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【海外ドラマ】ストレイン 沈黙のエクリプス シーズン3 第7話レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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第7話:「エジプトからの船」レビュー

始まりの753便。
そこにあるブラックボックスに記憶されたマスターの声。
それを解析すれば突破口となるはず。
しかし、空港は荒れ果てストリゴイの巣窟。
エフとダッチだけでは戻って来れる保証はない。
これ以上の護衛はいない。
ストリゴイハンターのクインラン。
理解力も良好。
ウダウダ言う暇もなく即答。
エフの後悔。
思い返せばあの時もっと早く真剣に対応していればこんな事になってなかったのかもしれない
そんな事を言っても過去に戻れるわけではない。
しかし、始まりのこの場所に来れば後悔が胸に突き刺さる。
物々しい大きな金庫の中のブラックボックス。
全く金庫の意味はなし。
ずさんな管理。
まさかこんなものを盗みに来るものなんているはずがないとの思い込み。
キーボードの裏に張り付けた暗証番号。
お粗末なセキュリティ。
無事にブラックボックスを手に入れたらこんな所には用はない。

フェットの後悔。
あの時、強引にでも両親を避難させていたらこんな結果にならなかった。
ベッドで並んで自ら命を絶った両親の屍。
悔やんでも悔やみきれない。
しかし、あの場で強引に避難をさせようとしても父親は絶対に首を縦に振らなかっただろう。
フェットとアイヒホルストの接点。
運命がアイヒホルストとフェットを引き寄せた。
祖父が戦争で捕虜になった時の記憶。
アイヒホルストに命じられユダヤ人虐殺に加担させられた苦い記憶。
忘れようとしても忘れられない記憶。
その事を苦悩する日々に耐えきれなくなって祖父は自ら命を絶った。
しかし、フェット自身はアイヒホルストと祖父の接点を知らない。
運命のいたずら。
戦う運命にあった二人。

エジプトからの貨物船。
マスターの命令で運ばれてきた積み荷。
トラクターの部品であるはずがない。
偽造されたエルドリッチのサイン。
エルドリッチ自身も知らされていない積み荷。
エジプトからの呼び寄せたマスターの援軍。
エジプトのストリゴイと手を組んだに違いない。
ただでさえ形勢不利なニューヨーク。
ここに援軍が到着すればアメリカ全土が陥落するのも時間の問題。
絶対に阻止せねばならないが積み荷の行方が分からない。
マスターからエキスをもらえなくなったエルリッチ。
息も絶え絶え弱りまくり。
こんな体ではセトラキアンとの約束を守ることもできない。
白い薬の懇願。
製造法さえ分かれば金に物を言わせていくらでも作ることはできる。
そんなことは承知のセトラキアンが簡単に教えるわけがない。
積み荷の行方を探らせるための1回分。
それだけでもエルドリッチにはありがたいもの。

「もうやめさせてもらいます」
今までやめなかったのが不思議。
得体の知れない人ばかり。
主治医もいなくて看護師だけでの奮闘。
わがまま爺さんは言う事きかず。
さすがにこんな光景を見たらやめて当然。
わけのわからん目薬は入れろと言うし。
突然、叫んで倒れるし。
倒れたと思ったら死んでるし。
目からは血が出てるし。
突然、叫びながら生き返るし。
怖すぎる。
不気味すぎる。
いくら給料が良くても不安になる。
この先自分自身に危険が生じるかもしれないと不安になる。
白い薬で元気になったエルドリッチに看護師は不要。
でも、それは1回分だけ。
元気になった喜びですっかり忘れているのかもしれないエルドリッチ。
元気なうちにセトラキアンの要望に応えなければ次はないよ。

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