注意:ネタバレです
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第6話:「影絵」レビュー
影絵とはなかなか情緒的。最初に唐突に影絵が出て来たから単なる演出なのかと思ってしまった。でも、ちゃんと物語にからんでた。世界が変わるさまが影絵で表現。なんか芸術的。予算の関係か登場人物が少ないなと思っていた。毎回、同じ顔ぶれの遠足状態。登場人物も少ないしエンプティも少ない。森の中を歩いていてもエンプティが一切登場しない。暗がりで焚火をしていてもエンプティの影も形もない。どこに行ったエンプティ。ここで新キャラの登場。名前はパーシー。それとパーシーの叔父。少しはテンポの悪さをよくしてくれるかな?ふたりは物資の調達のために人をだまし続けていた。こんな世界やからしょうがないかもしれない。でも、何人もだましてきてよく殺されなかったね。そんなにうまく行くもの?相手がリックやニーガンみたいな人やったら返り討ちにあうよ。運がよかったんやろうね。
でも、アイリスたちも簡単に騙され過ぎ。まず、ひとりで6人に挑んでくる事態がおかしすぎる。物資を分けて欲しいと懇願するならまだわかる。でも、棒切れを尖らしただけの武器で脅してくるとは無謀すぎる。頭がおかしいか、よほど切羽詰まってるのかと思うのが普通。あっさり信じるアイリス。たしかにトラックがあればニューヨークまで徒歩よりもはるかに早くつけるはず。すがりたい気持ちは分からんでもないけど、みんなを巻き込むことが分かってるのかな?パーシーたちも、もっとうまい騙し方があるはず。わざわざ捕まえられて街に案内して建物の中を探索させてと、パーシー自身にもリスクが高すぎる。トラックが目の前にあって、建物の中に鍵の持ち主がいる事が分かってるならパーシーはいらない。そんなことを考える奴がいるかもしれない。まさに、命懸け。いままで生き延びて来られたことが奇跡。
しかし、アイリスが勝手すぎる。フェリックスに荷物を見張ってろと言われてたのに、勝手に持ち場を離れて勝手に建物の中に入り込んでる。エンプティを倒す事もできない戦闘力ゼロなのに。挙句の果てにゴミ箱に落ちて必死の状態。お決まりの展開。エンプティがゴミの中からもそもそと登場。ここらでひとりぐらい死ぬ方が物語が引き締まりそう。でも、なぜか誰も死なない展開。Zネーションぐらい容赦なく登場人物殺してくれる方が、意外性があって眠気も吹っ飛びそうなのに。意外やパーシーが戻って来てアイリスを助けてくれた。たくさんの人たちを騙してきて罪悪感があったのかな?でも、やって来た事の罪滅ぼしにはならない。物資を奪われて野垂れ死にしている人もいるかもしれない。生きるか死ぬかのサバイバルだからしょうがない面もあるけど、人のものを奪うのはどうなのか?
パーシーと叔父さんが仲間になって徒歩からトラックにスピードアップ。でも、一波乱ありそうな予感。叔父さんがトラックの燃料の在りかを知っていると言っていた。それは市民共同体のヘリの補給場所。すんなりニューヨークへ行くようには思えない。もしかして、燃料を盗みに行って全員捕まる展開かな?すんなりではないけど、ヘリに乗せられて連れていかれるとか?またまたエンディングの後に続きがあった。アイリスたちの父親の報告書。会話の内容からはアイリスとホープが到着するのを待ってるような内容。電話の相手はエリザベス中佐のよう。もしかして、わざとアイリスとホープをニューヨークに行くように仕向けたのか?その目的は何なのか?いつになったら盛り上がってくるのやら。
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