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【アニメ】SSSS.GRIDMAN【グリッドマン】第12話<最終話>「覚醒」見所(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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SSSS.GRIDMAN公式サイトから引用
Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

レビュー

遂に最終話。全ての謎が解ける期待感。モヤモヤしていたものが、やっと払拭される。払拭されない。モヤモヤが残ったままの最終話。アカネが別人のようになってしまった。この世の神。全てを作った創造者。その面影なし。堂々としていたのが嘘のよう。メソメソと気弱になってしまっている。全てに絶望。怪獣を作る気ゼロ。神がそんなんでどうする?でも、本当の神はアレクシス・ケリヴだった。アカネは操られて利用されていた。インスタンス。怪獣作りは免除。でも、強制的に怪獣にされたアカネ。アンチの大活躍。アンチがこんな役回りになるとは予測不能。怪獣の中に入ってアカネを救助。重要な役回り。そう思っていたのに驚愕の展開。思わず声が出てしまった。アレクシス・ケリヴの剣に胸を貫かれるアンチ。一瞬の油断が死を招く。背中から入って胸から出て来た大きな剣。どう考えても助からない。せっかく正義の味方になれたのに残念。悲しくなってくる。悲しんで損をした。どんなカラクリか不明。アノシラスに助けられたアンチ。しっかり生きていた。何がなんやら。

完全に覚醒したグリッドマン。裕太と思っていたのはグリッドマン。本物の裕太は心の深みで眠っている。サムライ・キャリバーたち黒服もグリッドマンの一部だった。なぜ、バラバラになったのか不明。この世界に来る前の戦いでバラバラにされたのか?バラバラになっていたグリッドマンが一つになる。オリジナルのグリッドマン参上。よりウルトラマン寄りの外観。昔テレビで放映した特撮もののグリッドマン。当時、観ていた人は感動もの。当時を知らない者は置いてきぼり。何やら古い感じに変わったね。

ラスボスは、やはりこいつアレクシス・ケリヴ。こいつが全ての黒幕。こいつを倒さない限りこの世界に平穏は訪れない。倒しても倒しても復活する。まるで無敵モード。これはズルすぎる。この世界を作った黒幕ならでは。何もかも思い通り。こんな奴に勝てるわけがない。勝とうと思うから勝てない。勝つ必要なんかない。倒す必要なんかない。世界を再生させればいいだけ。何か分からんけどそうらしい。一転してグリッドマンが無敵モード。フィクサービームで全て方がつく。街が再生されて行く。怪獣の残骸が消えて行く。アレクシス・ケリヴも消えて行く。全てが元に戻った。こんな事なら最初からフィクサービームを出せば全て丸く収まった。そこは、お約束。ウルトラマンのスペシュウム光線。仮面ライダーのライダーキック。最初から出してはいけない暗黙の了解。フィクサービームもそれと一緒。

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結局、アレクシス・ケリヴが何者だったかも不明。グリッドマンたちは、別れを告げて空の彼方へ消えて行った。フィクサービームが地球を包んで行く。もしかしたら地球の大半はアレクシス・ケリヴに壊されてしまったのかもしれない。最後に残ったのがツツジ台だったのか?そこで起死回生のフィクサービームで地球は蘇った。落ち込んだ神を慰める六花。六花の性格を設定したのはアカネ。自分の親友となるように設定した。それが設定の枠を越えてしまっている。もはや自我と言えるものまで持ってしまった。六花と内海の前から消えた神。六花の渡した定期入れ。それを持って本当にどこかへ行ってしまった。

エンディングの最後にいきなりの実写。ベッドで目覚めた一人の少女。これって、まさかの夢オチ!!今、目覚めました。自分が神様になる夢を見ていたけど何だったんだろう?12週に渡って見ていたのは、一人の少女の夢。全ての登場人物は夢の中の住人。グリッドマンも夢の中のヒーロー。怪獣も夢。一人の少女の想像力が生み出したもの。もしかして引きこもりの少女?いろんなモヤモヤを怪獣として現していた。その象徴がアレクシス・ケリヴ。それをグリッドマンが消し去った事でモヤモヤが解消。引きこもりから抜け出す事ができました。そんな感じ?全く納得できない。スッキリしない。その辺は自分で感じ取れと言う事か?昔の特撮版グリッドマンのファンは理解出来るのか?特撮版はコンピューターの中の話らしい。観ていないので詳しくは不明。

様々な疑問が投げっ放しで終わってしまった。でも、何か分からないけどラストで感動してしまった。この感動は何なのか?モヤモヤするのに清々しい達成感。相反するものが交錯する。自分の中でも混乱している。すべての人の心の中にグリッドマンは現れるのかもしれない。心の傷を修復してくれるのかもしれない。もしかしたら、知らないうちに自分の心の中にも現れていたのかもしれない。そう、考えると現実味を帯びてくる。それが狙いなのかは不明。でも、そう考える方が面白い。グリッドマンは増殖する。アンチがグリッドナイトになったように。増えていく。心に傷を抱える人の数だけグリッドマンはいるのかもしれない。今も誰かの心の中で傷を修復しているに違いない。

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