注意：ネタバレ
悪魔くん公式サイトから引用／©水木プロ・東映アニメーション
キャスト
・悪魔くん／埋れ木一郎：梶裕貴
・初代悪魔くん／埋れ木真吾：三田ゆう子
・メフィスト３世：古川登志夫
・ストロファイア：下野紘
・グレモリー：フィールズあい
第６話「愛憎」あらすじ（ネタバレ）
赤い釘の謎を追ってイースター島にやって来た一郎とメフィスト３世。そこはかつて初代悪魔くんである真吾がメフィスト２世と共に危機から救った島であった。モアイの額に刺さった赤い釘。それが一郎を呼び寄せた根源。しかし、問題はそれだけではなかった。モアイの傍らに横たわる胸に刃物の突き刺さった女の遺体。釘を引き抜こうとする一郎。事件の通報を受けて駆け付けた警察が迫りくる。慌てるメフィスト３世。このままでは自分たちが殺人事件の容疑者になってしまう。やっと引き抜いた赤い釘を持って逃げる一郎とメフィスト３世。
事件の真相を探るため犠牲になったカタリナの母親であるアデリナをたずねた一郎とメフィスト３世。ひとり娘を失くしてショックを受けるアデリナは事件の真相解明に協力することを約束する。一方、一郎の心臓欲しさに殺人事件を調べるグレモリーはカタリナと付き合っていたロドの行動を追う。ロドが向かった洞窟の中には悪魔を呼び出すための魔法陣。自分の夢を叶えるために市長の甘い言葉に乗ったカタリナ。彼女を取り戻すために悪魔を呼び出したロド。しかし、彼は最愛の人を奪った市長よりも自分の元から去って行ったカタリナの方に強い憎しみを持っていた。自責の念にかられたロドは自ら頭を撃ち抜いて命を断った。
ニュースでロドの死を知った一郎は魔法陣を調べるために洞窟へ向かう。アドリナの家に残ったメフィスト３世。ひとり娘を失って深い悲しみにくれるアドリナ。悪魔はアドリナの心の隙に入り込んでいた。自分を捨てて市長の元へ向かう事を決意した娘。許すことはできなかった。自分の生きがいであった娘が去っていく。奪われるぐらいならと娘の命を奪う事を選択した。それは自分の意志だった。悪魔は後押ししただけ。娘は自分を捨てるつもりなんかなかった。モデルになって母にレストランを買うと約束して出て行こうとした娘。母のためにもモデルになろうと必死になっていたのかもしれない。悪魔に支配されたアドリナがメフィスト３世に襲いかかる。呼び出したロドが死んで暴走する悪魔。一郎に魔力を解放してもらわなければメフィスト３世には勝ち目がない。悪魔に組み伏せられ意識が遠のいていくメフィスト３世。アドリナの声が聞こえたような気がした。
全てはストロファイアの差し金。それを知った一郎はメフィスト３世が危機に瀕している事を察知する。必死でアドリナの家に走る一郎の目に飛び込んで来たのは燃え上がるアドリナの家。幸いなことにメフィスト３世は炎の中ではなく家の外で気を失い倒れていた。一郎のかける声に気づいたメフィスト３世。自分がなぜ家の外に倒れているのかもわからない。アドリナを助けようと炎の中に飛び込もうとするが時はすでに遅し。助けに入ることなど不可能な状態であった。
第６話「愛憎」レビュー・感想（ネタバレ）
便利な悪魔がいるもんですね。ガジューとかいう悪魔。一郎は呼び出せないんやね。真吾に呼び出しを頼んでる。なんか真吾がドラえもん状態。一郎がのび太状態。一郎が困ったときは真吾に頼む図式が出来上がってる。ええの？こんなんで？一郎の方針ですか？困った時は何でも使うということ？真吾のことを父親として慕ってる様子はないけど、父親なら子供が困ってる時に助けるのは当然という考え？
イースター島って外国ですよね？日本語通じないですよね？なんで一郎とメフィスト３世は普通に話せてるの？翻訳こんにゃくとか使ってないよね？その辺は完全にスルーされて普通に話は進んで行ってるよ。細かいことはいいけど。引っかかるとこ。それもひっくるめて悪魔くんの能力とか言ってたりするかもしれへんね。普通に考えたら悪魔も日本語わかるんかなって思うし。だって、悪魔って西洋のものやん。普通に考えたら日本語話すとは思われません。まあ、細かいことは目をつぶれという暗黙の了解かも。
悪魔なんか呼び出すからややこしいことになるんよ。カタリナも大人やん。自分の人生は自分で決める年頃やん。それに母親であるアドリナを捨てたわけではないやんか。言ってることはよく聞かなあきません。母親にレストランを買ってあげるってハッキリ言ってるよ。苦労した母親のためにモデルになって稼いで楽をさせようと思ってたんかもしれへんやん。もっと大きな心で見守ってあげるとか、落ち着いてゆっくり話を聞いてあげるとかしたら解決したかもしれないですやん。殺したらそれで終わってしまうよ。せっかく苦労して愛して育てて来たのに。悲しすぎる結末。彼氏のロドがいらんことするからあかんねん。カタリナもこんな彼氏に愛想を尽かせてたんかもしれません。どんなに困ったことがあっても悪魔なんかに頼ったらあきません。解決するものも解決せず。最悪の結果を残すだけです。
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