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【アニメ】進撃の巨人 シーズン3第55話「白夜」見所(ネタバレ)<アルミンの生命力>

注意:ネタバレ

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進撃の巨人公式サイトから引用
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

レビュー

予想外の展開。生かすべき人が二人。究極の選択。どちらかを選ばなければならない悲しい現実。二人とも生かしたい。人類のためを最優先するならエルヴィン・スミス一択。早くしなければ命の火が消えてしまう。しかし、そんな事を言ってられない。大事な友を見殺しにする訳にはいかない。黒焦げになっても生きているとは、驚愕の生命力。これは神が使命を与えたのかもしれない。実際、アルミンの機転で調査兵団は数々の危機を乗り越えて来た。しかし、誰が考えてもエルヴィンを生かすのが正論。こんな事で殺し合っているわけにはいかない。そんな事をしているからライナーを奪われた。躊躇するからジークを奪われた。今一歩で止めを刺せなかった後悔。友を守るためにリヴァイに襲い掛かるエレンとミカサ。気持ちは分からなくはないが、さっきまでは死んだと思い込んでいた。

どのみち、巨人化の注射無しではそんなにもたないはず。運命と受け入れて最後の別れをするべきかもしれない。エルヴィンの意外な行動。呪縛から逃げたかった本音。人類のためなどこれぽっちも思っていなかったのかもしれない。全ては自分のためにやって来た事。追い詰められて獣の巨人に特攻した。これで全てから解放されると思っていた。悪魔が現実に引き戻した。お前は、まだ死んではいけない。運命を引きずって修羅の道へ戻って来いと。もうたくさん。安らかに死なせて欲しかった。生きるべきは人類の希望となりえるアルミン。友が生きる事を望んでいる。揺れるリヴァイの心。決心は決まった。巨人化したアルミンがベルトルトを喰らう。生きながらアルミンに喰らわれる残酷な現実。数えきれないほどの人々を地獄に送った報い。

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ジークの言葉の謎。エレンを助け出す。エレンは父であるグリシャに騙されている。どういうことなのか意味が理解出来ない。それが本心なのか?そのために数多くの人たちを犠牲にしてきたのか?どことなく、グリシャ・イェーガーに似ているジーク。一体、何者なのか?彼らは何のために人類を根絶やしにしようとしているのか?すでに巨人の力を手に入れているなら圧倒的な力を持って人類を支配できるはず。共存する事も可能なはず。しかし、人類を敵視して全滅させようとしている。まんまと逃げられたのは痛手。リヴァイの一瞬の迷いが過ちを招いた。

生かしたい友がいるのはエレンだけではない。皆が大事な友を亡くして来た。友の犠牲の上に成り立つ生。死んでいい者など存在しない。ハンジの言葉にハッとするエレンとミカサ。自分たちだけが友を亡くしたのではない。数多くの人たちが大事な人を失っている。壁の向こうでは悲惨な現実。獣の巨人に特攻した兵士たちのほとんどは石つぶての餌食になった。生き返らす事が出来るなら全員を生き返らせたい。しかし、それは叶わぬ願い。死んでいった者に敬意を払い前に進まなくてはならない。

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