注意:ネタバレです
THE GIFTED公式サイトから引用
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レビュー
エックスメンのドラマ化。エックスメンがいなくなった、その後の世界。ミュータントは危険な人種として迫害を受けている。法律によって規制されている。しかし、能力が突然出現する事は予測できない。いじめられっ子のアンディ(パーシー・ハインズ・ホワイト)。今まで能力が発動する事は無かった。ダンスパーティーの興奮も相まって気持ちが高ぶっていた事もひとつの要因。いじめられたが事が起爆剤になって能力が発動した。それにしても、桁違いの凄い能力。学校の体育館を破壊してしまうとは、飛んでもないサイコキネシス。でも、自分で能力を制御できない。この段階が一番怖い。ブレーキの壊れたダンプカーと同じ。走り出したら自分で自由に止める事が出来ない。センチネル課が保護しに来るのも理解出来る。ローレン(ナタリー・アリン・リンド)に教えられて自動販売機で能力の訓練をした時も、いじめられた記憶を思い出して自動販売機を破壊してしまった。横にいたローレンを傷つける気はなかったアンディ。気持ちに反して飛んだ破片でローレンを傷つけてしまった。思わぬ事で周りにいる人たちを傷つけてしまうかもしれない。
姉のローレンは自分がミュータントである事に気付いてた。気付いていたけど隠していた。父親のリード(スティーブン・モイヤー)の仕事を考えたら隠す気持ちも理解出来る。ミュータントの犯罪者を起訴する検察官。ミュータント側からしたら天敵である存在。そんな父親の娘がミュータントである事が知れてしまったらクビになるかもしれない。父親の事も考えて隠していたに違いない。時々、能力を使っていた。母親のケイトリン(エイミー・アッカ―)が運転する車が衝突しそうになった時にも能力を使って助けていた。ケイトリンは奇跡が起きたと神に感謝をしていた。まさか、娘のローレンがやったとは思っていなかった。ローレンの能力は幅広く応用が効く能力。防御バリアに使ったり、バリア自体で車を押したり出来る。でも、短時間で消えてしまう。作用する時間に注意しないと危険。バリアが無くなる瞬間が一番危ない。
ミュータントたちも自分たちの身を守るために地下組織を作っている。迫害された存在のため、そんな組織が出来るのも普通の流れ。追われているミュータントを助けて保護している。リードは子供想いの父親。息子のアンディが、いじめられてるのを見抜いて学校に文句を言いに行っている。学校がもっと早く気付いて、いじめをやめさせていたら、アンディの能力もあんな所で発動する事もなかった。対応した教師も責任逃れのクズ。親の立場なら訴えるぞと脅し文句を言うのも頷ける。二人の子供にX遺伝子があったと言う事は、リードとケイトリンの夫婦どちらかにX遺伝子があると言う事。そのうち、リードかケイトリンも能力が発動するかもしれない。第1話はブライアン・シンガーが監督。中々スピード感があっておもしろかった。マーベル作品。スタン・リー、いつも通りシレッと登場。すぐに分かった。おん年、94歳。いつまでも、元気でカメオ出演を続けて欲しい。
地下組織のローナ(エマ・デュモン)が捕まってしまった。マルコス(ショーン・ティール)が撃たれた事に怒りMAX。何回も警官を痛めつけている。サッサと逃げたら良かった。逃げないから捕まってしまった。妊娠している事を本人も知らなかった。そんな事情なら、なんとしてでも助けなければならない。しかし、鉄壁の拘置所からどうやって助け出すのか?ローナはマグニートの娘。父親と同じく磁力を操る事が出来る。リードは、撃たれてしまった。クラリス(ジェイミー・チャン)が開けたポータルに後一歩で入れる所だった。一歩及ばず置いて行かれてしまった。殺される事はないにしてもどうなるのか?ローナを助けるための貴重な情報源だったのに残念。
クラリス=ブリンクは、X-MEN:フューチャー&パストにも登場していたキャラ。過去の映画に登場してたキャラもドンドン出てきて欲しい。リード一家は混乱状態。子供達がミュータントである事が発覚して状況は一変。幸せな家族が一転して逃亡者。ミュータントというだけで危険視する法律がある自体がおかしい。このおかしな法律をどうにかするべき。これも一種の差別。はるか昔から人類は差別と共に歩んで来た。今更言っても無くすことが出来ないのが現実。分かってはいるが完全になくすのは並大抵ではない。
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