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第８章「パパ」レビュー
途中までは、もしかしたらブレンナー博士が黒幕かと思ってしまった。
オーウェンズ博士を拘束してエルをホーキンスに行かせないとかやりすぎやし。
なにか裏があるのかと思ってた。
執拗にエルにワンを捜させてたの不自然やし。
なんでそんなにワンに執着するのかも謎。
しかし、オーウェンズ博士は良い人やね。
エルの気持ちを尊重してくれてる。
その通りよ。
エルは囚人じゃないし自分のことは自分で決めるのがいちばん。
いつまでもパパがエルのことを決めるのは間違ってる。
オーウェンズ博士大丈夫なんかな？
無事でいて欲しいよ。
エルがオーウェンズ博士を助けに戻るのかと思ったら、ほっといて行ってしもた。
その辺は妙にサバサバしてるのね。
まあ、気持ちはわからんでもない。
大事な友達の危機。
おっさんよりも友達を選ぶ気持ちは理解できるよ。
でも、ブレンナー博士に逆らってエルのことを尊重してくれてたやん。
そこは忘れんといてほしいよね。
瀕死のブレンナー博士をみるエルの表情は厳しかった。
いろんな思いが駆け巡ってたんやろうね。
研究所にいたころはパパは絶対やと妄信してた。
パパの言うことを聞いていたら間違いないと思っていた。
でも、研究所の外に出て友だちと接することでいろんなことを学んだ。
パパに対する不信感。
パパのせいで多くの人の命が奪われた。
結局、パパはワンの言う通り自分のことを支配しようとしていたのか？
パパの本心は最後までわからんかった。
首輪をされてるのにヘリを墜落させたエルの強大な能力。
もしかしたらワンを越えたのかもしれない。
その能力を引き出した自分にパパは酔っていたのかもしれない。
だからエルはパパと決別したのかもしれない。
「さよなら、パパ」と言って。
おいおいユーリ本気か？
あんなヘリでアメリカに戻れると思ってるの？
もし本気で思ってるなら狂ってるよ。
それにそのヘリ何人乗り？
5人も乗れるの？
オーウェンズ博士に電話したけどKGBに監視されてるよ。
さすがにオーウェンズ博士の力でもアメリカからソ連に助けにくるのは簡単じゃないよ。
あんなヘリで太平洋渡るって、どう考えても無謀すぎる。
ソ連の戦闘機なんかに追われたら逃げ切るのは不可能やん。
旅客機は無理やし。
もう指名手配状態やもんね。
おまけにこのヘリ飛ばしたこともないんやろ。
ユーリ無謀すぎる。
操縦する自分も死ぬかもわからんのに。
どこまで突き抜けた能天気。
なんか勝算でもあるんかな？
どこかに飛行機を隠してるとか？
それならそうと言ってくれたらいいけど本当のことは言わんやろうな。
ほんまに収容所は脱出したけどソ連からの脱出は困難を極めるよ。
なんかみんな楽しそう。
ヴェクナと対決するための準備。
エディ自作の釘飛び出た盾。
これは痛そう。
防御と攻撃を両立した武器。
楽しすぎてダスティンとじゃれ合いだすほのぼの光景。
ナンシーは見かけによらず凛々しいね。
行動力あるし頼もしい存在。
ショットガンの銃身を切って携帯性を最優先。
銃身を切ってしまえばジェイソンが言ってたように掴まれることもないし接近戦でも使うことができる。
ナンシーがマックスに銃の撃ち方を教えてる。
ルーカスとエリカってこんな風にゆっくり話すこともなかったんかな？
あのエリカが兄のことが心配でバスケの試合を観に行ってたことをルーカスに告白してる。
なんやかんや言ってもお兄ちゃんのことを気にしてたんや。
スティーブとロビンは火炎瓶作り。
なんかロビンの顔が不安そう。
そらそうやね。
こんな子供だましの武器で最強のワン・ヘンリー・ヴェクナを倒せるはずがない。
不安にもなるよね。
でも、誰かがなんとかしないとホーキンスが消滅してしまう。
ホーキンスは手始めなのかもしれない。
その次はアメリカ、その次は世界が消滅するかもしれない。
ナンシーがヴェクナに見せられた未来のヴィジョン。
怪物の軍隊が世界を蹂躙する世界。
現実にならないように必死で準備してくれてるけど勝てる気がせえへん。
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