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【海外ドラマ】アンブレラ・アカデミー 第7話「恐れた悪夢が起きた日」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2019Netflix.inc

レビュー

可愛さ余って憎さ百倍。熱狂的なファンの恨み節。アンブレラアカデミーと同じ日に生まれたから勘違い。自分も特殊能力があるに違いないと思い込み。誕生日が同じ親近感。でも、それだけの共通点。アンブレラアカデミーの母親たちは相手もいないのに突然妊娠した。不思議な怪奇現象。父親が誰なのかも分からない。神が遣わしたのか?悪魔の気まぐれか?世界中で43人が確認されているが彼は人数には入っていないはず。コミックを読み漁りフィギュアの収集。それだけが生きがい。父親はクズ野郎。暴力ふるって虐待三昧。憧れだけならよかったのに。それだけでは済まなかった。欲求が大きくなってくる。自分もアンブレラアカデミーに入る資格があるはず。勝手な思い込み。ハーグリーブスに断られ邪険に扱われやり場のない怒り。それに追い打ちをかける父親。何かが音を立てて崩れていく。我慢の限界が訪れる。自分は選ばれた存在。それを邪魔する奴は許さない。何度も何度も父親の頭にハンマーを振り下ろす。世界を破滅に導くハワード・ジェンキンス。彼の名前が判明した。

家族よりも強い絆で結ばれている。長い間ふたりで行動を共にした。形は違えど夫婦のような絆。それを引き裂く5号(エイダン・ギャラガー)の罪。チャチャ(メアリー・J・ブライジ)へヘイゼル抹消指令。ヘイゼルへチャチャ抹消指令。引き金を引かなければならないのは分かっている。でも、引けない。長年の腐れ縁。絆が引き金を引くのを躊躇させる。全てを捨ててアグネスと逃げる事を選んだヘイゼル。ひとりにされる恐怖が怒りに変わるチャチャ。自分の気持ちが分からない。アグネスを選んだヘイゼルに怒りが湧いてくる。このまま置いて行ったら地獄まで追いかけていき殺してやる。心の奥底では殺す気ゼロ。置いて行かないで欲しいが本音。ひとりにされる恐怖が襲って来る。捨てられる。愛想をつかされる。ヘイゼルに対する怒りよりもその感覚が大きくなる。ひとり置いて行かれたチャチャ。絶望が広がっていく。

ヴァーニャ(エレン・ペイジ)の能力を訓練で引き出そうとするレナード。そんな事を言われても一朝一夕で出来るわけがない。夜の湖での念動実験。客観的に見たらおかしな光景。何をやっているのかバカバカしくなってくるヴァーニャ。人が変わったようになるレナード。こんな一面を見てもまだレナードを信じるヴァーニャ。世間知らずにもほどがある。人の車のボンネットをテーブル替わり。クズ野郎には近づかない事。どこかへ行くまで時間をつぶすべき。それが無理なら警察へ連絡。腕に自信がないのなら声をかけるべきではなかった。ハロルド・ジェンキンスの本領発揮の瞬間だと期待した。殴られまくり蹴られまくり。ハンマーを振り回したハロルド・ジェンキンスはどこへ行った?ヴァーニャの能力解放。衝撃波が三人の男を吹っ飛ばす。感情が爆発すると能力発揮。もしかしたらレナードの計算通りの展開なのか?病院に運ばれたレナード。意識不明の重体。右目が塞がれている。もしかして目を潰されたのかもしれない。点と線がつながっていく。もしかして、その右目に例の義眼が入るのか?

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堅物ルーサー(トム・ホッパー)が壊れてしまった。父に騙されていたことへのショック。月に飛ばされての調査は何の成果ももたらしていなかった。ゴリラ男になった息子の姿を見るのが辛かった。それだけの理由で月へ追いやった事実が発覚。何もかもどうでもいい。何も信じる事が出来なくなってしまった。世界が終わるなら終わればいい。もし、終わるなら最後の瞬間まで楽しんでやる。ルーサーを見付けたクラウス(ロバート・シーハン)ドン引き。服を脱いでゴリラ姿をさらして踊りまくるルーサー。連れ戻そうとするが甘い誘惑がやってくる。薬の誘惑に乗って匍匐前進。ベトナム時代の記憶が蘇る。砲弾の代わりに音楽が飛び交っている。やっとの思いで薬をゲットした。そんな事をやってる場合じゃない。ルーサーに危険が忍び寄る。阻止しようと男に飛びつくが腕っぷしはからっきし。

殴られてあの世とこの世の間にいってらっしゃい。神様とご対面。神の本当の姿は誰も知らない。クラウスの前では少女の姿。高飛車で上から目線。人間を作った神。上から目線で話されても文句は言えない。久しぶりの父子の再会。涙の再会とはいかないもの。クラウスには重要な任務があった。ハーグリーブスはクラウスにかけていた。死者を呼び出す能力。父の死の真相を知るために必ず呼び出すと信じていた。クラウスにとって父の死の真相など関係ない。墓に閉じ込められてスパルタ教育された記憶。そんな経験は二度としたくない。父が死んで、ある意味せいせいしたのかもしれない。世界の破滅を予期していたハーグリーブス。それに立ち向かうにはアンブレラアカデミーが協力する事が不可欠。しかし、今やアンブレラアカデミーはバラバラになっていた。今更、父が呼び掛けても集まってくるはずない。大きな出来事が必要。だからと言って死ぬ事はないと思う。まずは不治の病とか嘘を言うことは出来なかったのか?いきなり死ぬなんて極端すぎる。父の考えは理解不能。

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