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第7章「ホーキンス研究所の虐殺」レビュー
凄いわ。
凄すぎる。
やっぱりストレンジャーシングスは別格やね。
一話が一本の映画を観終わったぐらいの充実感。
予算も別格やね。
一話40億年。
何百万年経っても日本のドラマは太刀打ちできひんわ。
予想通り「おやおや」の人がワンやったけど、実際はその先を行ってたわ。
脚本も練り込まれてるね。
視聴者の予想の先を行ってしまってる。
ワンがヴィクター・クリールの息子とは想像もつかんかった。
裏の世界の怪物に襲われた悲劇の家族の一員やと誰もが思ったはず。
でも、じつは全ては息子が起こしたこと。
きっかけは裏の世界とは全く関係なかったんや。
この見せ方も秀逸。
ヴェクナに囚われたナンシーへヴェクナ自身が告白する。
正体を現し虐殺を繰り広げたワンがイレブンに告白する。
二つの場面での告白がリンクしていきワンとヴェクナがひとつになっていく。
圧巻やん。
もう、言葉も出えへん。
ポカンと口空けて圧倒されてしまった。
イレブンの覚醒には感動してしまった。
宙に浮いたイレブンの手足が折れ曲がっていく。
あわやイレブンもヴェクナの被害者のように手足がバキバキに折れ曲がってやられてしまうのかと心配した。
でも、そんな心配は無用やった。
この世に生まれて来た記憶。
皮肉なことにワンが教えたパワーの源。
昔の様々な記憶がパワーを与えてくれる。
せっかくこの世に生まれて来たのに母親とも再会せずに死ぬわけにはいかない。
どこからともなく溢れてくるパワー。
ワンのパワーを跳ね返すイレブン。
虐殺は自分ではなかった。
封印していた記憶が戻ってくる。
イレブンの怒りがワンの体を崩壊させる。
それと同時に開いたゲート。
この時に最初のゲートを開いたんやね。
この世界と裏の世界をつなげたのはエル。
エルが全てのきっかけやったんや。
このことをブレンナーは博士は知ってたに違いない。
ブレンナー博士の目的はなに?
いい人ぶってるけど、いまいち信用できひん感じやね。
しきりにワンが言ってた言葉も気になる。
「ブレンナー博士は僕たちを支配したいんだ」
どういうことなんやろ?
エルやワンの強大な能力を自分の思うがままに利用しようとしているのか?
それで支配することができなくなったワンの能力を封じるためにチップを埋め込んだのか?
全面的には信用できひん感じやね。
ホッパーは間一髪やったね。
マレーとジョイスがいなかったら確実にデモゴルゴンに食われてた。
結局、生き残ったのはホッパーとエンゾだけ。
エンゾも生き残ることができてよかったよ。
囚人を売ろうとしたとはいえ悪い奴には見えへんもんね。
自分のためではなく家族のために金を得ようとしたみたいやし。
娘のミハエルとも再会させてあげたいしね。
でも、収容所から逃げ切ってもソ連にいる限り追われ続けるよね。
どうするんやろ。
ホッパーたちとアメリカに逃げるんかな?
政府の力でアメリカの永住権を手に入れてミハエルをソ連から呼んで一緒に幸せに暮らしてくれたらええんやけど。
それよりも、まずはソ連を脱出することやね。
これでホッパーたちは逃亡犯。
ソ連の国内にいる限る追われ続ける身。
普通に飛行機に乗れるわけでもないし。
ユーリの飛行機も墜落してなくなったし。
あったとしても、あの飛行機ではアメリカに着く前に墜落してしまうかもしれんかった。
一難去ってまた一難やん。
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