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Fate/Apocrypha(フェイト/アポクリファ) 第9話 百の焔と百の華 レビュー 苦悩が伝わってくる

注意:ネタバレです

あらすじ

竜牙兵を蹴散らし突き進む黒のバーサーカー、フランケンシュタイン。

そこへ一人の男が立ちはだかる。

シロウ・コトミネ、赤のマスター。

サーヴァントではなく、マスター自ら戦場に赴いてきた。

攻撃するフランケンシュタイン。

だが、攻撃は当たらない。

反撃するシロウ・コトミネ。

彼の投げた刃がフランケンシュタインを襲う。

致命傷こそ与えることはできないがフランケンシュタインの体に赤い筋が刻まれる。

赤のキャスター、シェイクスピア。

魔法を使いフランケンシュタインの辛い過去を思い出させる。

お前は失敗作だと博士に罵られるフランケンシュタイン。

何故、自分が失敗作だと罵られるのか理解できない。

仲間が欲しい、共に生きる伴侶が欲しい。

博士に頼んでみるが、失敗作、怪物と罵られる

怒りが頂点に達し暴走しそうになるフランケンシュタイン。

マスターのカウレスが令呪を使い落ち着かせる

フランケンシュタインは我に帰った。

アストルフォが強大な鳥型の戦車を駆って赤の陣営の空中要塞を攻撃する。

迎え撃つは空中要塞を操るセミラミス。

彼女の魔法攻撃がアストルフォを捕える。

ダメージを受け戦車が消滅して墜落するアストルフォ。

運が悪い事に墜落した先に車に乗った獅子劫とモードレッドが通りかかる。

ボロボロの体で迎え撃つアストルフォ。

容赦ないモードレッドの攻撃が撃ち込まれる。

ジークは仲間の戦闘用ホムンクルス達と、捕らえられているホムンクルスの救出を行っていた

容器から出されたホムンクルスたち。足元はフラフラでおぼつかない。

次々と城の外へ運び出される。

その時、空から落下するアストルフォの姿がジークの目に入った。

助けなければ。

自分を助けてくれた恩人を助けなければ。

ジークはホムンクルスたちの救出を仲間に託しアストルフォの救出に向かった。

感想

シロウ・コトミネ、何者?

マスターなのに、戦いに赴きサーヴァントと互角に戦う。

互角どころか黒のバーサーカー、フランケンシュタインを圧倒していた。

何を企んでいる?

ルーラー、ジャンヌ・ダルクもシロウ・コトミネの存在に何かを感じてる。

キャスターの魔法でフランケンシュタインが昔の事を思い出している。

つらい思い出。

博士に造られたが失敗作と罵られた。

気に入ってもらおうと自分にはない美しい犬の心臓を持って行ったら化け物と呼ばれた。

自分には仲間がいない。

自分の伴侶を造って欲しかった。

自分と同じ思いを持つ者が側に欲しかった。

でも、願いはかなわなかった。

博士は自分の事を化け物と罵って逃げて行った

怒りが込み上げてくる。

自分は失敗作。

でも、この世に生み出したのは博士。

自分で造っておいて失敗作だと罵る。

自分だって、この世に生まれたくて生まれて来たのではない。

こんな姿で生まれたくなかった。

怒りが込み上げてくる。

博士への憎悪が大きくなってくる。

この苦悩するフランケンシュタインの描写はよかった。

レトロな無声映画のような演出。

自分を罵倒する博士の言葉。

「喋るな」という言葉で画面が埋め尽くされる

持って行きようのない怒り。

仲間のいない悲しみ。

黒のライダー、アストルフォ。

とことんホムンクルスたちの事を思う心優しいサーヴァント。

ホムンクルスから魔力を補充して戦えば本来の実力を発揮することができるはず。

でも、それをすることでホムンクルスたちが疲弊するのを心配している。

何故、そこまで彼らの身を案じるのか?

ジークを助け逃走に手を貸したのも彼。

戦いに身を置くには優しすぎるのか?

ボロボロになって赤のセイバー、モードレッドと戦う事になってしまった。

でも、ジーク・フリートの事を悪く言われて怒りに震えて盛り返した。

とことん仲間思いのサーヴァント。

赤のバーサーカー、スパルタクス。

黒の陣営に捕らえられ黒のキャスター、アヴィケブロンに改造されてしまった。

黒の陣営に寝返った。

驚異的な再生能力。

赤のアーチャー、アタランテの無数の矢に貫かれても驚異的な再生能力で反撃してくる。

もはや、サーヴァントと言うよりはアヴィケヴロンによって創造されたモンスター。

アストルフォを助けに駆けつけたジーク。

相手は、赤のセイバー、モードレッド。

強敵。

戦闘経験のないジークがどうやって戦う。

ジーク・フリートから受け継いだ心臓が戦い方を教えてくれるのか?

アストルフォはダメージで体がボロボロ。

助けは期待できない。

この、窮地をどう脱するのか?

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