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【海外ドラマ】パニッシャー【NETFLIX】シーズン2第13話【最終話】レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

punisher
NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2019Netflix.inc

レビュー

第13話(最終話):つむじ風

鬼の形相のルッソ(ベン・バーンズ)がデュモン(フロリアナ・リマ)の敵討ち。腹に三発喰らっているのに向かって来る不合理。マダニ(アンバー・ローズ・レバ)は死んだのかと騙された。キッチリ生きてる不思議。深手を負いすぎて首を絞める力が足りなかったのか?それとも殺すのを躊躇したのか?優しさ全開のマホニー(ロイス・ジョンソン)。血まみれで気を失っている知り合いを見たら心配になるのは確か。バッジと銃がいらないかもとマダニの意味深な発言。最後の場面への伏線だった。ルッソはバカなのか?信用できない闇医者に治療を任せるなんて自殺行為。出血多量で頭が朦朧として正常な判断が出来なくなっていたのかもしれない。大金の入ったカバン。持ち主は痛みのあまり失神している。結果は目に見えている。ルッソに何の義理もない関係。持ち逃げされて当然の結果。ゴミのように捨てられたルッソ。そこまでする闇医者も趣味が悪すぎる。

ルッソがまだ生きているのが不思議。かなりの出血。内臓も損傷してるかもしれない状態。そんな状態で歩き回れるわけがない。どう考えても、とっくに死んでいるのが自然。それなのに集会所まで歩いて来た。困った時のカーティス(ジェイソン・R・ムーア)。やっと家に帰ってこれたカーティスに迷惑電話。もう、うんざり。巻き込まれるのは御免。こいつのせいで散々な目に会った。あわや命を落としそうにもなった。そう思っていても面倒見のいいカーティス。最後のルッソの願いを聞いてやるはずと思っていた。見事に予想を裏切る展開。ある意味スカッとケリをつけてくれた。集会所に現れたのはフランク(ジョン・バーンサル)。無言で現れたフランク。ルッソの戯言など信用できない。妻と子供たちは言いたいことも言えずに死んでいった。フランクが自分の最後を友として見届けに来てくれたと勘違いするルッソ。虫が良すぎる自己中な考え。ルッソの言葉を遮る銃声。無言で引き金を引いたフランク。こんな奴は友ではない。やっと仇を討てたフランク。しかし、心の穴は一生埋まる事はない。

フランク・キャッスルは公式には存在しない人物。明らかにルッソに止めを刺したのはフランクに間違いない。三発撃ったか五発撃ったか記憶にございません。頭を抱えるマホニー。マダニが与えた致命傷で絶命したルッソ。それで筋は通るがそんな事でいいのか?真面目一直線のマホニーの良心が警告する。「誰?」フランクなんて聞いた事がない。誰の事を言っているのか分からない。そんな人物は存在しない。存在しない人物が殺人を犯すなんて不可能。マホニーは何を言っているのか?マダニとカーティスが同時に言った「誰?」一人頭を抱えるマホニー。何を考えているのかエイミー(ジョージア・ウィガム)。冷酷なピルグリム(ジョシュ・スチュワート)に一人で挑んで勝てるわけがない。相手は殺しのプロ。サッサとフランクに連絡をするべきだった。フランクとピルグリムの壁を挟んでの銃撃戦。拳銃一丁で挑むフランクが無謀すぎる。装備の差があり過ぎるのに互角に渡り合っている不思議。壁に紙のように穴が空いていく。こんな時、敵が伏せているか、しゃがんでいるであろうと予想できるはず。なぜ、上ばかり撃つのか?伏せて撃てば相手が立っていても足に命中するはず。上ばかりを乱射する法則。不思議な法則。

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待っていろと言われたエイミーがノコノコ出て来た。何しに出て来たエイミー?プロ同士の銃撃戦に素人が分け入る余地はない。予想通りの間抜けな展開。ピルグリムに捕まって足手まとい状態。コントのような展開。エイミーとピルグリムを乗せたエレベーターのドアが閉まった瞬間。隣のエレベーターのドアが開いて中には警官。絶妙なタイミング。何の罪もない三人の警官がフランクにボコられる。トレーラーハウスでのフランクとピルグリムのタイマン勝負。見るからに痛そうな殴り合い。人間はシャベルで頭を殴られても死なないのか?頭蓋骨陥没位はありそうなのに立ち上がって向かって来るフランク。金属のボンベのようなもので顔をしこたま殴られているピルグリム。顔面の骨が粉々に砕け散りそうな勢いなのに顔はさほど変形していない。フランクとピルグリムは強化人間なのか?この頑丈な体こそがスーパーパワーなのか?

ピルグリムの子供の話が出た途端に今までの罪は帳消し。女と子供に弱いフランクの弱点。子供を失う気持ちは誰よりも理解している。子供を失うかもしれない恐怖と戦うピルグリムに共感するフランク。それを考えただけでもフランクの中にシュルツに対する憎しみが湧き上がる。シュルツ夫妻の元へエイミーだけを先に行かせたのは油断させるためか?エイミーひとりだったら死んでいた。フランクがバックアップ。フランクがひとりで行かせるわけがない。シュルツ妻がナイフを取ろうとした瞬間。物凄いタイミング。シュルツに恐怖と絶望を味合わせる絶好の機会を作り出した。ラスボスが爺さん婆さんとは盛り上がりに欠ける。優しいフランク。子供の話に弱いフランク。あっさりとピルグリムを許してしまった。罪のない人たちを数多く殺してきた殺人鬼。殺された人たちにも家族はいたはず。その人たちの恨みはどうなるのか?細かい事は気にしないフランク。目の前の子供たちが不幸にならなければそれでいい。

エイミーとの別れは泣ける。フランクの娘が生きていたらエイミーぐらいの年頃。フランクはエイミーに自分の娘を重ね合わせていたに違いない。だから何があっても守った。二度も娘を失うことは出来ない。その娘との別れ。数々の苦難を乗り越えて絆ができた。まるで本当の父親が娘を送り出すような光景。ここに来てゴツオの蒸し返し。すっかり忘れていたゴツオ。それがきっかけでエイミーを守る事を決意した。抱き合うふたり。泣けてくる。今までの事を思い出す。出会った頃のエイミーは反抗的でウザかった。フランクの何があっても守ると言う気持ちに感化されて変わっていったエイミーの態度。気づけば本当の父娘のような関係になっていた。

死んだと思っていたデュモンは生きていた。生きていても、この先生き地獄。後遺症は残るに違いない。刑務所に入って罪を償う人生が待っている。これっぽちも同情する余地はない。ルッソを利用したのは自分のため。自己満足のためにルッソを導いた罪。それに踊らされたルッソ。一番の悪人はデュモンなのかもしれない。もっと刺激的な毎日を送りたい。フランクに感化され普通の生活を送れなくなったマダニ。もうコリゴリと捜査官を引退するのかと思いきやCIAに鞍替えした。戦場で悪人を追うマダニ。困った時のフランク・キャッスル。人に指図されるのは真っ平。自分の好きなように悪人退治。銃をぶっ放すパニッシャーで最終回。打ち切り決定。ディズニーとの権利の関係での打ち切り。人気が無かったからの打ち切りではない。むしろ好評だったパニッシャー。残念だけどクリフハンガーでなかっただけ救われた。観ようによっては綺麗に終わってくれている。ジョン・バーンサルの当たり役。これが観れないとは残念としか言いようがない。文句を言ってもしょうがない。ビジネスの世界の事は分からない。心に残る作品をありがとう。

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