【アニメ】悪魔くん【NETFLIX】シーズン１第７話「人間」レビュー（ネタバレ）

注意：ネタバレ

悪魔くん公式サイトから引用／©水木プロ・東映アニメーション

キャスト

・悪魔くん／埋れ木一郎：梶裕貴
・初代悪魔くん／埋れ木真吾：三田ゆう子
・メフィスト３世：古川登志夫
・ストロファイア：下野紘
・グレモリー：フィールズあい

第７話「人間」あらすじ（ネタバレ）

内閣入閣の内定した国会議員出邑裕介。子供が恵まれる社会を目指すという高い志を持って活動する議員である出邑。しかし、彼には人に明かせない過去があった。過去に関連することで私設秘書の井伊乃から強請られる出邑。エスカレートする要求に耐えられなくなった出邑は突然異形の存在に豹変し井伊乃の命を奪ってしまった。

井伊乃からある人物の肌に刻まれた紋章について調査を依頼されていた一郎とメフィスト３世。井伊乃と連絡の取れなくなったふたりは出邑の元を訪れた。悪魔崇拝組織の紋章。それがふたりが導き出した調査結果だった。ふたりが見せた紋章の写真に動揺を隠す出邑。しかし、一郎はその一瞬の動揺を見逃さなかった。紋章の写真は出邑の左腕の写真。井伊乃は出邑の腕に刻まれた紋章が何を意味するのか新たな強請のネタにするために一郎とメフィスト３世に調査を依頼していたのであった。

出邑の壮絶な過去。彼は悪魔崇拝組織によって作り出された人造悪魔であった。組織にとって不要となった出邑は捨てられた。まだ、幼子だった出邑は育ての父に拾われた。志の高かった義父は彼を異形の存在としてではなく人間として育てた。彼の中での葛藤。善意を持った悪魔。悪意を持った人間。どちらが本当の自分なのか？

第７話「人間」レビュー・感想（ネタバレ）

バディ推理探偵アニメに変わっとるやん。それにしても悪魔崇拝組織ってややこしい組織が出て来たね。人造悪魔を作るとはただの宗教団体でもなさそう。20年前に作られた出邑が失敗作だったら成功例もあるかもしれませんね。しかしなんのために人造悪魔なんか作っているのか？悪魔崇拝してるなら偽物よりも本物やん。偽物はどこまでいっても偽物。本物になることはないよ。いったい何が目的なのか？しかし、失敗したからってその辺に捨てるのは雑すぎるわ。組織として大丈夫なん？

善意を持った悪魔。悪意を持った人間。それをメフィスト３世に問うのはちょっとひどいね。少なくともメフィスト３世は善人やん。半悪魔半人間なんか関係ないよ。人間に捨てられ悪魔に育てられて捨てられの一郎の方が性格ひねくれてるもん。どっちがとかないわ。その証拠に人間の井伊乃が人造悪魔の出邑を強請ってたやん。人間の中には善意と悪意が混在してる。悪魔の中にも善意を持った奴がいるのかもしれない。損得だけで動いてるという一郎の持論にも少し無理がある。いくら得があっても嫌なら動かないはず。百目もコウモリ猫も初代悪魔くんの千年王国を実現させるという志に賛同したから協力してるはず。一郎もひねくれた考えを持ち続けないで少し考えを変えた方がいいんじゃないですか。