注意:ネタバレです
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第9・10話「時空よ、永遠に(前・後編)」レビュー
次元を移動し、時空を移動してのダブルパンチ。細胞が分子レベルで悲鳴を上げている。ジョージャウを尋問していたメガネが何かをしたのかと思っていたけど濡れ衣。ジョージャウの細胞がこの世界に適応できずに勝手に悲鳴を上げていただけ。でも、このことを知っていたかのようなメガネはただ者ではない感じ。またもや球体に助けられた。球体が示すジョージャウを助ける術。何もない辺境の惑星に答えがある。他のクルーはなんともない。時空を移動しただけなら適応できるみたい。なんか、ご都合主義のような答え。1000年も時間を移動したら、かなりの負担がありそう。でも、それは大丈夫みたい。
話のわかる提督。こんなんでいいの?エメラルドチェーンの脅威が迫っている。胞子ドライブがあるディスカバリーは貴重な戦力。それなのに、辺境の惑星に行く事をあっさり許可した。ひとりのクルーのために惑星連邦全体を犠牲にする。わからなくもない。ひとりのクルーを見殺しにする事で、他のクルーからの信頼が下がる。言ってることは、理解できる。これをサルーが言うなら分かるけど、提督が言ってるから違和感ある。互いに言うべきことが逆になっている。遠回しにサルーには柔軟性が必要だとも聞こえてくる。それはわかるけど優先順位が違うような気がする。どちらにしても柔軟な提督でよかった。ジョージャウにとってはチャンスを与えられた。
いきなり現れたおっちゃん。誰?寒いのに、ベンチを置いて新聞を置いてる。どこでもドア?実写版ドラえもん?どこからどう見てもどこでもドアに見える。なんか、神に近い存在?ドアを通ったジョージャウが辿り着いたのは、懐かしのテラン帝国。悪魔艦長やん。マイケルも、メッチャ悪そうなメイクしてる。美的感覚が違うのかな?わざわざ女子プロレスの悪役みたいなメイクいる?だって皇帝はしてないやん。してなくても誰も指摘しないやん。指摘したら殺されるから?でも、そのメイクがトレンドなら、まずは皇帝がしそうなもの。皇帝、以前の残虐非道の皇帝と違う。ディスカバリーで過ごして感化されたね。別れの挨拶するときも名残惜しやった。残虐非道だけではなく、民を思いやる優しさも必要だと悟ったみたい。でも、テランの民は、そんな皇帝に納得するはずはない。だから、クーデターを企んでる。肝心のロルカの姿が全く見えない。名前は出るのに、姿は一切無し。ギャラの関係?契約の関係?なんかしでかして出演できない?
召使いのサルーが懐かしい。以前の皇帝なら、真っ先に食べてた。でも、境遇は変われど苦楽を共にしてきた友を食べるわけにはいかない。自分専用の召使いにするのが安全。マイケルのもとに置いておけば知らないうちに食べられてしまう。バハライの事もカミングアウト。
ジョージャウの優しさでもマイケルを改心させることはできなかった。これはショック?自分が変わったからマイケルも変えれると思っていたけど無理やった。育て方が悪かった?でも、その時は残虐非道で恐怖で統治することが最善だと信じていたから。違うやり方もあると気付いた時には遅かった。人を変えることは難しい。この世界のマイケルも、こっちの世界のディスカバリーへ行きクルーと共に過ごせば変わったかもしれない。でも、遅かった。刺し違えて親としての責任を果たす皇帝。この後、だれが統治するのかと心配になったけど知る術はなし。なぜなら、いきなり元の世界で気づいたから。テラン帝国は消え去った。真っ白な雪の上で気づいたジョージャウ。マイケルの話では、ほんの数分のこと。でも、生体データは3か月分。何が起こっている。ジョージャウの体は数分気絶して横たわっていただけなのに、3カ月分を過ごしている。つじつまが合わない。全ては夢でなく実際に起こったこと?時空の管理者?すなわち神?テラン帝国でのできごとはテストだと言っている。ジョージャウを助けるか助けないかのテスト。合格したみたい。元の時空へ戻してくれるみたい。全くの元の時代ではないけど身体に支障のない世界。トンネルを通れば永遠にマイケルやクルーとは会う事はできない。別れを惜しむ二人。キャラの濃いジョージャウがいなくなるのは残念。あの傲慢なやり取りがおもしろかったのに。でも、ジョージャウのスピンオフが決まっている。そこで、またあの傲慢なやり取りが観れることを楽しみに待とう。
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