機動戦士ガンダム サンダーボルト 第2話 レビュー 戦争で卑怯なんて言ってられない




注意:ネタバレです

あらすじ

サンダーボルト宙域で戦闘を行う、ムーア同胞団とリビングデッド師団。

フルアーマーガンダムの投入によりムーア同胞団に戦況は有利に働いていた。

ダリル・リーレンツ少尉らスナイパー部隊がフルアーマーガンダムを狙っていた。

しかし、ガンダムは驚異的な速さで敵の銃撃をかわしていく。

反撃され二機のモビルスーツが撃墜される。

ダリル少尉がスコープにガンダムをとらえる。

発射されるビーム。

光がガンダムに伸びていく。

仕留めたと思った瞬間、突然、雷がガンダムの前にバリアをつくる。

ビームは、はじかれガンダムは無傷。

信じられない思いのダリル少尉。

何という偶然、何という神のいたずら。

危機を脱したガンダムにこちらの位置がバレてしまった。

猛スピードで近づいてくるガンダム。

組み伏せられ止めを刺されそうになった瞬間、ダリルは爆弾を爆発させた。

一瞬、ひるんだガンダム。

その一瞬の隙にダリルは逃げ出した。

気付いたら、そこは艦内の一室だった。

目の前には、カーラ・ミッチャムが何かを言っている。

左手…。

包帯を巻かれた左手。

包帯の中にあるはずの左手がなかった。

戦況はリビングデッド師団に増々不利になっていた。

覚悟するバロウズ艦長。

J・J・セクストンがバロウズ艦長にサイコ・ザクの実戦投入を進言する。

サイコ・ザクのパイロットになるためには四肢を神経回路に接続するために切断しなければならない。

ダリル少尉なら右腕を切断するだけでパイロットになれる。

サイコ・ザクの部品の一部として。

セクストンに施術を頼まれるカーラ。

一度は断るが本国の父のために引き受ける。

ダリルに全てを話すバロウズ艦長。

ダリルはうなづいた。

感想

赤いザクが出て来た。

でも、シャア専用ではない。

機動戦士ガンダムサンダーボルトにはシャアもアムロも出てこない。

パイロットはダリル・ローレンツ少尉。

彼の専用機のサイコ・ザク。

これは、彼にしか操縦できない。

四肢の神経を直接モビルスーツとつないでいる

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それによって自分の手足を動かすように自由にモビルスーツを動かす事が出来る。

この画期的なシステムを使うには手足は邪魔。

元々、両足を失くしていた上に左腕を亡くしたダリル。

後は右腕を切り落とせばサイコ・ザクのパイロットになれる。

ダリルは決断した。

もう普通の生活はできない。

サイコ・ザクの部品の一部として生きるだけ。

このシステムはむごすぎる。

開発段階から普通の四肢に接続する方法はなかったのか?

これでは実戦に配備してもパイロットを選びすぎるから実用には向いていない。

もっと誰でも乗れるシステムにしないと研究費の無駄遣いになるだけ。

これを研究していた科学者は、そこには全く気が付かなかったのか?

誰も指摘しなかったのか?

これは現実的ではない。

やっぱり、ガンダムはいつの時代も無敵。

圧倒的に性能差があり過ぎる。

ジオンの三機のモビルスーツが束になってかかってもガンダム一機にはかなわない。

ダリルは、もう一歩でガンダムを撃墜できるところやった。

普通なら撃墜していた。

あんなにタイミングよく雷がバリアーになる事があるの?

あれは出来過ぎ。

ちょっと作り過ぎ。

戦争の悲惨さをリアルに再現しようとしているのが分かるだけに、あそこはもう少し納得いく描写にしてほしかった。

戦争映画をみているよう。

淡々と戦争が行われている。

たくさんの人たちが死んでいっている。

戦況が不利になって来てバロウズ艦長たちが覚悟を決める所もリアル。

科学者がビビッてしまって覚悟が出来ていないのもリアル。

逆に覚悟が出来ていないから、なんとか生きて国に帰りたいからダリルを無理やり乗せてでもサイコ・ザクの実戦投入を急いだのかも。

結局は国のためとかではなくて、自分が助かりたいだけかもしれない。

戦争に卑怯もへったくれもないね。

勝つためには手段を選ばず。

負けは即に死につながる。

きれいごどだけでは戦争は生き抜けない。

勝つためには動けなくなった敵のモビルスーツを盾にしてでも戦う。

今まで、ここまで卑怯な戦い方をしたガンダムのパイロットはいたのか?

自然にガンダムが正義。

ガンダムが正しい方と思ってた。

でも、それは実は間違いなのかもしれない。

ダリルの方が正義に見えてくる。

ジオンのモビルスーツを撃墜して人を殺しまくっているガンダムが悪魔に見えてくる。

結局、戦争に正義も悪もない。

どちらが正しいかなんて誰にもわからない。

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