注意:ネタバレ
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第5章「悲運の因果」レビュー(感想・あらすじ)
久しぶりに両親との再会。
ネヴァーモア学園の父母参観日。
ウェンズデーの様子を見に来たゴメズとモーティシア。
34年前の事件をほじくり返されるとは二人は思ってもいなかった。
ギャレット・ゲイツ殺人事件。
その容疑者だったゴメズ。
ギャレットが落ちた場所に血まみれの剣を持って立っていたゴメズ。
誰が見ても犯人だと思うシチュエーション。
しかし、これは事故だった。
モーティシアのストーカーとなっていたギャレット・ゲイツ。
思いを寄せるモーティシアの彼氏のゴメズはギャレットにとって邪魔な存在。
レイブンの日に会場を抜け出したゴメズとモーティシア。
愛し合う二人の甘い空気。
そこに学園に忍び込んできたギャレットが迫る。
怒りに震える勘違いギャレットが部屋に飾ってあった剣を持ってゴメズに襲い掛かる。
逃げるゴメズ。
自分の身を守るために必死だった。
剣を落としてゴメズに殴りかかってくるギャレット。
倒れたゴメズがギャレットを突き飛ばす。
手に触れた剣を持って立ち上がったゴメズ。
ギャレットが口から泡を吹きながらゴメズに突進してくる。
そこで悲劇が起こった。
思わず身を守るために手に持った剣を前に出したゴメズ。
そこへギャレットが突進してくる。
自ら腹に剣を突き立てたギャレット。
剣が刺さったギャレットの腹から血がしたたり落ちている。
よろけながら後ろに下がり落ちていくギャレット。
女の悲鳴が学園中に響き渡る。
殺人容疑で逮捕されたゴメズ。
しかし、ゴメズは無罪となった。
今もガルパン保安官はゴメズを疑っている。
モンスターに襲われたが死んでいなかったユージーン。
しかし、昏睡状態で意識不明。
なぜユージーンはひとりで洞窟を見張りに行ってしまったのか?
責任を感じるウェンズデー。
自分がユージーンを巻き込んでしまった。
浮かれてレイブンなんかに行かなければよかった。
ユージーンと一緒に行っていれば彼は昏睡状態なんかにならなかったかもしれない。
見た目や言動とは違いユージーンを思いやり自分の責任を感じるウェンズデー。
友達のいなかったユージーンは嬉しかった。
養蜂クラブに来て自分にかまってくれるウェンズデー。
捜査に自分を誘ってくれるウェンズデー。
母親に友達ができたと嬉しそうに話していたユージーン。
それをユージーンの母親から聞いたウェンズデー。
自分は友達だなんて思っていなかった。
捜査を手伝ってもらうために利用していただけ。
ユージーンの母親にあわせる顔がない。
足早に病室を後にするウェンズデー。
ウェンズデーの中で罪悪感が大きくなっていく。
突然の訃報。
検死官が頭を吹っ飛ばして自殺した。
おかしな点が多すぎる。
不自然な死。
妻と旅行に行く事を楽しみにしていた検死官。
突然、自殺する理由が見当たらない。
検死官の自殺と同時に明るみに出た疑惑。
過去の検死の偽造。
34年前の偽造が今頃明るみになる不自然さ。
検死対象はギャレット・ゲイツ。
歓喜するガルパン保安官。
検死の結果、無罪放免となったゴメズ。
これで34年間のモヤモヤが解消する。
学校に乗り込んで来た保安官。
やり方がいやらしすぎる。
もっと他の方法があるはず。
わざわざ子供たちの前でゴメズを逮捕するなんてガルパン保安官の人柄に疑問が残る。
保安官として適切な人なのか?
普通なら見せしめにせずに呼び出して学園の外で手錠をかけるなりやり方があるはず。
これでは街の住民からも反感を買うかもしれない。
少なくともネヴァーモア学園の生徒や教師からは反感を買っただろう。
父親を助けるため留置場に面会に来たウェンズデー。
父が何かを隠してるのはお見通し。
真実を話すように要求するウェンズデー。
真実を知っておかなければ父を釈放へ導くのは不可能。
34年前の夜の真実。
ゴメズとギャレットがもみ合いになった時にはモーティシアも側にいた。
剣を手に取ったのはモーティシア。
あやまってギャレットを刺してしまったのもモーティシア。
父は母の身代わりとなって逮捕された。
ギャレットを刺した剣はモーティシアが元あったところに戻している。
モーティシアに現場から立ち去って部屋に戻って鍵を閉めるように言ったゴメズ。
これでゴメズが容疑者となった。
この時に警察は十分な捜査をしなかったのか?
ギャレットの体には刺し傷があったはず。
当然、凶器がなんであったのか捜査するはず。
飾ってある剣まで辿り着かなかったのか?
もし、辿り着いていればモーティシアの指紋がついていたはず。
ゴメズは刺し傷についてどんな供述をしたのか?
言い逃れはできない。
確かにギャレットは剣で刺されて出血していた。
田舎の警察のずさんな捜査。
ガルパン保安官、大丈夫か?
ゴメズを助けるために一家は団結。
モーティシアの記憶が蘇る。
口から泡を吹いていたギャレット・ゲイツ。
明らかに異常な様子。
あれはベラドンナの影響ではないのか?
確かめるためには墓を掘らなければならない。
幸い墓を掘ることが苦痛でないウェンズデー。
どちらかと言えば墓を掘ることを楽しんでいる。
しかし大丈夫なのか?
こんな街のど真ん中の墓地での墓荒らし。
通りからは丸見え。
誰か通れば丸見え状態。
墓を掘り当てたウェンズデー。
棺を開けるとベラドンナ特有のにおいが漂ってきた。
これで間違いなしギャレットが正気を失ったのはベラドンナの毒のせい。
いったいなぜギャレットはベラドンナに毒されたのか?
しかし、そんなことを考えてる余裕はなかった。
さっさと埋めて離れるべきだった。
モーティシアが掘った穴の前に立ちはだかるが全然隠れていない。
懐中電灯を持った警官が近づいて来る。
言い訳のしようがない。
墓荒らしは立派な犯罪。
家族の再会。
ウェンズデーとモーティシアはゴメズの隣の留置場に入れられた。
留置場に入れられたことなんかどうでもいい。
鉄格子越しに歓喜し抱き合うモーティシアとゴメズ。
そんな光景見たくないウェンズデー。
あきれるウェンズデー。
留置場を出たモーティシアとウェンズデーは町長の元へ向かった。
町長はガルパンの前の保安官。
モーティシアがギャレットのストーカー行為を告発した時に取り合ってくれなかった。
あの時対処していればギャレットも死ぬことはなかったしゴメズが逮捕される事も無かった。
町長の責任を責めるモーティシア。
ギャレットは父に利用されていた。
除け者たちのネヴァーモア学園をよく思ってなかったギャレットの父親。
町の有力者の父親は学園をどうにかしたかった。
ギャレットが学園に行く事を知った父親は息子にベラドンナの毒を持たせた。
学園の者たちに静かにしてもらうため。
ギャレットの上着のポケットに入れていたベラドンナの瓶。
ゴメズともみ合って柱にぶつかった時に割れて毒が体内に入ってしまった。
悪いのはギャレットとその父親。
ゴメズとモーティシアは襲われたから身を守るために応戦しただけ。
剣を持ち出したのもギャレット。
ギャレットは自分から剣に刺さった。
町長命令によるゴメズの釈放と保安官の謝罪。
これで二度とゴメズが逮捕されることはない。
しかし、いったい誰がこのタイミングで検死官の自殺を偽装して、過去の検死報告書を偽装したのか?
過去の卒業写真を見たウェンズデーがあることに気づく。
モーティシアが話していた過去の思い出。
ジュディ・ガーランドの真似をしたラリッサ。
会場は盛り上がり拍手の嵐。
それもそのはず。卒業写真に載っていいたのはジュディ・ガーランドその人が歌う写真。
まさかジュディ・ガーランドがネヴァーモア学園に来るはずはない。
答えはひとつ。
ラリッサ校長は姿を変えられるシェイプシフター。
死んだはずのローワンが学園に現れたのも納得できる。
それはローワン自身ではなかったから。
全てはラリッサ校長が変身した姿。
生徒が死んだなんて発表できるはずがない。
ネヴァーモア学園の評判が落ちてしまう。
ただでさえ除け者たちの学園として街の住人からは忌み嫌われている学園。
これ以上評判を落とすわけにはいかない。
ローワンの両親とは話しがついた。
後は学園をやめてローワンが家に帰ったことを皆に信じさせるだけ。
そのために自分の能力を使いローワンに変身したラリッサ校長。
本当にそれだけなのか?
他に理由がありそうなラリッサ。
本心はラリッサの胸の中。
疑惑の表情でラリッサを見つめるウェンズデー。
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