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【映画】ザ・ボーイ人形少年の館【ホラー】レビュー(ネタバレ)絶対最後まで観て評価して

注意:ネタバレです

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映画.comから引用
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あらすじ

DVのボーイフレンドから逃げるため遠くイギリスの屋敷へ子守の仕事にやって来たグレタ(ローレン・コーハン)。大きな屋敷で年老いた両親に息子ブラームスを紹介される。それは生きた人間ではなく等身大の人形だったしかし、両親はまるで生きた人間に接するように人形に接している。グレタの仕事は人形の子守をする事だった。本当の人間に接するように、10のルールを守る事が条件。グレタに子守を任せ両親は旅行へ出発する。残されたグレタとブラームス。グレタは人間のように人形に接することがバカバカしくなりルールを破ってしまう。その頃から、不思議な現象が起き始める。人形の顔にかけていた布が取り去られている。人形が移動している。誰もいないはずの屋敷で音や声が聞こえる。不気味に感じるグレタ。屋敷に食料などを配達しているマルコムに相談する。

噂ではブラームスは変わった子であった。ブラームスの8歳の誕生日に屋敷に遊びに来たエミリーが殺されてしまう。疑われたブラームス。しかし、ブラームスは火事で焼け死んでしまう。その後、両親はブラームスの人形を実の息子のように、可愛がるようになった。グレタはルールを守りブラームスに人間の子供のように接することを決意する。ブラームスとの静かな日々が過ぎていく。しかし、突然ボーイフレンドが、グレタを連れ戻すため屋敷にやってくる。DVを受けていたボーイフレンド。彼から逃れるために遠くイギリスまでやって来たグレタ。グレタの顔に恐怖の表情が浮かぶ。グレタが人形の子守をしている事を不審に思うボーイフレンド。彼はグレタが帰る事を拒んだため逆上する。グレタから人形を取り上げ椅子に叩きつけてしまった。人形の顔が粉々に砕ける。驚愕するグレタ。地鳴りのような叫び声が屋敷中に響き渡り、何かが現れようとしていた。

感想

これは、やられた。てっきり、人形に少年の霊が憑りついてるのかと思っていた。終盤まで、ずっと思っていた。DVの元彼に人形が壊された時も怒った霊が出てくると思っていた。そう思っていたのに、なんと鏡が割れて手が出て来た。生身の手。ビックリした。ブラームスは生きていた。少年と違う。胸毛生えたおっさん。この、どんでん返しは秀逸。ずっと、少年の霊が人形を動かしてると思っていた。でも、劇中に少年の霊と言う言葉は、どこにも出て来ない。この辺に伏線があったのかも知れない。ずっと霊だと思い込まされていた。霊とか超常現象は一切関係ない映画。ブラームスが壁の中の通路を動き回って人形を動かしていた。かくれんぼみたい。

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ブラームスはかくれんぼをしてるつもりだったのか?少年時代に遊びに来た少女を殺してしまったから、両親が火事で死んだと見せかけ、かくまっていたのか?両親は自殺してしまったから真相は分からず。主演はウォーキングデッドのマギー役で有名な女優ローレン・コーハン。さすが役者。雰囲気は変わっている。終盤、おっさんブラームスと戦ってる時は、ちょっとマギーに戻っている。前半は人形が動いたり、音が聞こえたり、物が動いたりするだけで少し退屈な所もあるので脱落する人もいるかもしれない。でも、それはもったいない。この作品は、最後まで観たらガラッと評価の変わる作品。途中で脱落した人の評価は参考にならない。グレタが最初に屋敷にやって来た時、両親がブラームスの人形と3人で話をさせてくれってドアを閉めて相談してる時も、おっさんブラームスが出て来てたに違いない。ネズミを駆除してるのも壁の中を動き回るブラームスのため。人形にあげた食事を冷蔵庫に保存しているのも後でブラームスが食べるため。大音量で音楽をかけたり、本を朗読する時大きな声でと言われてたのもブラームスに聞かせるため。

後で考えると伏線が、あちこちに散りばめられていた。最後、おっさんブラームスを撃退してマルコムと車で逃げてるグレタがニヤッと笑っているように見えた。それは、DVの元彼から解放されてスッキリした気持ちのあらわれなのかもしれない。それとも、恐怖から解放されての安堵感からなのか?真相は分からず。最後に人形を修復してたのは誰なのか?ブラームスが実は生きていて修復してたという結末なのか?前半はどうなる事かと思ったけど、終盤のどんでん返しからの怒涛の流れ。つくづく映画というのは、最後までキッチリ観て評価しないといけないと再確認させられ

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