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【海外ドラマ】フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン5第6話「星の王子さま」レビュー(ネタバレ)

注意ネタバレ

fearthewalkingdead
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レビュー

バラバラの飛行機、何処から持ってきた?そもそも、飛行機の整備経験のない人たちで、バラバラの飛行機を飛べるまでに修理できるものなのか?絶対に、そんな飛行機には乗りたくい。落ちるのが目に見えている。落ちる以前に、飛ぶことすら難しいかもしれない。飛行機が墜落した事を忘れてしまった面々。そんな事は、なかったかのよう。でも、こちら側に取り残された原因は、飛行機が墜落して飛べなくなったから。操縦経験のないアルが操縦した結果。無謀な挑戦。どんな根拠があって操縦できると思ったのか?パイロットですら、専門的な教育を受けてやっと飛べるようになる。底抜けに楽観的な人たちの集まり。苦楽を共にした仲間たちのピンチなら、無理をしてでも助けに行く。でも、今回は無線からの助けを求める声。もしかしたら、罠かもしれないと考えなかったのか?見ず知らずの人を助けるのは悪くはない。むしろ、そんな事をする人には敬意を払うべき。でも、モーガンの提案が仲間を危険に晒してしまった。

責任感の強いアニー。誰も頼ることは出来ない。両親との約束。年長の自分が皆を守ると約束した。被ばくして死人となった両親たち。頼る者は、どこにもいない。周りは敵だらけ。誰も信用などできない。モーガン達と行く方が安全なのは分かっている。でも、子供たちを守るべきは自分。アニーの葛藤。アニーの気持ちを感じ取るルシアナ。一緒にいる方が安全なのは明白。でも、アニーの考えも尊重するべき。アニーの気持ちが変わって残る事を、わずかに期待するルシアナ。期待は裏切られた。無くなった車のキー。何重にも繋がれた死人たち。頑なに助けを拒むアニーの気持ちのあらわれ。そこまで頑なになるには理由がある。いったい、どんな理由があるのか?

一刻を争う事態。原発のメルトダウン。グレイス一人では、限界がある。被爆しているグレイス。刻一刻と命が削られて行く。発電機を持って行くモーガン。師匠からもらった愛着ある棒。しかし、それは放射能に汚染された、ただの棒。特別なものと思っていた自分。それは、間違いだったことに気づくモーガン。もう、犠牲者をだしたくないグレイス。ひとりで原発に向かうグレイス。原発を任された責任。志半ばで散っていき死人となった同僚たち。彼らの思いを受け継がなければならない。モーガン達が安全なところへ行くまでの時間稼ぎ。カウントダウンは始まっている。

nuclearpowerplant

シェリーを捜すドワイト。ジューンを捜し続けて見付けたジョンが同行する。くじけそうなドワイトを励ますジョン。諦める事なく捜し続けた結果。やり遂げた者の言葉の重み。ジョンの言葉に背中を押され力づけられるドワイト。食堂で何者かに襲われ自ら命を絶った男。この世界では、ありふれた光景。死人になるぐらいなら自ら命を絶つ方がまし。さすが、元警官のジョン。シェリーの書置きを発見。ドワイトの心に希望が溢れてくる。人を殺してしまったシェリー。自らの身を守るための自衛行為なら仕方がない。頭では分かっていても人の命を奪った重みがのしかかってくる。だからといって、追ってくるであろう夫の気持ちを拒む必要は無いはず。むしろ、こんな世の中だから誰もが理解を示すはず。

しかし、シェリーは夫との決別を選んだ。不可解な決断。見たくないものを発見してしまったジョン。ドワイトの苦悩が目に見える。だからと言って嘘を言っていいものなのか?正直にシェリーの書置きを見せるべきなのではないのか?決断するべきはドワイトの権利。ショックを受けるであろうことは目に見えている。だからと言って事実を継げないのはどうなのか?人のいいジョン。ドワイトがショックを受けることを気遣っての行為。ドワイトが落胆する姿を想像しただけでいたたまれなくなった結果。でも、この事をドワイトが後に知ったら激怒するに違いない。嘘も方便。バレなければ、それも通るかもしれない。でも、シェリーの居場所までは近づいている。どこかで、ドワイトとシェリーが出くわす奇跡が起きるかもしれない。その証拠に、ドワイトはシェリーを捜す事を諦めていない。ジューンを捜すことを諦めなかったから、探し当てることが出来たのを忘れてしまったのか?言うに言えない状況。言い出せないと、ますます言い出せなくなる泥沼。そこにハマってしまったジョン。心の中でモヤモヤが広がって行く。

そんな手があったのか、死んでからもなお仲間にヒントを送るジム。ダニエルから盗んだ飛行機を壊してしまったストランド。でも、それはダニエルを助けるため。飛行機のエンジンの中は、肉片だらけ。あっちでも、こっちでも飛行機の整備経験の無い者が修理に奮闘。こっち側では、エンジンが動いたのにプロペラが飛び跳ねる。軸がぶれているのか?プロペラ自体に問題があるのか?飛ぶ前に問題山積。メルトダウンまでに飛び立てる気がしない。この人たちに計画と言う言葉は無縁。気球を手に入れプロペラを運ぶストランドとチャーリー。途中でお約束の燃料切れ。気球は、ドンドン降下して行く。なぜに、燃料を十分入れて来なかったのか?燃料が無いわけではないはず。もし、燃料が残り少ないのであれば飛行機を修理しても飛ぶことは出来ないはず。考えられるのは、計算間違いの凡ミス。それも、間が悪いことに原発の近くにみるみる降下。死人たちにとっては、ごちそうが降ってきた。普通の死人たちなら、なんとか突破できるかもしれない。でも、今回は難しい。被爆ゾンビの集団。少しでも触れたら被爆してしまう。近づくのも危険。ワラワラと森の中から湧いて出てくる被爆ゾンビ。絶体絶命の状況。こんな事になるなら来なければよかった。そんな考えがストランドの頭に浮かんだのかもしれない。なんで一緒に来てしまったのか?そんな考えがチャーリーの頭に浮かんだのかもしれない。とにもかくにも、絶対絶命。

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