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第１話「シーラウェッド」感想・あらすじ（ネタバレ）
どこに逃げても追っ手がやってくる。
正直しんどくないのかな？
心休まるときが無いような気がするけど。
意外と心休まっとるね。
なんかほのぼのしてるよ。
バラバラだった3人が今は一緒に追っ手から逃げる日々。
いつも一緒の3人。
ゲラルト父さんにイェネファー母さん。
娘のシリには魔法の英才教育。
才能はあるはずなのになかなか芽が出ません。
3人ともどうなんですかね？
もう、このままでもいいよとか思い始めてませんか？
少なくともシリは今のまま3人一緒にいるのがいいようです。
でも、永遠に逃げ続けないといけませんもんね。
いつまで逃げ続けることができるかも疑問です。
逃げるにも限界があります。
隠れ家を管理する者に「口外するな」と言っても口外してしまいますやん。
お金をもらってもそれ以上出す人がいたら売りますわ。
誰もいない無人島にでも行かん限りは隠れ続けるのは無理ですよ。
ええ加減退屈になりますよ。
それがあかんのです。
だいたい退屈になって少しだけなら大丈夫と甘く見て敵に見つかるパターン。
祭りに行ったのは直接見つかる原因ではなかったけど、もう逃げ続けても意味がない。
シリの血の臭いを辿ってくるモンスター。
こんなんおったらどこまでも追ってこられるやん。
文通ですか？
そら、しょうがないか。
スマホないもんね。
ゲラルトの部屋の扉に張り付けられたイェネファーからの手紙。
面倒くさいの？
しゃべりたくないの？
そんな感じはないよね。
「親愛なる友へ」って書いてあるし。
あまりにもゲラルトが無口なんで手紙で伝えるようにしたのかな？
ゲラルト無口やし「ムフゥン！」て呻くだけやもんね。
この時代にはスマホないから文通になるんやね。
今で言うとLINEみたいな感じなんかな？
意外と二人とも文通を楽しんでるね。
ゲラルトも扉が気になって気になってしょうがないんと違いますか？
さすがのゲラルトも逃げ続けるのは無理と悟ったね。
できれば3人一緒のほのぼのした毎日が続いたらよかったけど無理ですわ。
シリの血の臭いを失くすのは不可能。
シリが生きてる限りモンスターが追い続けてくる。
迎え撃って追っ手を倒すしか手はない。
敵をおびき出すのは簡単。
シリがいることを大っぴらにすれば追っ手はワラワラとやってくる。
困った時のヤスキエル。
確かに追われてるシリに護衛がいないのは不自然。
護衛役に抜擢されたヤスキエル。
そもそも吟遊詩人なので戦いには向いていないけどそれらしく見えたらいいので選ばれただけ。
シリの近くに金で雇った知らん奴を置くわけにもいかんしね。
いつ寝返るかもわかりません。
その点ヤスキエルならシリやゲラルトを裏切るようなことはしないはず。
みんなシリを狙ってるから混戦状態。
火の魔法使いのリエンス達だけでなくエルフたちも乱入して来た。
ヤーペンたちドワーフ部隊も頑張ってくれてる。
ヤスキエルは負傷者の救出係。
ポータルへ逃げ込んだリエンスを追うゲラルト。
ポータル酔いは大丈夫？
炎をかいくぐってリエンスの両手の関節を折ったゲラルト。
なんでそのままポータルへ戻っていく。
矢が飛んできて仲間の危機を悟ったのは分かります。
サクッとやってから戻っても遅くはなかったんじゃないですか。
両手の使えないリエンス。
魔法の使えなくなったリエンス。
剣を突き立てるだけで脅威は無くなったはず。
ほんの数秒で済む話。
その数秒もゲラルトは待てなかったのか？
あの矢を見てエルフの部隊が襲ってきたことを察知したのかゲラルト。
すぐに自分がもどらなければシリたちが危ないと焦ったのかもしれない。
結果的にゲラルトが戻って敵は撃退できた。
シリもイェネファーも無事だった。
ヤスキエルだけは負傷。
本人は死ぬかもしれないと大げさになってるけど致命傷にはなっていない。
しかし、リエンスにとどめを刺さなかったのは完全なゲラルトのミス。
両手を折ってしまえば一生魔法を使えないだろうと思ったのだろうが甘かった。
誰かがリエンスの両手を治して再び魔法を使えるようにしてしまった。
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