注意：ネタバレレビュー 「第７話 目には目を」
NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2020Netflix.inc
原作・製作：スティーブ・ブラックマン
出演：エレン・ペイジ（ヴァーニャ）
トム・ホッパー（ルーサー）
デヴィッド・カスタニェーダ（ディエゴ）
エミー・レイヴァー＝ランプマン（ｱﾘｿﾝ）
ロバート・シーハン（クラウス）
エイダン・ギャラガー（ファイブ）
ジャスティン・Ｈ・ミン（ベン）
リトゥ・アリヤ（ライラ）
ユスフ・ゲートウッド（レイモンド）
マリン・アイルランド（シシー）
アダム・ゴドリー（ポゴ）
ケイト・ウォルシュ（ハンドラー）
コルム・フィオール（ﾚｼﾞﾅﾙﾄﾞ･ﾊｰｸﾞﾘｰﾌﾞｽﾞ）
キャメロン・ブリットン（ヘイゼル）
メアリー・Ｊ・ブライジ（チャチャ）
ホラー
ファイブ、戦闘能力高すぎ。
さすが、コミッションで長年エージェントをやってただけはある。
からだは子供、中身は筋金入りの殺し屋。
なんか、コナンみたい。
しかし、凄いね。
血しぶき浴びても、なんとも思ってない。
平然と次の奴を殺しにかかってる。
凶器が備え付きの火事の時に使うオノって。
普通、コミッションの幹部なんかの大物を殺しに来るんやったら用意するやん。
世界の終りのタイムリミットが近づいて来てるから、そんな余裕もなかったんかな？
ハンドラーもファイブにやらすんやったら武器ぐらい用意したったらよかったのに。
ハンドラーって、ちょっとぶっとんでるから楽しんでるんかな？
それとも、ファイブなら武器なんかなくてもやり遂げるやろうと信用してるのかな？
幹部たちのボディガードとかいてないの？
最重要機密事項やから、誰にも時間と場所を教えたらあかんかったんやね。
まさか、ハンドラーみたいな裏切り者がいてるとは思わんかったんやろうね。
幹部だけにしても武器ぐらいは持ってきたらよかったのに。
絶対に秘密が漏れへんっていう自信があったんやね。
ナイロン袋に入れられて、金魚すくいでとった金魚みたいになってるよ。
これがコミッションのボスとは。
どんな経緯でこれがボスになったんかな？
別に強いわけでもなく、特殊能力があるわけでもなく。
しゃべる金魚、かしこい金魚…… それだけやん。
バレてる
カールにばれてるやん。
そら、ばれるよね。
なんやかんや言うても、長年連れ添った自分の妻やもん。
様子がおかしいのに気づくよ。
やり手の営業マンやったら、なおさら。
人の気持ちの変化に敏感やから。
でも、意外と冷静に対処してる。
切れまくって暴れまくって、シシーとハーランと怖がらせたくないんやろうね。
たぶん、はらわたは煮えくり返ってプライドはズタズタになってるはず。
浮気相手が男ならボコボコにするなり、最悪殺すなりしたんやろうけど。
ヴァーニャが相手とは、複雑な気持ちやろうね。
これは、カールの言い分が正論。
ヴァーニャはあかんよ。
人の家庭に入り込んでグチャグチャにしたらあかんよ。
だまって消えたら丸くおさまるのに。
どこまで行っても暴走ヴァーニャ。
記憶を失くしても暴走してる。
これって本質的なヴァーニャの器質なんやろうね。
根本的に自己中。
自分が決めた事は周りが迷惑被ろうが関係なし。
2019年の世界を壊したばっかりか、人の家庭まで壊そうとしてる。
救いようがないよね。
憑依
「ゴースト ニューヨークの幻」っていう映画あったね。
デミ・ムーアとパトリック・スウェイジの出てたやつ。
あれみたい。
集中したら人に憑依して操ることができる。
Ｚネーションのドクも１０Ｋに憑依してた。
考えたら、けっこう憑依ネタってあるんやね。
ベンも死んでから、だいぶたつもんね。
寂しいやろうね。
自分のことを分かってくれるのが、クラウスひとり。
クラウスとしか、話ができない。
それが死んでからずっと続く。
孤独すぎる。
他の兄弟姉妹の姿も声も聞こえているのに、自分の存在は分かってもらえない。
ある意味、サッサと成仏した方が良かったんかも。
でも、クラウスにとっては大きな存在。
自分のことをありのままに理解している唯一の兄弟。
四六時中、一緒にいるから全てを知っている。
普通は、そんな存在あり得へんもんね。
人は誰しも、多かれ少なかれ家族や愛する人に言えない秘密があるはず。
でも、ベンの前では秘密なんかバレバレ。
だから、クラウスが唯一自分をさらけ出して本音を話せるのはベンだけ。
ある意味、最高の兄弟やね。
掃除機のセールス
別にカバン開けて、掃除機見せんでもええと思うけど。
スウェーデン人の兄弟、仕事にポリシーがあるね。
ちゃんと呼び鈴押すんや。
アリソンも不用意にドアを開けすぎ。
見るからに怪しい二人。
掃除機のセールスマンには見えへんし。
怖すぎる。
相手はプロの殺し屋。
素人のレイモンドがかなうわけない。
しかし、この兄弟はアリソンの能力を知らんかったん？
いやっ、知ってたよね。
ドアを開けた時に、アリソンの首に掌底をぶち込んで声を出せないようにしてた。
でも、それでは時間と共に回復して声が戻ってくる。
プロなら、ナイフでいきなり首を切り裂くぐらいしたら任務完了やったのに。
完全に作戦ミス。
アリソン復活して「噂を聞いたの」攻撃。
スウェーデン人の長男なみだ目。
これは、辛すぎる。
自らの手で弟の首を絞めて息の根を止める。
残酷すぎるけど、この兄弟はそれ以上の事をやって来たはず。
これは、今までやって来たことへの報い。
取り乱すよね、自分が弟を殺した現実を受け入れられないはず。
レイモンドが殺されそうでヒヤヒヤしたけど、助かって良かった。
なんやかんやいうても、レイモンドって根はいい人そうやし。
とにかく、掃除機のセールスが来たら用心せなあかんで。
タイムリミット
結局、あかんかったやん。
時間に間に合わなかった。
ルーサーとファイブとクラウスの３人。
正確には、ベンもいるから４人。
クラウスに関しては、ベンが憑依してなかったら来てなかった気がする。
意外と、この世界での気ままな生活に馴染んでるし。
まだ、デイブを助けるチャンスはあるかもって思ってるかも。
もう、この兄弟姉妹を象徴してるわ。
みんな自分勝手。
協調性なし。
中身は子供。
2019年の世界が終わったのも、あながちヴァーニャだけの責任ではないのかも。
しかし、ヴァーニャの能力は宝の持ち腐れ。
後ろから殴られて気絶するって、素人レベル。
これが、殺意を持った敵なら殺されてる。
いくら、世界を滅ぼす能力を持っていても使いこなせないなら意味がない。
ヴァーニャだけが訓練を受けてないから、しょうがないか。
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