スポンサーリンク

【海外ドラマ】ウィッチャー【NETFLIX】シーズン3第8話(最終話)「混乱の代償」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


netflix公式サイトから引用/©1997-2023Netflix.inc

第8話(最終話)「混乱の代償」あらすじ(ネタバレ)

ヴィルゲフォルツの城にやって来たイエネファーたち魔法教会の生き残りたちは凄惨な光景を目にする。変わり果てた失踪した生徒たちの姿。ビルゲフォルツによって怪物に変えられた生徒たちの無残な死体。ヴィルゲフォルツを愛し騙されていたティサイア。生き残りの中にはアレツザが崩壊したのはあからさまにティサイアの責任だと責める者もいた。ティサイアを心配するイエネファー。しかし、その心配は現実のものとなってしまった。ついさっきまで励まし合ったイエネファーとティサイア。ビルゲフォルツによって犠牲になった生徒たちの葬儀の最中、イエネファーの手首に激痛が走る。一瞬で何が起こったのかを悟ったイエネファー。ティサイアの部屋へ走るが間に合う事はなかった。手首から血を流し血だまりの中に倒れたティサイア。必死で助け起こすイエネファー。しかし全身から力の抜けたティサイアが反応することはなかった。

ブロキロンの森で治療を受けるゲラルト。しかし、ミュータントであるゲラルトの特殊な身体は木の精の薬を受けつけなかった。まともに動くことすらできぬゲラルト。シリの身を案じ剣を持つが戦うことなどできる状態ではない。弓の名手であるミルヴァに簡単に隙を突かれ現実を思い知らされる。剣を振るのもやっとの状態で途方に暮れるゲラルト。そこへティサイアの死を目の当たりにしヴィルゲフォルツへ復讐を誓ったイエネファーがやって来た。イエネファーの姿を見て安堵の表情を浮かべるゲラルト。満身創痍のゲラルトの姿を見てイエネファーはさっそく魔法での治療を始めた。日に日に回復するゲラルト。しかし、いつまでもブロキロンの森で休んでいるわけにはいかない。今もシリは危険にさらされているかもしれない。シリを捜すためにヤスキエルと出発するゲラルト。自分のするべきことを悟った弓の名手ミルヴァも合流した。

レダニアに戻って来たディクストラ。しかし、それは歓迎される帰還ではなかった。アレツザでのクーデターの失敗をヴィジミール王に責められるディスクトラ。責任を取るためフィリパの殺害を命じられる。時を同じくして城に戻って来たラドヴィッド王子。弟が無事に戻って来て安堵するヴィジミール王。しかし、喜びはすぐに困惑に変わった。兄に別れを告げるラドヴィッド王子。地位を捨て城を出て愛する人のもとへ行くことを告白する。一方、フィリパを殺害しようとするが決心できないディクストラ。彼はフィリパの殺害の代わりに自分の死を選んだ。フィリパにナイフを持たせ切っ先を自分に向けるディクストラ。しかし、その切っ先がディクストラを貫くことはなかった。突然、喉を切り裂かれ暗殺されるヴィジミール王。困惑するディクストラとは対照的に落ち着き払ったフィリパ。誰の差し金なのかは明白である。それを悟ったディクストラ。兄の死に呆然と立ち尽くすラドヴィッド王子。そのラドヴィッドの頭に王冠をかぶせるフィリパ。フィリパが叫ぶ、「ラドヴィッド王」と。

エルフの安全を手に入れるためにフリンギラと共に皇帝エムヒルに面会したフランチェスカ。しかし、皇帝エムヒルは全てのエルフの安全を手に入れたいのならスコイアテルを最前線に送り差し出すように迫った。到底受け入れることなどできるはずがない。しかし、受け入れなければ全てのエルフが危険にさらされてしまう。仲間の命かその他の全てのエルフの命か。決断を迫られるフランチェスカにフリンギラが告白する。何者かに殺されたフランチェスカの赤ん坊。それは皇帝エムヒルの命令であったことを。怒りに震えるフランチェスカ。それは知っていたのに真実を隠していたフリンギラにも向けられていた。フランチェスカは復讐を誓い宮廷を去った。

宮廷に到着したシリラ王女。それを待つヴィルゲフォルツと皇帝エムヒル。多くの民の壁の間を歩み向かってくる王女。笑みを浮かべ待ち受ける皇帝。皇帝の元に到着した王女。振り向いたその顔はシリラその人ではなかった。それはシリを装うテリン。魔法で自分がシリラ王女であると洗脳されていた少女。真実に気づかない民。真実に気づかない皇帝。真実を知っているのはヴィルゲフォルツだけ。

砂漠で倒れていたところを賞金稼ぎに囚われたシリ。酒場の柱に縛り付けられたシリと一人の男。男の仲間が救出するために酒場になだれ込む。見事な剣さばきで賞金稼ぎたちを倒す仲間たち。シリの喉にナイフを突きつけていた賞金稼ぎの最後のひとりも取り押さえられる。捕らえられていた男の仲間のひとりがシリと賞金稼ぎの生き残りの決闘を提案する。誰もシリが勝つなどとは思っていなかった。修羅場をくぐり戦いなれている賞金稼ぎが圧勝するものだと思っていた。しかし、見事な剣さばきで賞金稼ぎを圧倒するシリ。手加減しているのがまるわかり。シリの剣さばきに驚愕の表情で見入る囚われていた男と仲間たち。しかし、決着は付けなければならない。賞金稼ぎの胸を貫いたシリの剣。絶命する男。人の命を奪い自責の念にかられるシリ。その顔には困惑の表情が浮かんでいた。シリの剣の腕を認めた男と仲間たちがシリの名前を問うた。シリは答えた「ファルカ」と。

キャスト

・ゲラルト(ヘンリー・カーヴィル):怪物を狩ることを生業とする白髪のウィッチャー
・イェネファー (アーニャ・シャロトラ): 魔法協会の構成員である魔法使い、エルフの血をひく
・シリ(フレイヤ・アーラン): シントラ王国のキャランセ女王の孫娘、”シントラの仔獅子”
・ヤスキエル (ジョーイ・ベイティ): 吟遊詩人(原作英訳ではダンデリオン)

第8話(最終話)「混乱の代償」レビュー・感想(ネタバレ)

ヴォルゲフォルツとの戦いを前にして自ら命を断ったティサイア。死んだらアカンでしょ。責任取らんと死ぬって一番ダメなパターンじゃないですか。せめてヴィルゲフォルツを倒してアレツザを再建してからにするべきでしょ。全てをほったらかして現実逃避。責任取らずにあの世におさらば。直前のイエネファーとの抱擁はなんやったんですか?別れの抱擁。イエネファーはそんなことこれっぽちも思ってませんから。一緒にビルゲフォルツに立ち向かってアレツザを再建しようと思っていたはず。そんな気持ちを踏みにじるって許せません。気丈そうで以外に弱かったみたい。ヴィルゲフォルツに騙されたのが相当効いたみたいです。乙女心が打ち砕かれてしまったもんね。あの年で騙されるのはきつすぎるわ。気持ちは分からんでもないけど死んだらあきません。

ヴィジミール王の暗殺はフィリパの仕業に間違いないやろうね。全く驚いてないのが証拠。普通なら自分が使える王が暗殺なんかされたら動揺するはず。その証拠にディクストラは動揺してたもん。ラドヴィッドを王にして裏から操るつもりがみえみえ。ラドヴィッドには重荷すぎるわ。こんなはずじゃなかったという顔してるもん。自由人なので縛られるのは苦痛に違いないし。それに怖すぎるやん。目の前で兄が暗殺されて、次は王になった自分が狙われるかもしれない。外で暗殺されたんと違って城の中でというのが怖すぎる。内部に敵が入り込んでるという事やから城の中にいても安心なんかできるはずがない。正直、王なんかになりたくないやろうけど順番からいったらラドヴィッドになるしね。なんか無理やりフィリパに担ぎ上げられて引くに引けんようになってしまってるし。なんか気の毒。フィリパが腹黒すぎて怖すぎるわ。

ゲラルト重症すぎるやん。背骨折れてるって、ヘタしたら一生歩かれへんかもしれへんぐらいの重症やん。森で寝てる場合じゃないですよ。それでも起き上がろうとするってどうなってるの。背骨折れてたら頭上げるのも難しいはずやのに起き上がろうとしてるよ。ウィッチャーは変異体なので人間とは違うのかな?木の精の薬も効かんて言ってたし。イエネファーが来て魔法かけたらみるみる回復してたけど、それならもっと早くに魔法使いに頼んだらよかったんと違うの?背骨折れてたのにイエネファーが魔法かけたら剣を振り回して兵士と戦えるよに回復してる。早すぎるやろ。しかし、関所作って金取ってた兵士はムカつくね。戦争になると悪どい兵士たちが好き勝手やり始めるから困るねん。いつも一般の民衆が迷惑被ることになるねんから。あのままゲラルトが行ってしまってたら幻滅してたけど、ちゃんと成敗してくれてスカッとしたよ。そこがゲラルトらしいと言えばらしいねんけどね。でも、あの隊長みたいな奴は生かしとく必要なかったやろ。他の奴を伝令にして隊長は殺しといた方がよかったと思うけど。絶対にまた違うところで悪どいことしよるに決まってるよ。ミルヴァが合流するのは想定内やったね。なんか凄いゲラルトのこと気にしてたし、森が自分の居場所とは思ってないようやったし。

てっきり賞金稼ぎがシリを皇帝の元へ届けたのかと思ったら偽物シリのテリンとは完全にヴィルゲフォルツの計画通り。賞金稼ぎの仕事が遅すぎる。一緒に捕まっていた男がいなくてもシリひとりで逃げられたに違いない。こんな賞金稼ぎごときに負けるシリでもないし。その証拠に一対一の決闘でも圧倒してる。今までに怪物は殺してたけど人を殺すのは初めてやったみたい。相当ショック受けてるね。人を殺すということの重みがのしかかってくるのかな?その人の人生を強制的に終わらせるということになるから責任重いよね。悪人でも家族がいるかもしれんし。さすがに本名を名乗るのはまずいと思ったみたい。ファルカと名乗ったシリ。どうするんやろ?とりあえずはこのグループと行動を共にするんやろうね。

しかし、残念。これでヘンリー・カーヴィルのゲラルトともお別れ。はまり役やったのにもったいない。ゲームと違うとか批判はあったけど、ドラマのゲラルトはヘンリー・カーヴィルしか考えられへんよ。今回の兵士との戦いの時の手斧と剣の二刀流もカッコよかったのに。考え直してくれへんかな?でも、ムリやろうね。次の人決まってるし。次のシーズンどうなるんやろ?魔法で顔かえたとかの設定になるんかな?それとも何事もなかったかのように別人のゲラルトで進んで行くんかな?どっちにしても中途半端なところで終わってるから観るに決まってるけど。期待半分、怖さ半分て言う感じやね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました