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【海外ドラマ】タイタンズ【DC】第7話「謎の療養施設」レビュー(ネタバレ)<何者?>

注意:ネタバレ

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NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2018Netflix.inc

レビュー

大人の決めた事なんか関係ない。自分の母親が生きて監禁されている事が判明した。助けに行かない方がおかしい。一刻も早く母親と再会したいのが本音。危険だから計画を十分に練ってから実行。ディック(ブレントン・スウェイツ)の言う事も理解出来る。いてもたってもいられない。もたもたしているうちに、どこかへ移送されたら再び居場所を突き止めるのは困難。そうでなくても拷問されているかもしれない。拷問の末に死んでしまったら二度と会うことは出来ない。レイチェル(ティーガン・クロフト)の頭の中で様々な考えが飛び交う。そんな事を考えていたらじっとしているのは無理。同じ年頃のガーフィールド(ライアン・ポッター)だからこそレイチェルの想いを理解していた。ディックに素直に従うふりをしたのは演技。そうしておけば全て穏便に運んでいく。チーフの家で学んだ生活の知恵。特殊な能力を持っていても中身は子供。無計画に警備の厳しい組織の療養所をうろついていたら捕まるのは当たり前。いくら特殊能力があっても、いきなり電撃を喰らって失神してしまえば抵抗するのは不可能。

療養所の地下にある古いトンネル。侵入するにはうってつけ。そんな簡単にいくわけない。組織の連中が見落としていると考えるのがおかしい。そこから侵入してくることは想定済み。無警戒にトンネルを行くディックたちが囲まれる。コリー(アンナ・ディオプ)の炎で焼き尽くせ。気づいてよかった。トンネルにはガス管が張り巡らされている。車椅子に乗せられたガーフィールドも人質。計画を練ったつもりのディック。穴だらけの計画。こんな計画なら子供でも立案可能。結局、全員拉致された。薬を打たれて夢の中のディック。暴力に支配される自分自身を再確認。これは現実なのか夢なのか朦朧として判別不能。このまま続ければ精神崩壊して廃人一直線。全員捕まっているから助けは期待できない。腕に埋め込まれたトラッカーも摘出してしまった。前回のようにジェイソンが颯爽と登場する事も無理な話。全て自分が招いた事。檻に閉じ込められたガーフィールド。虎に変身させようと電撃を喰らわせられる。敵の言う通りになるものかと必死で抵抗するガーフィールド。鋼鉄の檻の中では虎に変身したところで脱出する事は不可能。変身した所で実験台にされるのがオチ。それなら出来る所まで抵抗してやろう。何度も何度も電撃攻撃。意識がもうろうとしてくる。どこまで耐える事が出来るのか?

ベッドに縛り付けられたコリー。口にはチューブを入れられて叫ぶことも不可能。炎を操るだけではなくて、驚異的な回復能力。メスで切った傷がみるみる元に戻っていく。どこまでの回復能力があるのか?限界まで切り刻まれて行くのが予測できる。叫ぶことは出来ないけれど、そんな事を想像したらコリーの中で恐怖が広がって行く。叫ぶ事も出来ず恐怖の表情を浮かべるコリー。回復能力はあるが、限界を越えてしまったら再生は不可能。その先には死が待っている。

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VIP扱いのレイチェル。組織にとって世界を再生させる教祖様。レイチェルの父を信望する組織。その娘も信望の対象。しかし、レイチェルにとっては意味不明。仲間を危険にさらして母親を拉致した憎き組織。世界の再生なんて、どうでもいい。大事なのは身近な仲間と母親。母親に会わせるようにアダムソンに詰め寄るレイチェル。それは不可能だとそっけない答え。真相を知る母と合わせる事は組織にとってマイナス。大事な仲間が危険に晒されている。業を煮やしたレイチェルが切れてしまった。レイチェルの暗黒面解放。レイチェルの力で治癒したアダムソンの首の傷。レイチェルの一言で傷がパックリ絶命。

母アンジェラが監禁されている。扉を開けると壁を向き後ろ姿のアンジェラがベッドの上に座っている。後ろを向いているから顔が見えない。怖い感じ。振り向いたら化け物?長い監禁で狂ってしまっている?振り向いた時に何かあるのか?偽物?いろんな考えが短い時間で浮かんでくる。レイチェルの言葉に振り向いたアンジェラ。普通。普通の女性。娘との再会を喜ぶ母親。良かった。化け物でなくて。ゆっくり再会を喜んでいる時間は無し。まずはガーフィールド救出作戦。職員が電撃棒をもってレイチェルに向かってくる。檻の鍵は開けっ放し。職員の誤算。ガーフィールドの変身を目撃していなかったから舐めていた。一線を越えてしまったガーフィールド。レイチェルに危険が迫っている事で歯止めが効かなくなってしまった。血まみれの職員。虎になぶり殺しにされた職員。人に戻ったガーフィールドの口の中に血の味が広がていく。後悔しても、もう遅い。人を殺してしまった事実は消す事は出来ない。

縛り付けられて夢見心地のディック。夢と現実を判別できず。薬も限界を越えて注射されている。覚醒させる事は困難。レイチェルとガーフィールドが呼び掛けるが反応なし。レイチェルの能力を使えば元に戻せるのではないのかと観ていた。一向に能力を使う事なし。焦ってしまって自分の治癒能力の事をすっかり忘れてしまったのか?必死で呼びかけるレイチェル。心の叫びが届いたのかディックが現実に戻ってきた。コリーの救出作戦。手首を切断される前でセーフ。さすがに切断されたら再生するのは困難なはず。実験をしていた職員が蜘蛛の子を散らすように逃げて行く。フラフラのディックに戦闘は重荷。満足に動く事も出来ないはず。実験をしていた職員は戦闘員とは別だったに違いない。戦う術を知らないから逃げるしかなかった。敵は復讐の余地を与えないように徹底的に叩き潰す。トンネルで警備員を徹底的に叩きのめすディック。完全に暴力に憑りつかれている。このままでは、自分は何者になってしまうのか?水たまりに映ったロビンがディックを見上げている。ガス管が張り巡らされたトンネルにコリーが炎を発射。大爆発する療養所。ディックの前に燃えているロビンスーツ。ロビンとの決別。自分を取り戻すための決別。ロビンと決別したディック。彼は何者を目指すのか?

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