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【海外ドラマ】パニッシャー シーズン2第5話「手のひらの上で踊れ」感想(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2018Netflix.inc

レビュー

時には視点を変えて、手を引く事も重要。同じところばかり見てるから惑わされる。自分は最強、負けるはずは無い。そう思っていると抜け出す事の出来ない落とし穴に落ちてしまう。最初のトランプは、それを意味しているのか?コンチェフスキーがすでに殺されている事を知らないエイミー(ジョージア・ウィガム)とフランク(ジョン・バーンサル)。その線から探りを入れて行く。貧乏くじを引くのは密売人のお馴染みターク。バックミラーにごついフランクの顔が映っている。厄介ごとだと思っても断る事は出来ない。断ったりしたら腕の一本や二本は折られるに違いない。

ピルグリム(ジョシュ・スチュワート)は、お楽しみ中。マニアックな趣味。なんで鞭で自分をしばいている。敬虔なクリスチャン。二人の可愛い子供たち。妻は重度の病気に侵されている。余命はカウントダウン。そう長くないのは見た目で明白。今度の仕事はニューヨーク。余命いくばくもない妻を置いて行かなければならない。妻の慎ましい願い。最後の時は夫と一緒に過ごしたい。仕事を早く片付けなければ妻の願いを聞く事が出来ずに一生後悔する事になってしまう。いったい、何のためにエイミーを追っているのか?あのネガには何が映っているのか?その理由は、まだ不明。エイミーはニューヨークでのセレブ暮らしを満喫中。今の時代、ネットで何でも手に入る。ブラックカードがあれば家でも買える。セレブ生まれのマダニ(アンバー・ローズ・レバ)のカードを手に入れた。服を着替えて国土保障省のエージェント気どり。誰かに変身するのは女の子の夢。フランクもエイミーを注意するけど、さらっと流す。どうせ、金持ちだから痛くも痒くもないだろうと思っている。

タークがロシア人たちに拉致されるのは想定済み。やばい奴らの行動は手に取るように分かる。それが罠だと言う事はお見通し。裏をかいてロシア人のジムを訪問。全員、武器を持たずに丸腰。でも、筋肉モリモリの男たち。全身が武器のように鍛え上げている。そんな所にひとりで乗り込んで行くフランク。よほど自信があるのかバカなのか?案の定、ムキムキマンたちが襲ってくる。こんな奴らが襲ってきたら勝てる気がしない。見せかけの筋肉よりも戦う筋肉。痛みを感じない精神力。フランクがムキムキマンたちを次々に倒していく。信じられない強さ。ウェイトでムキムキ野郎をタコ殴り。みるみる顔が変形して行く。確実に死んでいる。敵に対して情け容赦ないパニッシャー。ボスもタークもビビりまくり。血まみれの顔で両手の親指たててグッジョブ。お茶目なフランクの一面。全然グッジョブに見えてない。血まみれの顔が怖すぎる。ニコライ・ポロズネフ。敵の黒幕の名前が判明。ロシアの実業家。警察組織出身。ロシア大統領と友人。戦う相手が巨大すぎる。フランク一人で、どうにかなるレベルではない。敵がどれだけ強大でも諦めないのがパニッシャー。幸いにもポロズネフはニューヨーク暮らし。これは、天の導きか?敵の親玉は目の前にいた。

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マダニの部屋から二人は退去。請求書の山とブラックカードは残された。意外に律儀なエイミー。部屋はきっちり掃除して片付けてる。誰もいない部屋を見て二人が出て行ったことを察したマダニが寂しそう。請求書の山の事など何とも思ってない様子。さすがセレブ。支払金額なんかどうでもいい。デュモン(フロリアナ・リマ)にかくまってもらっているルッソ(ベン・バーンズ)。きっかけがあると興奮状態発動。子供のようなルッソ。青い物を5つ探すゲーム。探す間にルッソの気持ちも落ち着いてくる。デュモンも闇を抱えていた。腕に何本もある傷。自殺未遂を重ねたに違いない。窓に近づき飛び降りるのかと思った。そうではなくて窓の外に恐怖を感じているのか?どちらにしても普通でないデュモン。同じ闇を抱えている者同士でルッソに共通なものを感じていたのかもしれない。

マダニとカーティス(ジェイソン・R・ムーア)の騙し合い。二人ともすでにニューヨークにフランクが戻ってきていることを知っている。それなのに、二人ともフランクの事など知らぬ存ぜぬ。薄々感づいているようなのに確証がないからそれ以上は踏み込めず。軍人らしからぬ女性が会に参加。よそ者が来るのを拒むメンバーたちがマダニを責める。戦地だけが戦場ではない。このニューヨークも戦場になった。そこで戦ったマダニ。頭に銃弾を受け死線をさまよった。実体験の凄み。その凄みに元軍人たちも黙ってしまった。マダニ恐るべし。結局ルッソの居場所はカーティスも知らず。マダニにとって収穫無し。

ビリー・ルッソを信望する軍人たちも存在する。腑抜けた世界に不満を持っている軍人たち。過酷な戦場で国を守るために必死で生き抜いた。それなのに国に帰ってきたらひどい待遇。人殺しと罵られまともな職に就く事も出来ない。日に日に不満が募ってくる。そんな時に出現した我らが軍人の代表ビリー・ルッソ。デュモンのカウンセリングを受けていた元軍人の男。彼もルッソの信望者だった。彼の戦友たちの中にも不満を持つ者たちが多くいる。そんな奴らがルッソの元に集まれば立派な軍隊の完成。危険な兆候。ルッソの中に再び野望が頭をもたげてくる。

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