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【アニメ】悪魔くん【NETFLIX】シーズン1第10話「祝事」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


悪魔くん公式サイトから引用/©水木プロ・東映アニメーション

キャスト

・悪魔くん/埋れ木一郎:梶裕貴
・初代悪魔くん/埋れ木真吾:三田ゆう子
・メフィスト2世:古川登志夫
・メフィスト3世:古川登志夫
・埋れ木エツ子:柳沢三千代
・風間さなえ:白石涼子
・風間みお:花守ゆみり
・ストロファイア:下野紘

第10話「祝事」あらすじ(ネタバレ)

クリスマスの夜、クリスマスはキリストの誕生日ではない。誕生日だとしても他人の誕生日を祝うなんて滑稽だと持論を展開する一郎。一郎の誕生日を一緒に祝おうと言う父である真吾。自分の誕生日は出会った日であると指摘し断る一郎。一郎は毎年父と誕生日を過ごす事を拒んでいた。たまには一緒に過ごしてみたらと助言するメフィスト3世であるが、一郎が人の助言を聞き入れるわけがない。

久しぶりにメフィスト2世と食事をする真吾。妹であるエツ子と幸せな家庭を築いているメフィスト2世の姿に満足げな真吾。互いに子どもの幸せを願う父親であるが、子供の幸せが何であるかなんて親には分からない。それを決めるのは子供であると言いながら酔っぱらったエツ子は眠ってしまった。

一郎を新しくできたパンケーキ屋に誘うメフィスト3世。おごってもらう事が条件であるが珍しく一郎はメフィスト3世の誘いに応じた。パンケーキ屋で二人が出会った頃のことを話す二人。それは最悪の出会いだった。オリオン座の二階で出会った二人。引き合わしたのは真吾とメフィスト2世であった。千年王国を実現するために選ばれた二人。2代目悪魔くんである一郎と半人間半悪魔のメフィスト3世。半人間半悪魔では魔力も半人前ではないのかと辛らつな言葉を浴びせる一郎に怒りをあらわにするメフィスト3世。二人の出会いは喧嘩から始まっていた。

第10話「祝事」レビュー・感想(ネタバレ)

一郎は素直じゃないね。やっぱり育ちに問題があったからなんかな?人間に捨てられ悪魔に捨てられ。誰も信用できないようになってるんかも。恐らく真吾のことも信用したいけど過去の経験がブレーキをかけてるのかもしれません。信用してしまって、また捨てられたらショックが大きい。それなら信用せずに常日頃からいつか捨てられるかもしれないと心構えをしていたらショックは小さい。そんな考えが根底にあるのかもしれません。でも、少しずつは心を開き始めてるんでしょうね。その証拠に真吾のところへ行って何か言おうとしてたもん。多分、真吾の焼くパンケーキが一番おいしいと言いたかったんやろうと思う。でも、それを言ってしまったら後戻りできないという恐怖感がブレーキをかけたのかもしれないね。せっかく素直になって心を開いたのに捨てられるかもしれない。本人にとったら怖いやろうね。捨てられないなんていう保証はどこにもない。その証拠に過去に2回も捨てられてる。そら、トラウマになりますわ。その辺のところは真吾も十分わかってるみたい。だから、一郎の態度に怒ることもなく、自然に一郎が心を開くのを気長に信じて待ってるに違いない。

やっと血縁関係がハッキリして来た。埋れ木エツ子は真吾の妹でした。メフィスト2世は真吾の妹と結婚したとこになるんやね。だからメフィスト2世にとって真吾は義理の兄。メフィスト3世は真吾の甥。メフィスト3世からみたら真吾は叔父さん。だから真吾叔父さんって言うてたんや。唯一、一郎は真吾の義理の息子になるから誰とも血縁関係がないんやね。これも一郎の反抗的な態度の一因になってるのかも。自分だけが血がつながってない。赤の他人。気にするなと言われても気にします。なんか後ろめたい気持ちになってしまいます。血縁関係のある家族の中に入りにくいと思います。一郎の気持ちを考えたら、ちょっと気の毒に思えてきました。

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