンションに突撃するなんて自殺行為。日光を嫌うストリゴイの憩いの場になっているはず。みんな、考える事は同じ。ここには食料が残っていると人間たちがやってくる。人間ホイホイ。やって来た人間はストリゴイのごちそうになる運命。油断をするから、そんな事になってしまう。寝室を偵察に行った男女。なぜ、先にブラインドを開けない?日光が降り注ぐだけで有利に事を運ぶ事が出来る。ベッドの下なんか覗いたら思うツボ。触手が飛んで来て一巻の終わり。まずはベッドの上から数発ぶち込むべし。戦い慣れていない者は淘汰される。最低な奴ら。ダッチに助けてもらったのに置いてきぼり。ひとり置いて行かれたダッチは心細くて怖かったに違いない。何とかひとりで奇跡的に生還。確かに男の手にストリゴイの触手が当たっていた。それは見間違いではなかった。紫外線ランプの下で虫がウヨウヨ。こうなったら助かる術は無し。ダッチの見事な腕前。鉈で頭部を真っ二つ。こんなに綺麗に切断できるなんて達人の域。
なんの実験をしてるのかと思った。マスターの白い血を再現するため。白い虫でクッキング。科学者があらゆる方法で精製しても、人間には毒にしかならない。マスターに見限られ体がみるみる弱っていくパーマー(ジョナサン・ハイド)。腐るほどの金は持っているが、さすがに金でも命は買えない。アイヒホルスト(リヒャルト・サメル)からのプレッシャー。白い血が欲しければ結果を出せ。もうひとり、白い血を接種している者がいた。セトラキアン(デヴィッド・ブラッドリー)は自分で虫を精製して摂取している。普通の人間よりも長寿の秘密。しかし、マスターの白い血ほどの効果は無い。錬金術師から学んだ秘術。オリジナルの白い血にはかなわない。
すがる思いでパーマーがセトラキアンに懇願する。あらゆるマスターへの援助から手を引く事が条件。人間の後ろ盾を失ったストリゴイたちは弱体化する。人間は本質的には変わらない。セトラキアンは過去の苦い経験から学んでいた。遠い昔にもパーマーと取引をして握手をした記憶。見事に裏切られた苦い記憶。断って当然。白い血の精製方法を教えた途端に手のひらを返すはず。いくら金があっても人の心までは変える事は出来ない。
ザック(マックス・チャールズ)との交換条件。オクシド・ルーメンを差し出す事。本当にルーメンにはマスターを倒す方法が記されているのか疑問。比喩で固められた内容。どうとでも取れる言い回し。そんなものを解読してマスターを倒す切り札になるのか?セトラキアンは信じている。ルーメンにはマスターを倒す方法が記されているはず。クインラン(ルパート・ペンリー=ジョーンズ)の動きは驚愕。まるでフラッシュのように高速移動。弾丸よりも早い。銃があっても仕留めるのは困難。フェット(ケヴィン・デュランド)がいなかったらエフ(コリー・ストール)は殺されていたかもしれない。セトラキアンとフェットはエフの魂胆には気付いていない。しかし、クインランは伊達に1000年以上も生きていない。数々の裏切りを観て来たクインラン。不自然なエフの訪問を疑っている。エフよ、正直に話したらダメなのか?そんなに仲間が信じられないのか?一緒にザックを助け出してくれと頼んだらいいのに。どうせ、断られると思っているのかもしれない。セトラキアンとフェットは外出。エフはクインランの事をすっかり忘れてしまったのか?最も厄介な人間とストリゴイとの混血。ごそごそとルーメンを探しせば即感づくはず。ルーメンの隠し場所を見付けたエフ。予想通り背後にクインラン。マスターに恨みを持つのは二人とも共通。目的が一致すれば協力する事も可能。クインランの怪しい誘い。エフは、どうする?信用しても大丈夫?
ケリー(ナタリー・ブラウン)は、ザックの母親を装っているがストリゴイ。ザックの血を吸いたい衝動を必死で抑えている。マスターの命令は絶対。オクシド・ルーメンを手に入れるまではザックは無傷にしておかなければならない。ザックは薄々感づいている。母の姿をしているが中身は以前の母でないことを。部屋を抜け出したザック。なぜ、そんなにガサツなの?ガチャガチャと音を立てすぎ。観てるこっちが冷や冷やする。もっと静かに悟られないように脱出路を捜すのが普通。大丈夫か、ザック?そんな事も分からないのか?
わずかに開いたドアの隙間から見えた衝撃の光景。分かってはいたが見たくなかった。母の姿をした何かが口から醜い触手を出して人間の血を吸っている。悲鳴を上げたらいけないのは分かっているが、口から勝手に叫び声が出てしまった。走って逃げるがザック。何処へ逃げるザック?ドアには鍵がかかっている。そっと部屋に戻る方がよかったのかもしれない。今更言っても後戻りは出来ない。パニック状態で持病の喘息発作が出て動けない。ケリーは、血を吸いたい衝動を抑えきれなくなっている。万事休す。今更言っても遅いが、ザックよ静かに行動するべきだった。意外や意外、マスターが白い血を与えてくれてた。何を思っての行動なのか意味不明。マスターはザックに何をさせようとしているのか?
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