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【海外ドラマ】パニッシャー【NETFLIX】シーズン2第8話「裏切られた思い」感想(ネタバレ)

注意:ネタバレ

punisher
NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2018Netflix.inc

レビュー

カーティス(ジェイソン・R・ムーア)、涙目。フランク(ジョン・バーンサル)に関わると、ろくなことが無い。彼女のためにもサポートだけに回って表に出ないつもりだった。さっさとルッソ(ベン・バーンズ)を片付けて彼女の元へ帰りたかった。無謀なフランクの挑戦。自動小銃で武装した退役軍人たち。それに拳銃一丁で挑むなんて自殺行為。普通なら瞬殺される運命。予備の弾倉なんか必要ない。弾は全部俺を避けていく。こうなったら不死身と言うよりイリュージョン。フランクに雨あられと注ぐ弾は一発も当たらず。それどころかフランクの弾が当たりまくり。フランクのスタンド発動?目を凝らせば、セックス・ピストルズたちが見えるかもしれない。さすがに、スナイパーはやばい。用意周到なルッソ。万が一を考えてスナイパーを配備していた。記憶を失くしても抜け目がない。本能的にポイントは抑えている。

銃の照準が合っていないのか?スナイパーの弾がことごとく当たらない。もう、これはスタンドとしか言いようがない。よく見たら、らっきょう頭が弾の軌道を変えているのが見えるかもしれない。さすがにカーティスもフランクを放っておけなくなってしまった。無茶な奴だが、戦友が死ぬのは見たくない。スナイパーをノックアウト。銃を奪ってフランクを援護射撃。これでカーティスも共犯。泥沼に足を突っ込み抜けなくなってしまった。千載一遇のチャンス。スコープの先にルッソが見える。頭を撃ち抜けば晴れて彼女の元へ帰れる。フランクが始めた戦争も終結。自分が引き金を引けば全てを終わらせる事が出来る。一瞬の躊躇がチャンスを奪って行った。スコープの中からルッソは消えた。

新たな脅威がフランクを襲う。全速力で人を突き飛ばしながら逃げるフランク。呑気に「左から失礼。」と言っている暇は無し。自分の推理は間違っていなかった。こちらも全速力でフランクを追うマホニー刑事(ロイス・ジョンソン)。フランクが誰を相手にしていたのかは、どうでもいい。存在しないはずのフランクがニューヨークに現れたのが危険な兆し。フランクが現れると戦争が起こる。我が町、ニューヨークを守るために何としてでもフランクを逮捕しなければならない。追い詰められて万事休すのフランク。やめておけばいいのにカーティス。放っておけない、おせっかいな性格。マホニー刑事を威嚇するために銃を発射。これで完全に一線を越えてしまった。素顔を晒して刑事を撃った。威嚇射撃とはいえ殺人未遂に公務執行妨害。捕まれば刑務所行きは確実。愛する彼女ともさようなら。後悔しても、もう遅い。捜査はすでに始まっているはず。フランクの知り合いの足の悪いアフリカ系アメリカ人。フランクが社交的な人間なら良かった。足の悪いアフリカ系アメリカ人の知り合いが100人ほどいれば、特定されるまでの時間稼ぎは出来る。この状況でジョークを言うとはブラックすぎるフランク。ガッツリ足を掴まれたカーティス。ルッソとの決着をつけるまでは抜け出す事は困難。

sniper

小切手換金所で人質にされたナイスな従業員。機転を利かせてドアを開けた英雄。すっかり騙された。ルッソたちの仲間。人質の振りをして逃走。怒るのも理解出来る。フランクのドクロベストを見てパニックになったルッソ。そのせいで計画がメチャクチャ。何とか逃げ切る事は出来たけど仲間が数人撃たれてしまった。詰め寄る血気盛んな命知らず。ルッソの怖さを知らないから出来る事。きっちり、頭を撃ち抜かれた。証拠隠滅のための措置。小切手換金所の従業員。金の運搬会社の社員。この二人はルッソの手先として潜り込んでいた。ここから足がつくのは時間の問題。トカゲの尻尾切り。生かしておくのは危険すぎる。

フランクの言いつけを守ってトレーラーハウスにこもるエイミー(ジョージア・ウィガム)。ショットガンへの弾の装填練習を繰り返す。自分の身は自分で守らなければならない。何でも試したい年頃。フランクに教えてもらった銃の奪い方。誰かに試したくてウズウズしている。今一歩でルッソを逃がしてしまったフランク。イライラMAX。怒りまくり。手がかりはゼロ。何も知らないはずのジェイクをボロ雑巾のようにタコ殴り。みるみる顔が変形していく瀕死のジェイク。ルッソと知り合ってしまったのが災難の始まり。カーティスがいなければフランクはジェイクが死ぬまで殴っていたに違いない。明らかにルッソの居場所を知らないジェイク。これ以上、殴っても何も出てこないのは明白。怒りの持って行き場がなくジェイクにぶつけるフランク。火に油を注いでいしまったエイミー。悪気は無し。純粋に銃を奪えるのか試したかっただけ。危険な事をやっていると言う自覚無し。一番恐怖を感じたのはフランク。もしかしたらエイミーを撃ち殺していたかもしれない。そんな想いが怒りに変わる。鬼の形相でエイミーの顔に銃を突きつけるフランク。今にも引き金を引きそうな勢い。傍から見たら少女虐待のやばい状況。いろんなところでカーティスはナイス。フランクを止められるのはカーティスだけ。エイミーもカーティスに助けられて命拾い。ベソをかくエイミー。強がっていても子供。優しく慰めるカーティスがいて良かった。カーティス、ある意味大活躍。

ルッソとデュモン(フロリアナ・リマ)の複雑な関係。情緒不安定なルッソ。頼れるのは、デュモンだけ。デュモンに疑いをかけるルッソ。自分とフランクとの過去の因縁を黙っていたのか?知らぬ存ぜぬのデュモン。恐らく本当に知らなかったのだろう。フランクの記録は国土安全保障省とCIAの密約で消されているはず。メリーゴーランドにはフランクはいなかった事になっている。デュモンがそんな機密事項まで知ってるはずは無い。DV夫のように家の中の物を手当たり次第に破壊。恐怖に震えるデュモン。愛してしまった相手が悪かった。禁断の関係。医師が患者を愛してしまった結末。その患者は大量殺戮犯。記憶を失くしても犯した罪は消えない。デュモンの心の叫びがルッソに届いた。猛獣使いのようにルッソをおとなしくさせるデュモン。ルッソの中で野望が芽生え始める。虐げられた軍人たち。国のために戦ったのに社会のゴミのような扱い。小切手換金所の襲撃なんかどうでもいい。恐ろしい計画。この金をバラまいて退役軍人を集めて恐怖の軍隊を結成。もっと大きな事をやってやる。ルッソの向こうに妻と子供の影をみるフランク。家族同然だったルッソ。なぜ、こんな事になってしまった?悪夢なら覚めて欲しい。しかし、これは現実。ひとり妻と子供の墓に寄り添うフランク。自分はいったい何と戦っているのか?

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