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第２話「それぞれが進む道」感想・あらすじ（ネタバレ）
確かにシリの言う通りかもしれません。
未来が見えても干渉することを禁じられているなら未来を見る意味ないじゃないですか。
知りたくないことを知らされて何もできないって辛すぎます。
そんな能力ならいらないですよね。
未来が見えた人の運命を変えることで他の多くの人たちが犠牲になるシステム。
見たくないわ。
知りたくないわ。
見て見ぬ振りができる人ならいいのかもしれないけどシリは無干渉ではいられません。
そうなりますよね。
自分が見て見ぬふりをする事でその人には死の運命が待ち受けている。
でも、そこで勇気を振り絞って阻止することでその人の命が助かる。
逆に見て見ぬふりをする事で罪悪感がずっとつきまといそう。
そうは言ってもひとつ大事な事をわすれていませんか？
シリさん、あなたは追われてるんですよ。
イェネファーの言う通り目立つ事したらあきませんやん。
せっかく隠れてるのに目立つことしてたらなんのことやらわかりませんやん。
イェネファーが失望するのも当然です。
勝手な事をする事で他の多くの人にまで迷惑かけまくってますよ。
キーラも商売できなくなってしまいましたやん。
せっかくキーラにポータルを開いてもらってアレツザまで行くはずだったのに。
道が閉ざされてしまった。
シリは感情的になりすぎ。
魔法を上手く操れないのもそこがネックになってるのかもしれないですね。
ヤスキエルは悪気はないんですよね。
純粋にシリの安全を確保しようとしてるんですよね。
甘すぎるわ。
裏目に出てるやん。
そんなペラペラとラドヴィッドにリエンスのことしゃべって大丈夫ですか？
情報がリエンスに筒抜けになってるんと違いますか。
さっそくリエンスがコドリンガ―のところへやってきたやん。
完全に殺す気満々ですやん。
付け替えた鍵も全く役に立ってないよ。
セキュリティ、もっとちゃんと考えといた方がよかったんと違いますか。
ここにリエンスがいるという事はゲラルトが向かった場所にリエンスはいないという事ですよね。
完全に罠やん。
ゲラルトも分かってたみたい。
自分で「罠やん」て言うてるし。
そう言うよね。
心の中で言いました。
リエンスが猫を抱いた時に言いました。
「猫だけはやめて」って言いました。
フェンも言いました。
意味は合ってますよ。
猫だけはやめてくれたんですね。
リエンス直球なんかな？
できたらコドリンガ―とフェンのこともやめてほしかったけど望み薄みたいです。
燃える家の中から二人の叫び声が聞こえて来てる。
燃えてますよね。
燃えちゃいましたよね。
口封じですよね。
しゃべりすぎた報いですよね。
猫は連れて帰るんや。
置いて帰るのはさすがにかわいそうとでも思ったんですか。
意外とリエンスって動物好きとか？
いますよね。
人間嫌いの動物好きの人。
リエンスもそういうタイプなのかもしれません。
おい、どういうことなん？
なんでシリがもう一人いるんですか？
ゲラルトと「えっ！？」がハモったよ。
怪物から助け出した少女がシリなら今イェネファーと一緒にいるのは誰ですか？
そもそも、この少女が本当のシリなのかという証拠もないやん。
もしかしたらゲラルトを騙して寝首をかく作戦かもしれませんよ。
でも、そんな分かりやすい作戦組むかな？
いまさら「私が本当のシリです」って名乗る少女が出て来ても、まず疑いますから。
確たる証拠でもあれば別ですけど、今回も証拠ないですよね。
なにか持ってるのかな？
ゲラルトと繋がってるから分かると言ってたけど、ゲラルトはどうなんですか？
ゲラルトは「全くなんにも繋がりを感じてませんが」ていう感じですけど。
まさか、どっちのシリも本物とかいいませんよね。
ゲームではそんな設定はなかったはず。
両方とも本物とか言うたらエルヒムはどうするんやろ？
二人のシリを手に入れようとするんかな？
どちらが本物なのか徹底的に調べるのかな？
どちらにしてもゲラルトも目が点。
いまさら「私がシリです」って隠し子みたいに出て来られても困りますわ。
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