注意:ネタバレ
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第4章「すばらしき夜の憂鬱」レビュー(感想・あらすじ)
ハンドの手引きで死体安置所に侵入するウェンズデー。
こんなところに真っ暗な夜に侵入するなんて頭がおかしいに違いない。
まともな神経していたら絶対に遠慮したいはず。
まともじゃないウェンズデー。
遠慮どころかこれから死体の解剖ができることにウキウキしてる感じさえする。
自前の解剖キットを持参したウェンズデー。
すでに死体の解剖は経験済み。
目的は集会所で怪物に襲われたホームレスの遺体。
体は傷だらけ内臓も傷つけられている。
おかしなことに左足が足首から切り取られている。
ホルマリン漬けにされた左足の指が人為的に切り取られていた。
何のために足の指を切り取ったのか?
食いちぎられたわけではない足の指。
何をするために足の指を怪物は持ち去ったのか?
解剖はおあずけになってしまった。
死体安置所に戻って来た監察医と保安官。
ハンドが気づかなかったらウェンズデーは捕まっていたかもしれない。
そう考えたら優秀なハンド。
ウェンズデーに顎で使われているが頼りになる存在。
死体の振りをするなんてウェンズデーには簡単なこと。
監察医が見てもわからないくらいのなりきり度。
保安官と監察医が帰った後にも死体になり切った余韻を楽しんでいる。
まるで探偵のようなウェンズデー。
怪物の足取りを追っていく。
ルームメイトのイーニッドにはきつすぎる。
壁に貼り付けられた遺体の写真。
グロ耐性なかったら嘔吐一直線。
予想通りイーニッドはグロ耐性ゼロ。
グロい写真を次々に見せられて気を失ってしまった。
発見したことを誰かに自慢げに話したくなる気持ちは理解できる。
しかし話す相手は選ばなければならなかった。
怪物に襲われた犠牲者に共通していること。
それは身体の一部を持ち去られていること。
シリアルキラーの中にはそんな奴も存在する。
犠牲者の体の一部をトロフィーのように持ち帰ってコレクションする。
自分がやった事の証。
それを認識するための行動。
しかしそれは人間の殺人鬼にあてはまること。
怪物にも当てはまるとは限らない。
人間が怪物に変身している事は突き止めた。
だからと言ってシリアルキラーと同じ思考回路をしているかは別の話。
なんのために犠牲者の体の一部を持ち去ったのか?
怪しすぎるゼイヴィアの首筋の傷。
どう見ても怪物の爪痕。
どう見ても虫刺されには見えない。
ウェンズデーが見過ごすはずがない。
怪物に襲われたのに隠す理由が分からない。
襲われて生きているのも不思議すぎる。
ゼイヴィアは何かを隠しているに違いない。
学園の敷地内あにある古びた小屋。
そこに出入りするゼイヴィア。
みるからに怪しい行動。
こそこそ出入りしていると何があるのか確認したくなる。
それはウェンズデーでなくても思うはず。
勝手に入るウェンズデー。
許可をもらうなんてまどろっこしい事はパス。
許可をもらおうとしたって理由をつけて断られるかもしれない。
それなら勝手に入る方が手っ取り早い。
中に入ってビックリ。
何枚もある怪物の絵。
森で見た怪物の絵が溢れている。
ある意味怪物のストーカー状態。
不覚にもハンドに見張らせてなかったのが失敗。
戻って来たゼイヴィアに見つかってしまった。
見つかってウェンズデーが慌てふためくはずがない。
逆に開き直るウェンズデー。
逆に怪物の絵を描いていたことがバレて後ろめたいゼイヴィア。
力関係はウェンズデーの勝ち。
言い訳なのか本当の事なのか確認しようがない理由。
何度も夢に出てくる怪物の姿。
その姿を必死に描いていたら絵の怪物に首を引っ掻かれたと苦しい言い訳のような理由。
ゼイヴィアは何かを隠しているような感じがする。
しかし、それが何なのかが分からない。
イーニッドの苦情から部屋から撤去されたウェンズデーが集めたグロい証拠写真。
解決するには壁に貼り付けてインスピレーションを刺激しなければならない。
捨てるわけにはいかない大事な証拠品。
移動させるにはここしかない。
養蜂クラブの部室の中。
ここならユージーンしかいないから文句を言われる事はないだろう。
なぜかウェンズデーの助手のように捜査に巻き込まれて行くユージーン。
ゼイヴィアの描いた一枚にインスピレーションが刺激され知ってる場所が浮かんできた。
森の中の洞窟。
明らかに怪しい洞窟。
こんなところに入りたくない。
ユージーンも同じ気持ちだったに違いない。
そんなことはお構いなしに暗い洞窟に入って行くウェンズデー。
ウェンズデーには恐怖という感情が欠如しているのか?
しょうがなくついて行くユージーン。
洞窟の中には動物の骨が散乱している。
あきらかに獣がねぐらにしている証拠。
怪物が戻って来たらひとたまりもない。
洞窟の奥にぶら下がる手枷。
これは何を意味するのか?
怪物はここに囚われていたのか?
しかし、今はもぬけの殻。
いったいどこへ行ってしまったのか?
ここはいったん退散し。
怪物が活動する夜に来てみるべきなのか?
ハンドのおぜん立てでウェンズデーのダンスパーティーのパートナーはタイラーに決定。
突然訪ねて来たタイラーに珍しく慌てるウェンズデー。
日が落ちて洞窟を調べに行こうとしたタイミング。
ユージーンとの探索は一旦中止。
今夜はタイラーとダンスパーティーに行く羽目になってしまった。
しかし、ダンスパーティーに行くにも衣装がない。
そこは用意周到なハンドちゃん。
ちゃっかりウェンズデーが欲しそうにしていたドレスを用意していた。
用意はしたけど金は払っていないハンド。
一般的に泥棒と言われる行為。
窃盗ともいう。
そんなことして大丈夫か?
黒いドレスの似合う子なんてそうそういないはず。
めっちゃ似合ってるウェンズデー。
店主が見たら自分の店にあった商品って一発で分かるはず。
店主がダンスパーティーに来てないことを祈るしかない。
盛り上がるダンスパーティー。
ウェンズデーもまんざらでもない様子。
独創的なダンスで目立ちまくり。
面食らってるタイラーも惚れ直したみたい。
そこへ水を差すジェリコの街の三バカトリオ。
イーニッドといい雰囲気になっていた町長の息子はやめたがっている。
クラックストーンの像を爆破された仕返し。
ウェンズデーがやったことはバレていない。
厳密に言えばハンドがやったこと。
しかし大掛かりな作戦。
タンクローリーを持ち出すなんて家がガソリンスタンドか石油精製所をやっているとしか思えない。
タンクローリーの中の赤い液体。
会場のスプリンクラーへ繋がる配管へセット。
ダンスパーティーは最高潮。
大盛り上がりのネヴァーモア学園の生徒たち。
校長先生もご満悦。
そこに降り注いだ血の雨。
白いタキシードやドレスがみるみる赤く染まっていく。
会場に絶叫がこだまする。
にやけているのはウェンズデーただひとり。
やっと盛り上がって来たと満足げ。
しかし、それには水を差す現実が。
血じゃない。
血液じゃない。
降り注いでいるのは赤いペンキ。
これは一気に冷めてしまう。
最低でもキャリーのように豚の血でしょ。
さすがにタンクローリーに豚の血満タンは難しかったみたい。
いい奴だったのに残念な結果。
必死で走ったけど間に合わなかった。
赤い液体が降り注ぎ混乱するダンスパーティー会場。
誰かとぶつかった時に突然ウェンズデーに幻視が起こった。
怪物に襲われ血まみれになっているユージーンの姿が頭の中に広がっていく。
ひとりで行くなと注意したのに洞窟を張り込んでいたユージーン。
突然、謎の人物が洞窟に火を放った。
炎の光がまぶしくて火を放った人物が誰なのか確認できない。
森の中のただならぬ気配。
恐怖を感じたユージーンが走り出す。
何かから逃げるユージーン。
ユージーンの元へ必死で走るウェンズデー。
ユージーンに何かあれば自分の責任。
ユージーンを巻き込んだのは自分。
しかし運命は残酷。
ウェンズデーの声を聞いたユージーン。
安心した瞬間に怪物が襲い掛かる。
体を切り裂かれ血が噴き出して倒れるユージーン。
あまりにもかわいそうな結末。
なんの害もない人物。
一番死んで欲しくないキャラ。
そのユージーンが死んだのか?
死んでないのか?
見た目は死んでいるみたいな状況。
倒れているユージーンを抱き起すウェンズデー。
呼びかけるウェンズデーの声にユージーンの反応なし。
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